僕とBethの散歩は早朝が多く。
たまに日中の散歩をする時は,
殆ど山か川か海に行ってしまうのであまり人とすれ違う事はないのですが・・・・。
それでも時折,
すれ違う人の中に微笑んでいる?
というよりニヤニヤと言う感じですれ違っていく人がいます。
「え?もしや・・・。」
と思い,おもむろにそしてあまり露骨にではなく,できるだけできるだけさりげ~なく。
ズボンお前を道端でまさぐっていたら「ヤバイ」っすからね。
・・・ズボンの前に右手を・・・
「閉じられたまま」になっているのを何度か確認する作業にしばし没頭するのです。
全神経が右手の指先に集中し,
瞬時にしまっているはずのチャックのありかを見つけだし,
閉まっていることを確認するのです。
当然歩きながらです。
そして開いていないことが確実に確認できたとき,ほっとするのです。
でもなんでニヤニヤしながらすれ違っていったのだろう。
帰宅してから鏡の前で確認すると
「ウワッ!ナンダコリャ」
たいしたことのない,いつもの自分の顔です。
風体がおかしいのかな??
「ウ~ン」
とうなっていると
後ろからtomoさんが
「ナル君なにやってるの?」
彼女流にナルシストのことらしいのですが。
ニヤリストの話をして,
「俺の恰好変かい?」
って聞くと
「全然変だよ」
「えっ?」
「うそだよ。私もニヤリストさんとは会うよ。
Bethのことがおかしいのか?自分のことがおかしいのか?一瞬頭をよぎるし」
昭和の時代。
まだ蒸気機関車が客車を引っ張っていた時代の話なのですが。
若き日のmicchiが同僚と二人で北海道出張に行った帰り。
なんとか青森まではたどり着いたのだけど,
ハードなスケジュールで二人ともかなり疲れていて。
座って帰りたい。
あわよくば横になりたいと思い思案に思案を巡らせた結果。
両方のほっぺたに葉っぱを貼り付けることを考えたのだそうです。
そうすれば,周りの人は不気味に思って寄ってこないだろうって。
そしてそれを実行しちゃったのだそうです。
どこでそんな大きな葉っぱを調達したのかは不明ですが,
農業関係の研究員だった彼らだったら,
どこかで調達するすべは心得てるだろうと勝手に納得したのです。
どんな気持ちだったのかは聞き逃しましたが,
葉っぱ青年二人組は,
青森発上野行きの汽車に堂々と乗り込んだらしいのです。
彼らの思惑通り周りの人たちは,気味悪がって近寄ってこなかったそうです。
「してやったり」と思ったそうです。
かなりの強者ですね。
そしてゆっくり対座シートを二人で占領して横になってきたんだって。
「ヤルナ~」
ニヤリストさんと会ったときは,
なぜかこの武勇伝を思い出すのです。
たまに日中の散歩をする時は,
殆ど山か川か海に行ってしまうのであまり人とすれ違う事はないのですが・・・・。
それでも時折,
すれ違う人の中に微笑んでいる?
というよりニヤニヤと言う感じですれ違っていく人がいます。
「え?もしや・・・。」
と思い,おもむろにそしてあまり露骨にではなく,できるだけできるだけさりげ~なく。
ズボンお前を道端でまさぐっていたら「ヤバイ」っすからね。
・・・ズボンの前に右手を・・・
「閉じられたまま」になっているのを何度か確認する作業にしばし没頭するのです。
全神経が右手の指先に集中し,
瞬時にしまっているはずのチャックのありかを見つけだし,
閉まっていることを確認するのです。
当然歩きながらです。
そして開いていないことが確実に確認できたとき,ほっとするのです。
でもなんでニヤニヤしながらすれ違っていったのだろう。
帰宅してから鏡の前で確認すると
「ウワッ!ナンダコリャ」
たいしたことのない,いつもの自分の顔です。
風体がおかしいのかな??
「ウ~ン」
とうなっていると
後ろからtomoさんが
「ナル君なにやってるの?」
彼女流にナルシストのことらしいのですが。
ニヤリストの話をして,
「俺の恰好変かい?」
って聞くと
「全然変だよ」
「えっ?」
「うそだよ。私もニヤリストさんとは会うよ。
Bethのことがおかしいのか?自分のことがおかしいのか?一瞬頭をよぎるし」
昭和の時代。
まだ蒸気機関車が客車を引っ張っていた時代の話なのですが。
若き日のmicchiが同僚と二人で北海道出張に行った帰り。
なんとか青森まではたどり着いたのだけど,
ハードなスケジュールで二人ともかなり疲れていて。
座って帰りたい。
あわよくば横になりたいと思い思案に思案を巡らせた結果。
両方のほっぺたに葉っぱを貼り付けることを考えたのだそうです。
そうすれば,周りの人は不気味に思って寄ってこないだろうって。
そしてそれを実行しちゃったのだそうです。
どこでそんな大きな葉っぱを調達したのかは不明ですが,
農業関係の研究員だった彼らだったら,
どこかで調達するすべは心得てるだろうと勝手に納得したのです。
どんな気持ちだったのかは聞き逃しましたが,
葉っぱ青年二人組は,
青森発上野行きの汽車に堂々と乗り込んだらしいのです。
彼らの思惑通り周りの人たちは,気味悪がって近寄ってこなかったそうです。
「してやったり」と思ったそうです。
かなりの強者ですね。
そしてゆっくり対座シートを二人で占領して横になってきたんだって。
「ヤルナ~」
ニヤリストさんと会ったときは,
なぜかこの武勇伝を思い出すのです。