秋刀魚

strange boutique : haevest season

harvest season

  • 秋は胃袋と共に訪れる。

  • 涼しくなると体を温めようとします。
    温めるためには代謝をあげる必要があります。
    代謝をあげるためにはエネルギー(燃やすもの)が必要です。
    だから秋はお腹がすくのです。
    単なる食いしん坊と言うのではなく。
    身体の摂理に正直に反応した結果なのです。
    (食いしん坊の言い訳)
    1. はらこ飯
      harvest seasonはらこ飯

      やっぱりはらこ飯は,この時期無視できる存在ではありません。
      本場はやはり亘理町荒浜ですね。
      そして,荒浜の人たちにとっては,ソウルフードと言っても過言ではないのだと思います。
      秋と言えば様々なまぜご飯やおこわが出回るときです。
      例えば栗ごはんや茸ごはん等。
      でも,これらはあまり歓迎されない。
      歓迎はされるけどはらこ飯ほどではない。と風のうわさで聞きました。
      隣町なのですけど,我が家ではそんなことはありませんでした。

      亘理町荒浜出身で入社一年目のヒロト君は,はらこ飯を会社に釜一杯もってきました。
      その釜は釜でもデカいんです。直径30㌢はあったと記憶しています。
      僕は部署が違ったので持って来ていたのは知りませんでした。
      そしてお昼。
      みんながそれぞれに頼んだお弁当や,作ってもらったお弁当を食べ始めてから30分以上経過してから。

      お昼休みは60分で5分前には各自の仕事場で仕事の準備をはじめます。
      午後1時になった時には,午後の仕事をスタート出来るようにするためです。

      何やら大きい釜を持ってみんなが食事してる休憩室に入ってきたヒロト君。
      「荒浜の名物『はらこ飯』です。母が作ってくれました。食べてください」
      って恥ずかしげにみんなの前でそれもおずおずと・・・。
      ①言い出すタイミングを計りかねてしまったのか。
      ②仕事が長引いて昼食時間まで食い込んでしまったのか。
      ③上長ののいじわるで②を強要したのか。
      多分すべて否定できない物がありますが,③が一番有り得るかな。

      何せ,精力絶倫?の人だったのです。
      僕も二の腕にあざを作られたことが何度かあります。
      気に食わなかったり,言うとおりに動かなかったりすると,そういう行為に及ぶんですね。
      滅多にいないと思いますが,似たような感じの人は多くいますね。
      ストレスが他人に対しての攻撃のトリガーになる人。
      明らかに八つ当たりとは違う部類のものです。

      「エ~。食い終わってから言ううなよ」ってみんな一斉に。
      昼食のお弁当を頼む時は10時までに,メニューを記入するとそれを業務が手配してくれることになっていました。
      「事前に行ってくれなきゃ,ダチョウの胃袋じゃないんだからさ~」
      可愛そうにしょげ返るヒロト君。
      有志が午後の仕事を犠牲にする覚悟で,食べ始めたのですが。
      全然力及ばず。半分以上残ったのであります。
      ヒロト君はとっても悲しそうな顔をしてました。
      そして,残ったはらこ飯の入った釜を抱え,肩を落としながら休憩室を出ていくヒロト君。
      今思い出してもとっても「モゾコイ」です。
      荒浜生まれの人にとっては特別の料理なんですものね。
      そして我が息子が初めて務めた会社の人たちに食べてもらうために。
      きっととっても早起きして作っってくれた・・・おかあちゃん。
      そのおかあちゃんに・・・なんて言って持って帰ろうか・・・って思ってたんじゃないのかな。
      残ったはらこ飯の行方はどうなったのかは不明です。
      当然翌年は持ってきませんでした。

