蔵王

蔵王

毎年のように,季節変動が極端になってます。
熱中症予防にエアコンを使えば,結果は判りきった事です。
目先の欲望に目がくらみ,技術と金銭欲の先にあった現在。
欲望の先に有るのは・・・・

ジリジリ照らされる太陽,そして,コンクリートとアスファルトに蓄熱された暑さ。
夜のとばりの中で,蓄熱された暑さが放出され,更なる悪循環を繰り返す。
「アホ」ですな
年を追うごとに増す異常な暑さ。
異常気象の根源は,僕達が生活の為に垂れ流している,膨大なエネルギー。

いずれ枯渇すると判っていながら,エネルギーを垂れ流しながら生きる。

人の営みは矛盾に満ちてますね。
つくづく思います。


2018年7月14日(土曜日)
岩沼山の会
参加人数26名

蔵王1


6月末に遭難者が出たのは,もしかして蔵王寺から蔵王古道へ行こうとして
かもしか温泉方面へいって遭難したのでは?
等と噂をしながら・・・

蔵王への避暑ハイキング。

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エコーラインで観光地化されたとはいえ,なかなかの景観です。

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余裕を持った行程だったのですが,大幅に遅れる事30分以上。
刈田岳でトイレ休憩・・・「どこでお昼にする?」

レストハウス?
熊野岳?

御田ノ神園地に下るメンバーと熊野岳に登るメンバーに別れる事になり
別れる前に 登山道の脇で

当然でしょうね
僕達は山に来てるんですから。
「広いところで,風に吹かれながら食べようヨ」
狭苦しいところに,集団で入って行って場所を占領。
観光客の視線を気にしながら食べるのは,ちょっとね。

2018.07


代表が持ってきたビールは泡ばかりなり(高度が高いもんね・・・でも美味しい)

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真青な空と,荒涼とした山肌。
不思議なコントラストを醸し出しています。

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メンバーの方に撮影して頂きました

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シルエットで浮き上がる人の影は,とても美しく感じます。

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颯爽と馬の背を歩く女性。

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湧きあがる雲

そして,黄昏る2人。

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いろんなタイトルが思い浮かびます。

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とても素敵な山行でした・・・みなさんありがとう。



もっと速く,もっと楽に,もっと高く,もっと遠く。
『More』
そして,もっと長く。
『歩きたい』

馬の背

2016年 9月17日(土曜日)

大黒天-刈田岳-馬の背-熊野岳-馬の背-御田ノ神園地
総勢27名 プラス 準会員1名(高校生)高校生は今年2回目の参加

9月17日 禿岳 熊野岳に変更2

ジャンルとしては軽ハイキングの部類だと思います。
刈田岳のレストハウスまで車で行けるので,
刈田岳から熊野岳の馬の背は登山客よりは観光客が多いですね。
結構軽装で寒そうにしてました。
我々は大黒天から歩きます。




実を言いますと,ここに登るのは中学の時依頼なのです。
割と本格的に山に登り始めたのが去年からですので,一か月1回から2回山行を繰り返しても,そんなに登る事は出来ない事を実感しています。
数こなせばいいという事ではないにしても,山歩きにはやはり,慣れも必要でしょうから。
その前に霜降り筋肉と高所恐怖症を克服しないといけない。
それにしても,日本には・・・いや,東北には。
山が一杯あるんだな~と実感しています。

今回は,近所の高校生も定期試験が金曜日で終了したので,仁田沼に続いて2度目の参加。
なにか,違う雰囲気が漂っています。
流石,バリバリの現役高校生ですな。
身体がとても軽い。


お天気は,ここの所あまり良くありません。
更に,
台風16号がバナナカーブを描いて,上陸しそうな気配を漂わせていました。
(この16号マラカスという名だそうで,なにか地味に喧しそうな台風なのです。)
マラカスの意味
後で調べたらフィリピンタガログ語で ”強い”を意味するのだそうです。
僕は勝手に楽器のマラカスと思ってました。

無理に曲がってこなくてもいいのに~。
直進して大陸に行ってしまいな~。
「なんとか持ちこたえてくれ~」
「カッパ着たくないよ~」
洗濯とアイロンがけがメンドイです。

10:00 大黒天登山開始

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ダイタイ100mで10mの登りが続きます。
のんびり登れるコースです。



5分経過

登り始めてすぐに振り返ってみると,大黒天と五色岳の間を流れる濁川が見えました。

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20分経過

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五色岳

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23分経過

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42分経過

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51分経過

お釜(五色沼)
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65分経過

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70分経過

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ここで馬の背はガスで真っ白になってました。


    ここでの選択肢は

  1. このまま熊野岳に登ってみてどうするか決める。
  2. レストハウスで山メシ後熊野岳に登る
  3. 熊野岳登って刈田岳に戻って切ってからレストハウスで山メシにする。

