県道118号線

嵐の後の林道樽水線

9月13日 樽水ダムへ向かう途中に撮影した朝日。

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刻々と変わる色彩に暫し見とれていました。

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樽水ダム湖畔公園(右岸)


想像はある程度していたけど,流石に凄い事になってました。

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右岸の公園は,濡れた雑草が生い茂っていたので,そちらで遊ぶのは中止。
準備運動なしにいきなり林道へ。
ダム管理所へ向けてGO!

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林道内は,林道入り口や駐車場のように土砂が流れ出してはいない様で,歩きやすい?
と思いきや・・・「エッ?」・・・滑るんです。
「なんで?」
よ~く見ると・・・苔?ではなくて,苔の生えていない舗装道路の部分がヌルヌルしてるんです。
妙な滑り方をするんで,気持ちが悪い。
なにか,硬い甲羅の上にヌルヌルした液体をかぶって,息をひそめて獲物を待っている。
そんな異星生物の上を気づかずに歩いてる獲物になった気分。
妙な感覚で,オソルオソル。一歩一歩。
Bethをみると。
やはり滑ってる・・・「ハハハ,やはりお主でも,この異星生物のトラップには勝てまい」
等と能書き垂れてると。
みるみる正常の歩行に戻ってくる。
滑らずにスタスタと歩きはじめるじゃあ~りませんか。
そして,グイグイ引っ張る。
流石,元野生児?それとも肉球パワー。

「オッ!栗じゃんか」

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落っこちたばっかの栗です。
早速「拾え,拾え」
チクチク
「イテテテテ」
ビニール袋を取出し,入れてはみたものの,栗の棘は鋭い。
ビニール袋を突き破って,チクチク。
「ウ~ン。どうしよう」
ふと見るとガードレールにピンクのリボン。
「ヨッシャ。これを利用しよう」

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戻ってくるときに忘れなければ問題なし。
「忘れないように。忘れないように。
いいか,Beth忘れんなよ!。
忘れるか忘れないかは,お主の鼻にかかっているのだ」

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この辺までは,忘れてなかったのです。間違いなく。

ところが,

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苔の部分を削った様な足跡?
そこらじゅうにあるのです。
実はこの足跡の様な物を発見するまえから
『Bethはスイッチオン』
実は,リスを見つけて,山の中に一度入って行ってしまって,戻ってくるのを待っていたのです。
そして,戻ってきたので,リードにつないで歩いていました。
この足跡への反応が,先ほどのリスへの反応と大分違うのです。
うまく説明できませんけど。
足跡の様な物がなんでついたのだろう。
試しに足先で削ってみると,結構力を力を入れないと,苔は削れないのです。
ただ,勢いよく走ってスリップしたようにも見えるけど,それにしても延々と続いてるのです。

「?」マークが蔓延した頭の中。

その時「バキバキバキバキ」っとダム湖側から凄い音。
「熊?」と思った瞬間背筋に冷たいものが走りました。
林道からダム湖側に下りていく獣道の方なんです。音がするのは。
「ヤバイ」と思いつつ,獣道にBethは近寄って行きます。
そして,林道から獣道が覗ける位置まで来た時。
Bethを二回り小さくしたような,茶色っぽくてマン丸で4本足の動物がこちらを見ていました。
目線があった瞬間,獣道を恐ろしい勢いでダム湖の方に下っていきました。
熊じゃないです。
猪?
と考えが頭の中をめぐった瞬間。
また,バキバキバキと凄い音。
また背筋に冷たいものが走りました。
クンクン言いながら近寄ろうとするBethのリードを,力を込めて引っ張りながら,後ずさり。
キョロキョロしながら,石か棒切れを探してました。

そして,見つけた石ころを,音と逆方向にポイ。
「カーン」と木の幹にあたり,「ガサガサ」と笹の間を転がる音。
バキバキバキの凄い音を発していた動物は,石の落ちた場所とは逆方向に「バキバキバキ,ガサガサガサ」と移動し沈黙。

僕は,しばし聞き耳を立てて沈黙。
Bethはクンクンしてましたけど。

数分の後,まったく音がしなくなったので,ダム管理所方面へ向かったのであります。
そして,この事件をきっかけに,栗の事をすっかり忘れてしまったのでした。

ダム管理所へ到着。
「おお釣り人いるよ」
船外機付きのボートの音も湖畔を渡って聞こえて来るし。
「物好きだね,こんな日に」と自分の事を棚にあげて思ったのでした。


樽水ダムは放流していました。



「さ~て,戻るか」
ダム管理所から右岸の公園へGO!