      僕は有る時期が来るまで,好んで食べた事はありませんでした。
      好きになるきっかけは,今の場所に越してきた年の暮れも押し詰まった夕方。
      せわしなく障子の貼替をしていた時に訪れました。
      ご近所のおばちゃまとおばあちゃまが,実は同級生だったのですが,もちろんおばちゃまの方です。
      『はらこ飯』+αの差し入れをしてくれました。
      のんびり休みたかった年末。なかなかそう言う訳にはいかないのですいろいろと。
      そうじゃない人もいる様ですが。
      朝からあるもんで適当に食いつなぎながら一日中障子の貼替をしていてへとへとだったのです。
      まだ,keiちゃんとの二人暮らしで,食事の準備も考えなくちゃいけないし。
      まだまだ,家の大掃除・・・特に台所やトイレ等が残ってるし。
      年末から年始の食料の確保も必要だし。
      いろいろ思いを巡らせながらも,ちょっとパニックってました。
      そこに『はらこ飯』+αの差し入れはとてもありがたく。
      もろ手をあげて?いただきました。
      そして,食べたら「滅茶苦茶美味かったのです」
      それ以来『はらこ飯』のファンになったのです。




    2. 秋刀魚:さしみ
      harvest season秋刀魚の刺身

      ここ数年量販店でも写真のようにして販売するようになりました。
      多分。
      それ以前からあったのかもしれませんけど,気づかなかっただけかもしれないし。
      お気に入りの食べ方は,大葉の上に秋刀魚の刺身をのせ,さらにそれに山葵をのせて包むんです。
      そして醤油をちょっとつけて。っていうのが火星の食卓流です。
      この時期量販店の底値は100円を切ります。もちろん生秋刀魚一尾の値段です。
      それを待ってたかのように,秋刀魚の争奪戦が始まります。
      今年の底値は今のところ89円な~り。
      いろいろ試してみました。
      天ぷらやフライ等。でもなかなかうまくいかないのです。
      脂がのっていて実が柔く骨が多いせいで。
      「未熟物のど素人が~」って思いながら,べとべとになった秋刀魚を食べながら,「やっぱり塩焼きが一番だね」と何度言った事か。
      そして秋刀魚のすり身のつみれ汁と栗ごはん。
      たまりませんな~。
      去年は脂の乗りが悪くて,美味しくなかったので,秋刀魚好きの今年にかける意気込みは凄いものがあります。


    3. harvest season 米
    4. やっぱり,お米はつきものですね。
      どんなことがあっても欠かせない。
      でも,おかずを押しのけて自己主張するわけでもない。
      でも,ないととっても困る。
      新米が出回る季節は,ちらし寿司かな~やっぱり。漬鮪丼もいいな~。
      卵かけごはんもいいし。
      豪華に玉子二個使った目玉焼きなんて~のもいいな。
      白菜漬で「クル」っとくるんで「パク」っと食べる。

      やっぱり,食いしん坊なだけですね。



いろいろな秋

だいぶ日が短くなってきました。
10月8日・・・早朝の散歩の時,手がかじかんでしまったので、
翌日の10月9日は,薄手の手袋をして散歩に出かけました。

ここのところsusie tomo の実家で起きた盗難事件等、
物騒な事件が相次ぎ、その対応に追われてました。
対応策を講じるために、
連休中は、
ディスカウントショップに入り浸りながら、
試行錯誤をしていたのであります。
そのついでにですね。
反射シートを買ってきました。
早朝や夕方、どうしても暗闇のなかを歩くことが多くなります。
結構危険な思いをしてるので、いつか購入しようと思ってました。
裏に両面テープが貼り付けてあり、
そのまま貼り付ければいいなと安易に考えて、
貼り付けてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
一回の散歩で,見事に剥がれました。
しょうがないですね。
布地で曲がる部分に貼ったのだから。
仕方がないので、ミシンを押入れから引っ張り出し縫い付けました。
思い立った日にやらないと、また来年まできっとやらないと思ったもので。
しばらくぶりのミシン・・・マニュアルを見ながらの作業と相成ったのです。
最期の三つ目のバッグに縫い付けが終わるころ,
熟練度がまし,意外にきれいに縫えるようになってきちゃったのであります。
そんな訳で,何か物足りなさを感じた僕は,
「他に縫うものはないか~」と家じゅうを練り歩き・・・こういう時って案外ないのですね。
で出来上がったのが
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①:僕専用
②:tomoさん専用
③:僕専用(中長距離version)