  4. さ~山の会のチョイスは何番でしょう。
    2番でした。
    まずはメシ!!
    レストハウスで山メシとなりました。
    集合時間は12時と決定。



軽く1時間動いただけなので,お弁当食べたらお腹一杯。
    お弁当の内容は
  • おにぎり2個
  • オカズ(エビフライ2本・唐揚げ1個・煮豆・煮しめ)
  • フリーズドライ豚汁+お湯(個人的に準会員の高校生と飲もうと持ってきました)

ここで,おにぎりを一個残して,後で食べるという選択肢もあったと思うんです。
しかし,目の前にぶら下げられた美味しいものに「ガブリ」
という訳で,食べ始めたら止まらない。
満腹中枢など馬の背の突風とともに飛んで行ってしまったのです。
「食べられるときに食べる。それが生きる術!」
な~んてね。イヤシイだけなんです~。
お昼寝した~い。
ここでちょっとレストハウスの問題点に触れておきます。
レストハウス内は禁煙となっており,刈田岳方面の入り口付近に喫煙所が設けられてますが。
パーテーションで区切ってあるだけでした。
禁煙と言うより分煙かな。
愛煙家の皆様,到着と同時に一斉に狼煙をあげだします。
一息つくとまた一斉に狼煙。
出発前にまた狼煙。
いや~。狼煙は外であげないと意味ないでしょ。
煙いので一切禁煙にしてほしいです。
僕は頭が痛くなったので,メシ以外は外にいました。



12時 集合

その時のお釜は

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やっぱり俺は晴れ男だ!!

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寄り道しまくり・写真撮りまくり。
山の会の隊列はバ~ラ,バラ。
隊列を乱すのはいつも同じ人達です。
僕とおねーさん数名。
「すみません」

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熊野岳の旧制仙台二中遭難供養塔に着いたときは,ガスがかかり始めてました。

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ほんじゃ次の場所,御田ノ神園地へ

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哀愁漂う背中・・・現実の受験勉強の世界へ戻る高校生。

御田ノ神園地で
「パンパン」

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目指す大学に入れますように!
「パンパン」
お賽銭は「とっておきの10万ゼニー。取っておきな」



結局マラカスは,数日後シャカシャカと音を立てながらカーブを描いて,縦断して行ったのですが。
取りあえず我らの山行中は,ギリギリのところでお天気は持ったのです。
その映像です。





水引入道(コガ沢ルート)

ガイドブックには
≪紹介した山の中では最もベテラン向けのコース≫
と記されており,流石に1人で行くのは躊躇してました。


いつかは越えなきゃいけない山なんでしょ・・・だったらトットト越えてしまったら。
と言うtomoさんの一言が後押ししたのは言うまでもないのですが。

一週間ほど前に「登ろうよ」って,誘ってくれたMr.kの存在は大きいですね。
「誘ってくれるうちが花よ!」と耳元で誰かが呟く。
2日ほど考えてから,そのお誘いに「ノッタ」のであります。

選んだルートは,
水引入道(コガ沢ルート)-屏風岳-南屏風岳-不忘山。
やるんだったらトコトンですぜ!
ジャンボリールートはエスケープルートにとっておくことにしました。



岩沼出発 6時

みやぎ白石スキー場は,ガスがかかっており,霧雨がキリサぐらいの状態でした。
早速準備に取り掛かりながら,周りを伺うと。
車が我々の他に2台。
1台からは男性1人と女性2人。
おおお!若い女性連れスカうらやましい!それも2人。何と贅沢な?
コッチトラむさ苦しいおっさん2人(Mr.kごめんなさい)
登るかどうか迷ってる気配・・・明らかに及び腰?
もう1台は明らかに山ベテランのお兄さん。
かれは躊躇なくコガ沢コースの水引に向かって行きました。
我々は,
こんなの雨の内に入らないよね~。
と呟きながら。
トレッキングブーツの上からスパッツをしっかり装着したのであります。
高下ではスパッツなしで登り(忘れたのです)デロデロになったので,今日はしっかり持ってきました。

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登山届とオトイレタイムを済ませて。


山ベテランのお兄さんの後からのんびりとコガ沢コースへ

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このコースは,取り付きまでが長いんだよね~とMr.k

「ナルホイド」

嫌がらせの様にコガ沢に下りては,また登るを繰り返します。
なんとも意地の悪い登山道です。
かなり性格の屈折した先人?が切り開いた?

