火星農園

秋の入り口

    秋の入り口から出口まで。
    その行程には様々な事があり。
    真夏の歓声が遠くの方にこだまするのを思い浮かべながら。
    過ぎた日の,そして過ぎゆく日の,物悲しさを感じ。
    日差しの先にある彩りが,まぶしく反射する挑戦的な彩りから。
    夏の間に溜め込んだその日差しを,柔らかく変化させながら一斉に花開かせ。
    その一瞬の鮮やかな彩りの果てに散っていく木々の葉。
    精一杯のそして刹那的な彩りにも見える変化を見せながら。
    秋の出口へ僕達を誘う。

    その行程が短く短く。
    急激に変化してきてるように感じます。

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    一年中元気はいいのですが・・・やはりこれからですね。
    強烈に全開になるのは。




  • 9月15日

  • なぜかこの場所に来ると始める。
    昨日もおとといも。
    掘り始めたのに気付いて。
    「あっ。movie」と思ったときには,もう遅い。
    しかし,三度目の正直。
    今日は散歩に出発する時から,
    memoryにmovieとinput。
    反対側の歩道を歩くウォーカーの視線をものともせず。
    「撮るときは,撮るのっしゃ」

    何のために掘るのかね。
    嬉嬉として?掘ってる。
    「クンクン」そして鼻ピクピクさせて。
    「お宝?埋蔵金?」
    掘り当ててくれたら最高なんだけどネ。
    でてくるのは「my雑巾」だったりして。
    でも,普段家で使ってる雑巾が出てきたら不気味だよね。
    等とくだらないこと考えてました。


  • 9月16日

  • また今日も
    毎日お宝を期待する飼い主。
    「ここにお宝あるよ!」って

    でも出てくるのは石ころばかり。
    9月16日以降は,匂いを嗅ぐことは有っても,掘り返すことは無くなりました。
    「埋蔵金は何処へ?」


  • 9月18日part one

  • 「庭に埋蔵金か?」
    ここだったら,俺に所有権があるから。全部おれのもんだぜ!
    「アハハ。金だ。金だ。もっと掘れ。もっと掘れ」
    等と強欲ジジイになった気分。


  • 9月18日 part two


  • 有る訳ないのですけどね。
    お宝や埋蔵金は夢のまた夢だってわかってますが。
    それでもなお,一瞬でも考えるのは自分の業の深さを感じます。
    おそらく掘れば掘っただけ,ヒューム管や鉄筋がぞろぞろ出てくるだけなのです。
    もともとここは,コンクリートを原料に,ヒューム管などを作っていた会社の跡地。
    だからって訳ではないですけど,出てくる出てくる「ザクザク」と。
    金銀財宝であれば「ウホウホ」なんだけどね。
    「あ~あまた考えてしまった」
    ヒューム管や鉄筋,そしてコンクリートガラだから涙目になります。
    火星農園の庭の片隅には,ガラ塚があるのです。
    増えることがあっても減ることはない大きくなり続けるガラ塚。
    造成するときに,持ち込んだ土に産廃を紛れ込ませたのでしょうね,業者が。
    火星農園立ち上げの時から,ず~っと継続してこのガラとの闘いが続いています。


  • 9月19日

  • そして今日も



  • 9月23日

  • さらに今日も

    日中は,こんなに「お気楽ご気楽」
    ちょっとのスキも逃さず「ペタン。ゴロン。グースカピー」
    さっきまで飛び跳ねていたかと思えば,いつの間にか寝てる。
    実に効率がいい。
    そして中途半端はない。
    「1」か「0」

    これは1年を通して変わらない。
    悩むことなく首尾一貫したBethのpolicy。
    一本筋が通ってるから見ていて気持ちがいい?




    気配の違い感じる。
    かおりの違い感じる。
    肌触りの違いを感じる。
    川面を渡る風。
    山から吹き下ろす風。
    風に乗ってくる様々な粒子は,鼻孔を抜けて脳を刺激する。
    暑いという感覚のみが強調される季節から様々な感覚がよみがえってくる秋。

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    秋の彩りが満開になるころ。
    始めて馬鈴薯を作った年の忌まわしい記憶が蘇る。
    様々な感覚の休眠を余儀なくされた苦しい現実は,
    未だに表層の意識へ,無意識の内にアクセスし,機能をマヒさせる。
    ポイントポイントで蘇る恐怖は,馬鈴薯栽培と言うトリガーで,表層の意識を占領してしまうのではないか。
    過去の記憶に振り回されないために,永遠に葬り去る事でその呪縛から逃れようとしていた。
    最初で最後の馬鈴薯栽培として。
    どうしても拭い去ることができないのなら,思い切って来年はその馬鈴薯を作ろう。
    連作障害が出始めているし。
    作付面積の狭い火星農園は,単に作物のローテーションだけでは対応しきれなくなってきてるから。


