救急隊

救急搬送

とある週末の昼下がり

 外の物置の中で尋常ならざる痛みが左臀部を襲い、
明らかにまずいと感じた僕は、玄関に向かって歩こうとしました。
しかしその瞬間、
左脚外側の血管にトゲトゲを注入した様な痛み、それが一瞬にして広がり、物置と玄関の間で立ち往生。
数十分かけて玄関にたどり着き・・・・寝室のある2階へなんとか這い上がりました。
そして、その日の深夜に激痛で全く歩けなくなり、這うこともままならい状態に至ってしまったのであります。

寝室からトイレへの道のりは、サンルームを横切って、その遥かかなたにある為、
(そのように長く感じたという事です。決して豪邸に住んでるとか外便所だとかと言う事ではありません)
トイレに一番近い島(天国の一番近い部屋?)に布団を敷いてもらい。
トイレの扉とにらめっこしながら痛みとの格闘が始まりました。
しかし、長い道のり・・・なんとかトイレまで這ってたどり着いても、
今度は便器に腰を掛ける過程においては、
左脚の筋肉が硬直し固まってしまったのではないかと錯覚してしまうほどの快感?
更に運よく便器に鎮座できた時、その痛みは増幅され、昇天しそうな変態の世界へ誘うのであります。
冗談はさておき、
左臀部から左大腿部が便座に圧迫されるため、
ここがスイートスポットなんですねその為に「グワッ」
となって飛び上がれないけど、飛び上がるのです。
布団の上では、七転八倒ではなく、反転もできず固まったまま、
逃げることができない、悶絶の2日間。

小康状態の時もあり、その時を狙って営業のヤマちゃんに相談。
返ってきた回答は「救急車を呼ぶべきじゃないですか」
更に、お散歩仲間の kotetsu,komachi,koharuのパパさんにtomoさんが相談。
「呼ぶべきです。そのための救急隊ですから」
「その時は2階に寝てるとしっかり伝えてください。
屈強な面々がお迎えにあがると思います」と。



二日後の月曜日

 なんとなく休日は避けて、月曜日の慌ただしい時間を30分ほど過ぎてから。
二人の声に後押しされて、呼びました。
そして、カッコ悪いけど、生まれて初めて救急搬送されました。
検査は熾烈を極め、痛いからですけど。
結果は仙腸関節障害、椎間板ヘルニア?
ブロック注射一発!



三日後の木曜日

 多少前回のブロック注射で、
トレッキングポールを使えば、
恐る恐るですが歩けるようになってはいました。
しかし、
無意識に寝返ると、激痛で目が覚める。
意識的に寝返るのは、数十分を要する。
相変わらず便座に簡単に鎮座することができない。
等々により、
人目もはばからず尻を出しブロック注射を哀願したのであります。
一気に三個所・・・いて~です。
でも、あの痛さに比べれば、何ともありませんのです。



番外編 その一

 自宅には。
お見舞いが届いてました。
ワラビ(山から直送で調理済み)
リーフレタス(畑から直送)
コシアブラ(蔵王からの直送10リットル)
四つ葉ベーカリーの天然酵母で作ったパン(出来立て)
タマネギ(畑直送20個)
赤タマネギ(畑直送5個)
キャベツ(畑直送3個)

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皆様ありがとうございます。
そのまま食べれるものはそのまま食べ(アタリマエ)
ところで前田製菓の「あたり前田のクラッカー 」ってしってますか?関係ないけど。





基本食べるものばかリ。
そんなに食いしんぼさんと思われてるのかな。
でも、とてもうれしいです。
皆様ありがとうございます。

なんだか意欲が湧いてきます。
材料をこんだけ提供していただいて、レシピを考えないなんて。
人間の風上にも置けない。



番外編その二

 自宅療養を開始してから

・オロヌク天才。
・時間軸を自分の都合いい様に解釈する鬼才。
・裸の王様。

からの温かいクレーム対応のお見舞いが届きました。

現在寝泊りをしている最も天国に近い部屋は、
通常モードで生活を営んでる部屋からは、
先ほども説明しましたが、
這って歩くには、
気の遠くなるような快楽の坩堝を潜り抜けなければならず、
現状の僕にとっては、宇宙よりも、そして南極よりも遠く感じる距離なのです。
そして、当然PCはその部屋に置いてあるバッグパックに中に。
つまり、往路と復路では、「行きはよいよい、帰りは怖い」なのです。
登りで体力を使い果たし、下山で余計な荷物をしょい込んで遭難。
復路ではPCというお荷物をしょい込まなければならないと言う事。
2足歩行が困難な今、手立ては四足歩行しかない。
これはですね、PCを持ってしまうと四足歩行は三足歩行になり、
左脚と腰への負担は頂点に達し、歩行は困難を極めるのです。
匍匐前進と芋虫の様なクネクネの組み合わせで、床を掃除しながら・・・
沸騰した怒りが、それを凌駕した事でクリアできたのですが。
 二足歩行の素晴らしさがよくわかりました。
 健康な四足歩行者?が仮に右手でものを持ったとしても、
歩行は極めて困難になると実感したのであります。
恐るべし2足歩行・・・歩きながら何でもできちゃうんです。いや~まいった。参った。
と言う訳で、対応が終わった時には、病院の受付時間は過ぎ去っていたのです。



12日目水曜日

 中新田の工場へ、トレッキングポールを携帯し現地調査。
 渡された現地調査用のルート図は、あてにならず、地道にルートファインディングし下山。
直行、直帰。
依然、突然の動きには痛みが走り、突発的な動きには対応不可の状態。
腰の周りに鈍痛、左脚はしびれと痛みあり。
そして、Blog作成中。
 


13日目の明日

 動き出しの激痛と、通常モードの歩行には程遠い状態なので、病院へ行く予定にしてます。






朝の散歩は、tomoさんが

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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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just for a moment
Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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