我々はトレースしてるだけなんですから,負けられないわけです。

だからこそ,やる気も出るってもんです。
「ウリャ!」

ここで体力を使い切ると取り付きからの急登がヤバイことになりますぜ!
と一言教えてくれたMr.k。
基本的に初心者の体力なので,小出しに使っていたのでは,登りきれないのでないのでありまして。
と言うことで,助言は頭の片隅のほうに刻んでおくことに。
「ヨイショ!!」

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水場で水を補給し。

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そこから先は今日の本番なんですが。
伝家の宝刀?のカメラはバッグパックの中にしまい。
登るのに集中することにしました。

一番撮りたかったエリアなんですが,カメラ壊したくないし。
僕の力量を考えるとぶら下げてない方がいいと判断したのであります。

コガ沢の渡渉までの行程,渡渉後の行程の写真は次回のお楽しみって事にしました。
つまり,また来るぜって事です。

樹林帯の中はガスってましたが,樹林帯を抜け,

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振り返るとそこには。

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雲海が広がっていました。

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コガ沢コースとジャンボリーコースの分技点です

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砂礫はやっぱりとても歩き難い!
などとブツブツ言ってる間に頂上到着。




水引入道 10時30分

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ここで大休止。
スッポンポンになって,頂上を満喫。
(上半身だけです)
昼寝したら気持ちよさそう!

ここまでで,あらかた力を使い果たしているので,エネルギーを補充。

充分な休息をとって出発。

水引入道から水引平へ・・・池塘の前で小休止。

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そして稜線へ
屏風岳と南屏風岳を結ぶ稜線への登山道は,結構きついです。
使い切ったエネルギーは,補充した燃料がすぐにエネルギーに変わるわけはないので。
エンプティーな状態で,必死に這い上がるように登ったのであります。



稜線までの登山道で2人とすれ違いました。
女性1名(ボッチ登山:山形。水引平で引き返すと言ってました)
男性1名(たぶんボッチ登山)

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屏風岳-南屏風岳-水引入道分技 12時~12時40分

ここで山メシタイム。

さすがに稜線は登山者がいましたが,思ったより少ないようです。
おそらく,今が旬?の馬の背に集中してるのかもしれないな~と,山メシを頬張りながら。
それにしても水引入道は人気無いんだな~。
楽しいけど・・・しんどい・・・でも楽しいのに!

tomoさんが漬け込んだ梅干をご飯と,大葉の塩漬けで包んだ・・・おにぎりですな。
それと,冷たく冷やしたきゅうりの一本付けを食べたいと。
バッグパックの中で無残にも小さくつぶれ,妙に生温かいホットドッグを食べながら思ったのでした。


南屏風に向かう稜線ではすれ違う登山者がチラホラ。
殆どは南屏風で引き返す人たちの様です。

時折風が吹く稜線はすがすがしくて最高でした。



雲海の上の空中散歩です。

雨だと思って引き返した人は,とってももったいない事したのだよ。
「フフフ」




13時 南屏風岳

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ここから先は砂礫の稜線が続き,歩きにくいです。
もともと,得意ではないのですけど。
ひざ周りのサスペンションにガタが来てるような感じで,足底のスベリを吸収しきれなくなってます。
だから滑るのが怖くて・・・見事なへっぴり腰だと想像して頂いて結構です。
へっぴり腰だと更にスベルのですよ。
「ズリ,ズリズリズリ~,ズリッ・・ドテ」
解っていても
「ズリ,ズリズリズリ~,ズリッ・・ドテ」

more,More,MORE !! ガンバらねば。


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不忘山 13時50分

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頂上から少し下った岩場で,トレッキングブーツと靴下を脱いで素足になり・・・残ったおやつ等を食べつつご休息。
足はですね。
露出して真っ赤に日焼けした腕とは対照的に,モゾコクも見事に白くふやけてました。




不忘の碑とカエル岩 14時30分

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この辺りの標高が雲海の上限の様でした。
この辺りから下に行けばいくほど,徐々に日が差し込むことはなくなり,薄らとしたガスの中を下山。



「さ~。もうちょっと行くと,ヌルヌル不忘のヌルヌル地獄が始まります」
体力に余裕があってもあまり得意ではないのですが。
今日はほとんど断末魔?状態なので・・・・
「ヌルリン・・・ドテ」

「踵からついてるよ」と叱咤激励の言葉が飛んできます。
解ってるんです。
でも解ってないんです。
と訳の解らぬ自問自答。




16時 到着
 
やはり登山口はガスがかかったままでした。
ORF





みやぎ白石蔵王スキー場のレストハウスでアイスを堪能。
アイスクリームの上にわらび餅と黄粉がのってました。
意外と美味しいです。




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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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