    芋は好きです。基本的に根っからの芋野郎だから。

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    秋は芋野郎どもの季節。
    早く蘇ってこい芋野郎。

    空を見上げながら歩くのが楽しい季節。



    人は面倒な生き物なのかもしれない。
    想像することで,いろんなことを考えるから。
    いいことも。わるいことも。
    それでもやはり,想像の中で戯れ,空想しながら,多くの夢を見る。
    面倒でも・・・人のままでいい。
    想像の中で戯れることが出来るから。


    喜びを分かち合うために。
    苦しみを分かち合うために。
    言葉や社会がある。
    分かち合う事で,喜びはさらなる喜びとなり。
    苦しみはやさしく緩和される。
    でもその言葉や社会が,苦しみを生み出す元凶になっている。
    言葉が人を傷つけ。
    社会が軋轢を生む。
    矛盾の中で人は押し黙り。
    多くの苦しみを言葉と一緒に飲み込む。
    悲しみのなかに沈むこころ。
    諦めたまなざしにその沈んだ心を映しながら。

いただきます 食欲の秋

  • 2014年9月10日:ボケナシ

  • マリちゃんは,体調崩していて,お元気がありませんのです。

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    鳥取のナシを頂きました。
    「ボケナシになる前に食べようね!」と。
    tomoさんにくぎを刺したのは言うまでもないのです。
    実はここだけの話だけど。
    tomoさんはぼけた梨『ボケナシ』が大好き。
    僕は普通に「シャリシャリ」して瑞々しいのが好き。
    更に絶対ボケナシは嫌だ!
    柿はやわらかくなって果肉がとろとろが好きなのですが。
    tomoさんは逆で,カリカリの硬い柿が好き。
    とかくこの世はままならないものよ。




  • 2014年9月10日:天国の青

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    西洋朝顔の種がブドウになって帰ってきました。
    この山ちゃんの手を経由して渡った種が,南光台で頑張って咲いてるそうです。
    仙台市南光台に震災後の復旧工事で造成された無機質なコンクリート壁があるのだそうですが。
    そのコンクリート壁が火星農園産西洋朝顔の天国の様な青で覆い尽くされたのだそうです。
    「感動しちゃったよ」って。
    山ちゃんがちょっと興奮しながら報告しに来てくれました。
    凄いです。




  • 2014年9月14日:ブルーベリー

  • 0916
    自家製ブルーベリージャムです。
    ハナちゃんは今年火星に帰ってしまって,残念ながらいないのですが。
    そのハナママからいただきました。
    ブルーベリーの木が3本あって,一度の収穫で一年間食べれるんだそうです。
    凄いですね。
    一度に3本を植えたのではなく,1年毎に1本ずつ植えて増やしていったのだそうです。
    だから実付が良くない年があっても,3本全部という事はないのだそうです。
    植物って不思議ですね。




  • 2014年9月16日:欠食児童?

  • 久しぶりにソラ君との感動のご対面だったのだそうですが。
    どうもソラ君は朝食抜くタイプらしい。
    「身体によくないよ。脳の活性化は朝の食事から。なんちゃって」
    朝食べないからってことで,いつでも食べれる様に用意していたごはんがあったのだそうです。
    それを見つけたBethが
    「グイグイグイっと突撃!!」を開始。
    それを見たおばちゃま。
    「あ~らBethちゃん見つけたの~・・・・食べてみる~」って前に出したら。
    息も尽かさず「ムシャムシャ,かりかり」と食べ始めたのだそうです。
    それ目の当たりにしたソラ君。
    「オレも,俺も!」って寄っていって,鼻を一緒に突っ込んで食べようとしたのだけど。
    Bethは「私のヨ!」ってソラ君をハナで「グイグイ」って押しのけ。
    「むしゃむしゃ,カリカリ」時折鼻をあげて「ゲフッ」
    それを横でお座りしながら,物欲しそうに眺めているソラ君。
    ソラパパは「ヤルナ~」って言いながら大笑い。
    食べ終わって帰るときに,おやつまでいただいちゃいました。
    この日のBethの夕食は抜きだったそうです。
    『欠食犬Bethの一日』
    人の家のご飯は美味しく感じるのだよ。
    「隣の芝生は青い」犬も人も一緒だったとは。

    0915


    皆様ありがとうございます。
    大事に大事に「いただきます」

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蚊取大神宮

火星農園の蚊対策はこれ!


