金剛寺-五社山-外山-三方塚-牛道峠-大師
雪の里山ハイキング3>
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金剛寺 9時50分到着。
金剛寺の道路の端っこに車が2台。
中に1台。
中の1台は,僕達が到着すると間もなくいなくなり。
路駐の2台は?お墓参り?
実はですね。
金剛寺まで2種類の靴を持って来て,現場でチョイスしようと考えていたのですけど。
出だしの時計事件で,ローカットのみを車に積み込んで出かけてしまったのです。
さらに,スパッツ(ゲーター)まで置いてきてしまう失態を。
更に,日の当たる窓辺に置いておいた腕時計を忘れるという,とんでもない事までやらかしてました。
当然戻って,復活しない時計の代わりに,通常モードで使う時計を持って行ったのですけど。
しかし,靴とスパッツは,またもや忘れました。
玄関先で交わしたtomoさんとの会話。
「忘れ物は無いかな?持って来てくれって言われても,持って行けないからね」
「そりゃ,そうだ。でも,で~じょうぶでっせ。旦那!」
「ムムムム・・・無念じゃ」
金剛寺 9時56分出発。
登りはじめはほとんど雪が無く,「平気」だったのですが。
徐々に「ヤバク」なってきたのです。
雪の上に多数の痕跡が「ナッ?何奴!」
何やら奇怪な円をベースにした幾何学模様がテンテンと。
それも,ごく最近・・・おそらく今日。
エイリアン?
こんな足後を付けるエイリアンって。
「ウッヒャー」
「・・・・・・・」
ストックですね,スノーバスケットの付いた。
もしやこの足跡の主は?
金剛寺に置いてあった2台の車に乗ってきた人達?
里山ハイクの人たちの車だったのでは?
動物の足跡は,今日ではなさそうです。
その他には,オフロードバイクのタイヤ痕が多数。
たまにすれ違う事がありますが,狭い道なのでできれば,出逢いたくないな~。
と心の片隅で願いながら
中ノ沢から登ってくる道と合流。
五社山へ向かっていると
いち早くBethがフリーズ。
耳を澄ましてみると。
五社山方面から話し声と共に,表面が凍り付いたザラメ状の雪を踏みしめる音が多数。
「ザク,ザク,ザク,ザク」
おおお!人が一杯。
おじちゃま,おばちゃまの集団がこちらに向かってきました。
「こんにちは」と僕
「こんにちは」おじちゃま達。
「こんにちは」おばちゃま達。
みんなの視線は僕じゃなくBethに注がれてました。
しかし,Bethは落ち着かない様子で,尻尾が垂れさがり,かすかに「ウ~」と唸りながら尻込みしてます。
振り向いて行先をトレースすると,樽水方面へ。
行先は,樽水ダム湖畔公園か金剛寺って事だと思いますね。
「お~,金剛寺の車は,やっぱりこの人達のかも知れないな~」
誰もいなくなったのを確認して。
「Let's Rock'n Roll」
そしてそのまま五社山展望台へ