白石スキー場-不忘山(-南屏風岳-屏風岳) ピストン ソロ
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白石女子高山小屋跡-不忘山
- 白石女子高山小屋跡 8時04分
暑いので,長袖シャツ一枚になり。
全編通して,できるだけ動画に収めようという意気込みを持って入山はしたものの。
その意気込みを維持できる?かは,体力頼みってとこですね。
人気ランキングでは,比較的低い山です。
その理由は「兎に角スベル」と噂される登山道にあるとの事。
受験生は登らないほうが良いでしょう!!(等と訳判らない事を考えてました)
僕は滑り続けてるので,いまさら山で滑ったぐらいで,驚きませんけど。
ま,やれるだけ,やってみましょう。
- ユキトリ沢 8時30分
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まだまだ,No problem.
上を目指せ!!
- アザレア平 8時40分
- 「おおお!不忘山」
全くの快晴で,ほぼ無風。
登山日和・・・ちょっと暑いですけど。
迂廻路分技 9時02分
下りの時。
弘法清水から左に入って下ってみて判ったのですが,この迂廻路の方が遙かに歩きやすいです。
土留め用の柵は,流水で脇がえぐれ,溝になっていたり,浮き上がっている物もあり,凄い事になってました。
木道や木段は,ボルトナットで固定されていましたが。
土留め用の柵は,釘で固定されてる部分があり,壊れた物は釘が露出していました。
釘を使うのは止めて頂きたいですね。
とても危険です。
現場監督時代,錆びた五寸釘を踏み抜いたことがあります。
ハンドホールの蓋を退かそうとしていた,現場の人の手伝いをして,やってしまいました。
マズイですよね。
現場監督がスニーカーで現場にいては。
そして,もっとまずかったのは顧客である管財課の中間検査中だったのです。
激痛が走りました。
そして,顧客の手前労災を隠蔽しました。
痛いのは自分だけなので,なんとか・・・後日腫れて1週間以上歩けなくなりました。
痛さに耐えかねて病院に行って怒られました。
「破傷風になったらどうするの?」って。
破傷風の注射の痛い事。
そしてその治療法は,空いた穴の消毒なんだけど,これが何ともスゴ~ク痛いのです。
開いた穴全てを情け容赦なく「グリグリ」するのですから。
「麻酔して・・・お願い」
あの痛みは,忘れることは無いでしょう。
等と余裕で考えることが,まだできてました。
- 弘法清水 9時08分
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不忘山頂上への道は,最大の難関に差し掛かりました。
(迂廻路は無)
兎に角,一生懸命。ひたすら一生懸命登る。という感じですね。
流石に撮影できませんでした。
ここをストレスなくクリアできる体力作りが課題ですね。
今の僕にはキツイと感じました。
最初のガレ場(1976年8月1日遭難の慰霊碑あり) 9時46分
- 不忘の碑 9時57分
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黄色のペンキで「ガンバレ」と書いてあったので,思わず「ガンバルド~」って返事しました。 - 頂上 10時16分
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「気持ちいい~。最高!!」
決断の時。
出発はほぼ予定した時間だったし。
不忘山到着予定時間は10時05分。
11分の遅れです。
「南屏風岳まで行けるじゃないっすか」と判断。
稜線へ下る道(祠のある方)へ
「ン?」
この稜線へ下りる道を見た瞬間。
『ビビッてしまいました』
実は高いところが大の苦手です。
ゴンドラやリフトも苦手です。
でも,今年岩沼山の会に入会して,安達太良や月山で,免疫が若干付いたのだと思うのです。
ここまで,ソロで登ってこれる様にまで成長したのですから。
齢いっていても,成長はするんだね~・・・多分。
山の会に感謝しなければ・・・。
基本的に景色のよくない雑木林であれば,どんなとこでも平気なのですが。
森林限界を過ぎた見晴らしのいい稜線などは,とっても苦手です。
脚がすくむというのではなく,あまり具体的には書けませんが・・・・・・・・お尻がビビるのです。
「じゃ,何で山に登るのさ」
それはですね。元気が出るからです。
安達太良に登ったとき,心底そう思いました。
なにか,とっても頑張れる気がしてくるのです。
「ヨ~シ。ヤッタロウジャンカ」って。
ここが,僕の限界点と判断。
未練は残りますが,「行きはよいよい。帰りは恐い」になるといやなので。
「行きはよいよい。帰りは酔い酔い?」もっとイヤデスけど。
新しい祠があったところまで戻って。
ちょっと早いけど「山メシ」にしようと,振り返ると。
古い祠が岩場の上に顔を見せてました。
チョット登ってみてみると,風雨にさらされてボロボロ。でも妙な重々しさを湛えていました。
そして新しい祠の前で
少し早目の「山メシ」time 10時38分
朝5時頃の朝食だったので,調度良い感じです。
身体が冷えてきたので,シャツを一枚重ね着しつつ。
「いただきま~す」
ホットドッグとホットコーヒーをのんびり堪能。
何時ものホットドッグですけど,何か特別に美味しい気がします。