「祈りなさい!蚊の真理を見極めるのです」
蚊取大神宮
「祈りなさい!」

マタイ伝の様に
「悪人に手向かってはならない。だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい」
我々の教義は,こんなご無体?な教義では無いのです。
「蚊の真理とは・・・を見極めた蚊取大神宮の教義は,
右の頬を刺されたら手で打ち払い,さらに左の頬を刺されたら手で打ち払いなさい」
それが我々の教義。
さらに刺されないためのアイテムとして。
香取大神宮改め蚊取大神宮の霊験あらたかな「蚊取り線香」を販売するものな~り。
右の頬にも左の頬にもよせつけないのが得策なのでありますが。
最後の手段は,燻って燻って燻り殺すのであります。
一寸の虫にも五分の魂はこの際棚にあげときましょう。
そして都合のいいときだけ棚から下すのです。
「そんなご都合主義。いいのですか」って聞かれたら。
「そう言うもんだよ」と一笑に付すのです。


火星農園で作業の時は,当然長袖長ズボン。
そしてイボ付軍手。
しかし,イボ付軍手をしていたのでは,微妙な手加減ができない場合は当然しません。
彼女らはそこを狙って急降下してきます。
ちょっと自爆テロの様な感じもしますけど。
イボ付軍手をしているときは,むき身の首筋から耳そしてほっぺたが彼女たちのターゲットとなります。
顔面蚊帳の様なネットを売ってるのは知っていますが。
どうもあれは眼の焦点が合わなくなりそうなのと,圧迫感がたまらないので。
たまらないというのは,たまらなく嫌という事です。
だから,飛び道具には飛び道具で対抗せにゃならんのです。
飛び道具と言うにはちょっとのんびりした感がありますが,
蚊取り線香が継続的な外の仕事には向いていると思うのです。
ただ問題はあります。
運用方法は,蚊取り線香の専用の容器に蚊取り線香を入れズボンのベルトに吊るし,
移動しても蚊取り線香のバリアと共に移動するというものです。
しかし,シャツをズボンの中に入れずに外に出してる場合。
夏は暑いのでそういう事の方が多い。
蚊取り線香の容器をシャツで被ってしまわないように注意が必要です。
そのような状態を継続してしまうと。
気付いたときには,煙がシャツの内側を伝ってきて,自分が燻り出されてしまうからです。
これは,かなり強烈なので注意が必要。
暫く頭痛が抜けなくなります。
ミイラ取りがミイラになってしまう訳です。
それと,ずっとこのバリアの中にいることもお勧めできません。
頭痛くなります。

現場サイドの運用は,
同じ場所で作業をする際は,ズボンのベルトに吊り下げ無いようにし。
移動しながらの作業の時だけズボンに吊り下げるようにしています。
ただ夢中になってしまうと,遠くの方で虚しく狼煙をあげている蚊取り線香を発見する事が結構あります。
そして,彼女たちの急襲を受け愕然とするのです。
皮膚にとまれないように,常に筋肉を動かし続けることが出来れば問題ないと思うのですが。
それを想像すると,ちょっと気持ち悪いですね。
野良仕事をしながら,作業とは関係ない妙な手の動きをしつつ。
表情が目まぐるしく変わり,一瞬たりとも止まる事がない変なオッサン。
ってことになるだろうし。
そしてかなり疲れるだろうね。


関係ないけど蚊を取る訳ではないのになぜに蚊取り線香なのでしょうね。
蚊燻り線香が正しいのでは。

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Aは去年D.I.Y.にて購入。
Bは今年100金にて購入。Aが大きいのでぶら下げてると邪魔と言う理由から。


Bに問題有。

蚊取り線香容器A
蚊取り線香容器B

Aは下になる部分に不燃性の断熱材が敷いてあり,そこに火を点けた蚊取り線香を置いて蓋をのせて挟み込む構造。
Bは下になる部分はネットが張ってあり,そこに火を点けた蚊取り線香を置いて蓋をのせて回して挟み込む構造。
Bをぶら下げてみると,底の部分が熱いのですハクキンカイロの様に。
これはたまったものではありません。
真夏デッセ。
誰が好き好んでハクキンカイロぶら下げますかいな。
Aも多少は熱くなりますが,熱さが違います。
不燃性断熱材の有無が大きいのでしょうね。
それと底の構造的な問題も・・・。


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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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just for a moment
Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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