右岸公園まで来てから
「アッ!忘れったべ~」
栗を回収して来るのをすっかり忘れていたのでした。
「めんどくさいな~。でも誰かが散歩で来た時,あのビニールに入った栗を見て,どんな風に思うのだろうか?」
「忘れて行ったんだべ~」
等と思われるのも癪に障るので,栗を回収しに戻ったのでした。


そして,車に乗って帰宅しようと思った時

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の看板に気づいたのでした。
「いのししに注意」
「う~ん。いまさらなんだけど。いのししだったのだねあれは」
そして,いのししの親子だったのかもしれないな~。

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「さ~帰るべ~か」


帰宅中の県道118号線(この路線はあまり好きな路線じゃありません。マナー悪いんだよね)
一難去ってまた一難?
大型バイクと明らかにバトルをしてる大型ワンボックスカーに出逢ったのです。
ワンボックスかーは派手なアルミホイールとビカビカに磨き上げた銀色の車体。
ワンボックスカーは,追い抜く風でもないのにバイクの横を並走しており,どうも幅寄せをしてる様に見えました。
すれ違う瞬間も並走は止めず,「ぶつかる!」と思った瞬間。
たまたま左側に民家の大きな駐車場があり,そこに入り込むことで事なきを得たのですけど。
Bethは,後ろの座席でひっくり返ってました。
そして僕は聞こえもしないのに「あほんだら~」と叫んだのです。
その声に二度びっくりしたBeth。
助けおこして,定位置に戻すと。
自分が怒られた思い。両耳を垂らして神妙にお座りしてました。
「ごめん。ごめん」
こんなことがあると,車載カメラをセッティングしたくなりますね。




今日の収穫

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喜んでますな~。
戻って,持って来たかいがあったというものです。

歩く理由

多くの苦悩をしょい込んで,悲しみに埋没しないでネ。
体の痛み・心の痛み・・・日々の営みの中で全く無縁と言う訳にはいかない多くの悩み。
外の世界にも内の世界にも悩みが尽きない。
回避するために,軽減するためにいろいろ考えながら成長するんですねきっと。
そのための友人,そのための家族。
照れくさいかもしれないけど一度思いっきり話してみよう。
みんな自分と同じ悩みの中で生きてるかもしれないし,様々な考えを聞く事で何かヒントをつかむことも出来るかもしれない。
言葉にすることで解決の糸口をつかむことが出来るかもしれないと思うんです。
例えば通信ソフトのデバッグの時の話です。
どうしても電文が1bitかけてしまう,その原因が判らなかった。
そして,それを思い切って同僚に話してみました。
通信プロトコルや電文や,そしてerrorの具体的な内容を。
その話の最中・・・・
「あ!なんだそうだったのか」って解かっちゃったのです。
頭の中で考えてることを言葉で表現する時,相手に分かってもらうためには,整理して話さないといけない。
論理的な組み立てをしていくうちに,そもそもの考え方にバグがあった事が解かったのです。
「ネッ!」たとえ助言を得られなくても,話すことで解決の糸口がつかめる事もあるんです。