何を入れて歩ってるるかといいますと。
Bethのおやつや水
水の受け皿
ビニール袋3枚
ガサガサ袋(買い物袋)1枚
雨具(必要なとき)
懐中電灯(LED)
僕のおやつと水(中長距離のとき)
突然の雨のときのカメラの退避場所。
コンパス,地図,メモ用紙,筆記用具,携帯ラジオ(トレッキングのとき)




秋の味覚三昧。
とってもヘルシーな食卓をご紹介します。

秋・・・やっぱり収穫の秋は,馬肥ゆる秋。
肥ゆるためには食べないといけないわけですね。
冬に備えて肥えておこう・・・?
なんだかわかんないけど。
量販店の野菜売り場で,大きな栗を見かけ・・・思わず頂戴ではなく購入したのです。
やっぱり ”栗ごはん” でしょ。
栗

そして,何かに引き寄せられるように,足はお魚売り場へ・・・僕の意思とは関係なく?
「おおお!」
そこには何と!
水が張ってある桶から顔を出して,
僕を食べてと恨めしく見つめる ”さんまくん” がいたのであります。
さんまくんて書いたけど
疑問・・・さんまの♂♀の判別方法は。
まさか雌雄同体じゃないよね。
子持ちさんまって聞いたことないし?
「う~ん???」

「そんな目で見つめないで・・・食べたくなるじゃないの」
その魅惑に満ちた瞳に惑わされた僕は,さんまも購入したのであります。
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馬肥ゆる秋はさらに続くのであります。

”栗ごはん” の次は,やっぱり ”きのこごはん” だよね。
最近,シイタケ,マイタケ,シメジなどは,いつでも手に入るので,
季節感がなくなってますが。
やっぱ食べたいス。
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ちょと贅沢にさんまのつみれ汁・・・「おいち~」


さらに・・・・
新聞の折り込み広告を眺めていると
「おおお!」
生秋サケ切り身(半身)780円
チャンチャン焼きか石狩鍋が食べたい。
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秋サケの残りは冷凍保存します。
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石狩鍋は通常三度楽しみます。
仏の顔も三度まで???・・・だし。
一度目は鍋。 
二度目はうどんを入れ,煮込みうどん。
三度目は,残りのスープでおじや。
三食食べ続ける・・・これが火星の食卓伝統の ”仏の顔も三度まで攻撃” なのであります。
火星の食卓では,すき焼きのときにも同様の運用がなされるのです。
一般的には,
①金曜の夜に鍋。
(この時に余ったスープを保管するのがコツ。食後に,具材を追加する場合有。)
②土曜日の昼に煮込みうどん。
(保管したスープを使います。ない場合は出汁を追加。
この時に,具を全部食べてしまわないようにするのがコツ)
③日曜日の昼におじや。
(最後の最後なので,鍋の底まで具を食べつくします)
という行程で進みます。
途中で具やスープが足らなくなったら,
当然追加して煮込みますが,
そうならないようにするのが火星の食卓の流儀なのです。
レシピと言うほどの事ではないですが,
何時か,火星の食卓で紹介したいなと思ってます。




今週ぐらいから少しずつ歩き始めました。
3週間歩いていなかったと言うのもあると思うのですが,
あきらかに夏から晩秋へ,
一挙に変わった感じがします。
不思議な季節です。
収穫の時期なのに,
何か物悲しく,
暑い夏になにか大事なものを忘れてきたような空虚な感じが,
心をしめつけます。

これからの季節は,
Bethと僕の季節。
暑さを気にせず山や川,海へ繰り出せます。
暑い夏は,これ以上脱ぐことができないぐらい脱いでも,暑さは回避できないですけど。
寒さは,重ね着をすれば何とかなるもんね。
去年からハクキンカイロもあることだし。

空虚な気分とはウラハラに,
なにか活動的な気分がわいてくる季節でもありますね。

田んぼのあぜ道は,彼岸花が満開です。
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今まであまり注意してみることがなかった花なんですが,
こうやって見ると不思議な美しさをたたえてます。
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最新コメント
火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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just for a moment
Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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