人の動向を気にしすぎて,自分を見失わないでネ。
失敗の連続等で思うようにいかない時。
自分の失敗で周りに迷惑をかけてしまった時。
そんな事が続くと・・・そういう事って連続して起きたりしますよね。
そして,当然ミスに対してのリアクションは有るでしょう。
必要以上にあるかもしれません。
時にはバッシングの様な形をとる事も。
無視されることも。
そして,心が折れてしまうかもしれません。
心が折れて卑屈になり,周りの顔色を伺う事に神経をすり減らす。
バッシングがあっても無視されてもいいじゃない。
それは自分を見つめなおす好機と考える。
そして,失敗の原因と向かい合って・・・何が悪かったのかを考えて見る。
自信を失っても。
心が折れても。
その経験こそが素晴らしい経験なんだと。
貴重な経験なんだと・・・頭のどこかで考えることが出来ればいい。
そう思えれば解決の糸口を模索することが出来る。
どんな風が吹こうとも。
その経験をしたからこそ,様々な事に対応できるようになるのかもしれないから。
その苦悩を知って見つめなおすことが出来たら,その苦悩は新たな想像を生むきっかけとなると思うのです。
失敗がもたらす結果が,柔軟性を持ちしなやかに生きる道標となると考えればいい。

自信と慢心を取り違え自我が膨張して,破裂してしまわない様にネ。
自我が膨張すると,情報を都合のいいように解釈するようになると思うのです。
その結果,都合のいい情報に自分の欲求が肥大し,人の欲求が見えなくなってしまう。
そして,遂には自分の為に人が存在する様に振る舞い始める。
そんな振る舞いが人を遠ざけ,周りは押しなべて沈黙を守るようになる。
そして膨張した自我はその沈黙を自分の力と信じ心地のいいものと感じるようになる。
それが膨張し続けて喫水線が上昇し,慢心を慢心と気づかずにそのまま膨張し続ければ,破裂するかみんなの乗ってる船の復元力が無くなり転覆する。
正常な意識の持ち主は膨張した自我からの離脱(下船)をはかる。
自信を慢心に変える物は何だろう?
裸の王様の様な性格と周りの環境。
通常は自信が慢心に変異しても慢心が成功を収めることはあまりないのではないかな。
慢心の多くは足元を見えなくしてしまうから,ほとんどの場合簡単につまずき慢心は喪失する。
慢心は失敗という抑制剤で萎んでいく。
慢心の特効薬は失敗をする事。
失敗が慢心を抑制し,新たな出発の想像を生む。
しかし,ごくまれに膨張をとめられずに不幸になる存在もあります。
周りの沈黙を引き起こした慢心は止めることが出来なくなるのです。
その時は,流石に下船するしかないのですね。

グルリンと周りを見ながら歩って見ようヨ
ラッセル車の様に歩くのもいいけど,それじゃ周りが良く見えないのじゃないかな。
修行中の苦行僧の様だヨ。
ヘラヘラ笑って歩ってるのも変だけど・・・楽しくなさそうです。
数人で歩道一杯に広がり,大きな声で会話しながら人を押しのけ歩くのも変です。
点字ブロックを確認しながら歩いてる人まで押しのけちゃうのですから。

いろんな速さで,いろんな歩き方で,みんな歩っています。
そしていろんなことを考えながら歩いてるよね・・・キット。

歩いているのだから,転びもするし,小走りになる事もある。
歩き方にはそれぞれのペースがあり,自分のペースと合わない人と歩き続けるのは,それなりに気を遣うものです。
だからと言って排除して良い訳ないよネ。
歩きにくいという理由だけで。
自分に降りかかった悲しみから逃れるために,歩きながらその厄を振りまくのはよそうヨ。
挙句の果てに通れなくしたり。
皆が歩ってる道なんだから,自らの都合だけで通行止めにするのはよくないな~。

どこに行くのか?
歩いて行く行先は1人1人が考えるものじゃないかな。
強制されて歩くものじゃないし,ましてや人の行先を自分の都合で決めてはいけないよネ。

周りを巻き込んで歩くのではなく,三々五々思い思いのスタイルで歩けばいいんだと思う。
転んだら助け助けおこす。
先に行ってしまった人にはこれから行く人への道標になってもらえばいいだけだよネ。
思い思いに集まりながら,風除けになったり,なってもらったり。
そうやって,歩くのがいいと思うヨ。

そして,歩く理由は自らの力で導き出そうヨ。
歩きながらネ。


コミニケーションの結末は,とどのつまり自分の価値観の押しつけに過ぎない。
そんな悲しい事思わせるような言動・行動はよそうヨ。
自分に何が欠けてるのか自問自答すれば,おのずと判ると思うのですけどね。
此の世に絶対的なものなど存在しないのだから。
大きく見せたい。
良く思われたい。
弱さを認めたくない。
それはとどのつまり,自分より大きいもの,強いものには媚び諂い,小さいもの弱いものには傲慢になることの裏返しですよね。
大きいもの強い者。そして頭のいい者が生き残れるのではないでしょう。
変化についていけるものが成長し生き残るって事でしょうね。
やわらかく包み込むような思考や,吸収し更なる飛躍を遂げる思考が必要だってことですね。



それでも・・・・
想像力の乏しい人たちと付き合う瞬間が訪れないとは限らないです。
自己制御が欠落した人達とのお付き合いは,とっても大変。
人の想像力を楯にしながら,人の気持ちを蹂躙する人って事です。


そんな毒素に汚染されない為にも。
そんな毒素を洗い流すためにも。
普段と違う風景にドップリ浸かり,木の香漂う冷たい風に鼻孔をくすぐられる。
そんな中で歩くのがとても有効だと思うのです。
酸素と葉緑素の浄化作用は欠かせないのかもしれないな~。

「じゃ,お前はどうなんだよ!」って声がします。
充分汚染してきたし,汚染されてしまってるけど・・・だからこれ以上汚染しない様に,そしてされない様に。


だから,

「今日もいっぱい歩きましょ!」



樽水ダム20150124完成

2015年の樽水ダム


1月24日 土曜日 15時31分

湖畔公園には先客あり。
「エ?何頭いるんだろう。・・・1,2,3・・・・公園からは吠える声。少なくても吠えてる犬は2頭?」
大型のワンボックスカーで来てました。
ブリーダーなのかも?
仕方がないので,湖畔公園は後回しにして,林道に突入。
0111


0112

この林道の苔は「お見事~!」
0113
目の奥に焼き付くような色。そして,コンクリートの壁全体が生き物のように見えるんです。
季節季節で,様々な彩りが楽しめます。



ダム管理所の脇の階段を下りてみると
「オッ!いい感じじゃありませんか・・・いいかい,ちょっとじっとしててくれ」
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0115

16時16分
ダム管理所でちょっと趣向を凝らした記念撮影。
「コレ狙ってました・・・やってみたかったんだよね~へへへ」

樽水20150124
黒い円筒形の物は,放水バルブです。


おやつの所望に答えながら・・・僕はお茶を一服。
そして湖畔公園へ

寒くなってきたのでちょっと急ぎ足。
「テッ・テッ・テッ・テッ・テッ」


16時56分
ブリーダーらしい多頭飼いの人の姿は無。
「シメシメ。公園で走れるぜBeth」
しかし,今度は野良猫の集団に餌を与えに来てる人達が。
でもですね。
この人達は,僕達が登場するとソソクサト何時もすぐいなくなっちゃうのです。
「ヨッシャ!行きなはれ」



17時
樽水ダム湖畔公園を後に118号線を・・・仙台市内の夜景を見ながら・・・下ったのであります。
ここから見る夜景は綺麗ですよ。

雪の樽水ダム湖畔公園

2014年2月22日 土曜日

冬の間のターゲットポイントは,やはり。
「五社山」
「外山」
「増田川の守り人(奇岩)」
「増田川の分水嶺」
「三方塚」
「牛道峠」
等々。
行きたい場所がいっぱい。
「雪が少ない,少ない・・・ツマンナイ,ツマンナイ」
って叫びながら歩っていた2月6日の五社山と外山そして三方塚。
その数日後に,
「ドカッ,ドカッ」って「タイリョウ,たいりょう」

「エ? 何がって。雪ですよ雪」
この変としては,ちょっと尋常じゃなかったですね。
多すぎてノーマルな足の長さ?では,
ターゲットポイントへ行けなくなってます。

ターゲットポイント突入に向け,
雪の事前調査をしに,
樽水ダム湖畔公園へ行って見ました。

県道118号線は除雪はしてあるものの,
除雪した雪で道幅がかなり狭くなって,
走りにくいのなんの。
大型のジャリトラが来たらすれ違えないな~。
とか考えながら・・・。
でも118号線にこの手のトラックが進入してきた現場に居合わせたことがないので,
安心しきって運転してました・・・・・・・・・・。

そして無事到着。
まずは118号線沿いの公園の駐車場に止めて様子を見ようと思ったのですが,
「止メラレマッシェーン」
道路を除雪した雪が山盛り。
その雪をどけて駐車場内に入れたとしても・・・入れないだろうけど,
スタックするのは目に見えてました。
仕方なくダメ元で橋を渡り樽水ダム湖畔公園の右岸へ強行突入を試みました。
「おおお!除雪してあるじゃんか」
しかし,
「甘かった」
途中の民家までは除雪してあるのですが。
民家のないその先が全く除雪されていませんのです。
0240
徒歩で侵入して撮影。
左側の写真が下流方面(公園)
右側の写真が上流方面(118号線からの侵入ルート)
をそれぞれに向かって撮影した写真です。


車の入った形跡はあります。
おそらくオフロード車でしょうね。
そのワダチの後に雪が被っています。
左側のわだちの跡だけがしっかりついてる。
「なぜだ?」
ワダチの後の左側だけを使って人が歩いた形跡があります。
この公園には捨て猫がたくさんいて,餌をやりに来てる人たちが結構いるんですが。
その人たちの通り道かな?
今日は流石にいない・・・ようですけど?

どう考えても僕の車では,
「イケマッシェーン」
「バック,バック~。オーライ,オーライ」
「qoo!狭いよ~」
なんとか118号線まで戻った僕たちは,
道路沿いに駐車スペースを探してみました。

唯一118号線沿いの駐車場の入り口付近だけは,
車2台分のスペースがありました。
車同士すれ違う際の緊急避難所のために除雪したのだろうか?
雪のやり場に困って駐車場の方に雪を寄せたのか?
は解りませんが・・・多分前者の方だと思うのですが。
「ウ~ン」・・・・思案中,思案中・・・「ヨシ決めた」
何の収穫もなしに帰宅したくないのだヨ。
このまま帰宅したら出直しの散歩ってことになるのは必定。
「この変は大分雪が融けて道幅が確保されてる。
充分すれ違える道幅だ!だから駐車しても迷惑じゃない!」
勝手に論理を展開するわがままぶりブリ?
客観的に見ても大丈夫なんだけどね・・・でもちょっと心配だったのは事実です。
P2225253

早速
20140222樽水2
20140222樽水

Bethは軽いのでそうでもないですが,
僕が歩くと脛の半分以上埋まってしまって,
ちょっと大変。

Bethもちょっと走りにくいせいか,
散々走った?のだと思うのですが,
僕を置いて駐車してる車の方へ・・・。
118号線に出てしまうとまずいので,
一生懸命走ってるつもりで歩いて歩いて・・・汗だくで車に到着。

Bethを車に乗せようとしたのですが・・・。
まだ全然足りない様子で車に乗らないのです。
「フ~」
仕方ないので,
先ほど断念した右岸の公園へ徒歩で行くことにしました。
増田川の上流にある橋へ約250㍍
そこから橋を渡り右岸づたいに下流へ約650㍍。
なんとか右岸の公園の駐車場へ到着。

「おおお!やっぱり猫がいる」
去年この場所で,Bethと一緒に猫たちを追いかけまわして・・・
何度かスッコロンデいるので。
今回はスイッチの入ったBethをなだめながら,
おとなしく猫が山へ分け入るのを傍観していました。

樽水ダム右岸の林道へ突入しようと,
その入口へ歩いていくと。
P2225445
公園内の公衆便所から山の中,
そして竹藪の中等へ,
人によって踏み固められた道があるんです。
どう考えても人の行きそうにないところへです。
今まで観察した結果から,猫の通り道であると考えられるんですね。
この雪の中誰かが来て,猫の世話をしてるとしか考えられないのです。
0242

歩いてみると。
日当たりのいい左岸より,
あまり日の当たらないこちらの右岸の方が,
歩きやすいです。
融けて凍った部分の層が分厚いためか。
踏み出した足の踝がせいぜい隠れるぐらいなのです。
先ほどよりは歩きやすいのですが,ちょっと寒いですね。
さっきBethを追いかけた時にかいた汗が「シャッコイドー」
林道内は,もっと気温が低く,ほとんど足がめり込まないぐらい固まってました。
人のあるった痕跡がない!
「俺たちが第一歩を標したんだぜ」
まるで,火星に人類史上初めての第一歩を踏み出した気分。
「ハハハ!」
勝ち誇ったような笑い声が,
樽水ダム湖畔にこだましたのであります。
0241

今日の目的の一部。
実は,増田川沿いに下って,凍った樽水ダムへ行ってみる事。
林道で遊ぶのは程々にして,
右岸側の公園へ戻ってきました。
P2225465
「おおお!ここも我々の第一歩が」
「ハハハハ!」
さらに大きな笑い声が,樽水ダム湖畔にこだましたのであります。
多分誰もいなかったと思います。


雪が積もっていれば,沢沿いに歩けるだろう
P2225496
「甘かった」
P2225505
撤退
P2225501
早朝の最も寒い時間帯だったら,
沢が凍っている可能性があるよねキット。
その上を歩いて行けないだろうか?
いつか試してみたいな~。


「そんじゃ,帰ろうか。Beth」

車のところまで戻るには,
来た道を戻るコース:沢を渡らず上流の橋経由で約1㌔。
ショートカットのコース:沢を渡っていけば4分の1の約250㍍。
ショートカットしたい気持ちはわかるけど。
「ダメです!!」
工業用コーキング剤で特性の防水処理を独自に施してる靴だけど,
どう考えても無理です。
P2225519
諦めて迂回ルートを車に向かって・・・。


「おや~?侵入車両あり」
オフロード車です。
一度駐車場の近くまで来て停車。
数分後数10㍍バック?
雪で駐車場に入れないと判断して,そのまま帰るのかと思いきや。
二人組の若い男女が下りてきたんです。
スタックした?
そして公園の駐車場に向かって歩いてきました。
「エッ?エ゛ッ?エ゛エ゛エ゛ッ~?」
女性が手に持っているものは。
和式便器カバー深型
どう見ても『・・・・の蓋』なのですヨ。
そして,男性の手にはレジで渡される白い袋。
なにか,ずっしりしたものが入っている様子。
その時
「こんにちは」と女性。
「こんにちは」と僕。
ちょっと戸惑いながら
「車抜けられなくなったの?」手に持っている物に視線が釘付けになりながらの僕。
「違います。ありがとうございます」と女性と男性。
ってすれ違ったのであります。

「なんだ?なんだ?なんだ?今の?え~?」
「??????」

橋を渡ってからも,対岸の二人組が気になるBethと僕。
0243

どうも先ほどの二人組の若い男女の持ち物が気になって,
ちょっと運転が上の空。
ってその時。
「ガリガリガリ」
「エッ?ナンダなんだ」
雪の重みで道路に倒れかけてた枝に気づかずに,
「やっちまったぜ!あ~あ」
って落ち込んでる間もなく。
今度は,正面から大型のジャリトラ。
118号線には入ってこないんじゃなかったの?
と勝手な思い込みは吹き飛んで。
「ゲ!どないしよう」
幸いに左側に民家があり,民家の中に車を入れることができたので。
「ラッキー」と胸を撫でおろしたのであります。
どう考えても避難所あるいはすれ違う事ができる場所までバックしなきゃいけないのは,
身軽な僕の方だもんね。

2014年2月22日
今日のBethのデーター見てtomoさんに。
「22時から23時まで散歩したの?」
僕はビールを飲みトットト寝ちゃってました。
「違うのよ。チッチしないで。夜遊び!」
face2_16

散歩として連れ出したのは2回なんですが,Bethのオトイレタイムがお散歩タイムになってしまったらしい。

********************** おまけ. **********************

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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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