放射性物質

共有財産

空気も土も水も,地球そのものが,皆の共有財産。
吹き飛ばせばいい。
除染すればいい。
放射性物質だろうと,煙だろうと,目の前から取りあえず隠したり,飛ばしたりしてしまえば,妙な安心感を覚える。

しかし,汚染された大気や土,水は。
地球そのものは,絶対元には戻らない。
拡散させてまき散らしているだけ。
何の解決にもならない。
どう考えても『おばか』な考えです。

山肌が露出し,日々山の形が変わり,山が消えて行く。
その悲惨な光景を毎日見ながら散歩しています。
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山がかすんで,咽喉がイガイガし,頭痛のなか,煙に追われ,
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ゴミだらけの河川敷を海外沿いに移動しながら散歩しています。
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歩きながら考えます。
生物に寄生やどって,病気を引き起こす細菌やウィルスを。
生物の内部に細菌やウィルスが侵入し,生物の細胞を変異させたり,食い尽くす事で。
生物はその機能を維持できなくなり,侵入した細菌やウィルスと共に死滅します。
死因は感染による機能障害。
感染が直接の原因では無いのですよね。
何故,細菌やウィルスは,寄生やどった生物の中で共生しようとしないのでしょう。
宿った主が滅んでしまえば,それをよりどころにしたものは,同様に滅んでしまうのに。
だから,次々と感染させて,寄生やどり主を変えて行くのでしょうか。
地球に生まれた生物が培ってきた,とても悲しい負のDNAの様に思えます。
それは,地球の創成期から培われたDNAだとしたら,変えようがないのかもしれないですね。
削られて,消滅する山を見ながら考えます。
人のDNAの中にも,この負のDNAが含まれてる?
生きる限り,種を維持していくために,自らの生命の源である,地球を変異あるいは食い尽くしながら生きざるを得ないのだろうか?
我々にとって,地球は一つしかないのに。
人は,寄生やどり主を変えながら変異する事は出来ないのに。
それとも,ウィルスや細菌の様に人も,変異しつつあるのでしょうか。
寄生やどる場所を探して。
人が求める欲にまみれながら。


体調が悪いと,妙な不安を感じながらの散歩となります。



おやつを食べるBethを・・・何となく『ホッ』としながら見て・・・お散歩は続きます。

お散歩で見つけた
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僕に驚いてフリーズ?したテントウムシです。
この時期に?
死んでる訳ではありません。

そして,キツネを追いかけ・・・て行った先には

衣替え

5月,6月なのにdog days って言いたくなるような数日。
やっとこさ衣替えになったばかりなのに。

衣替えで思い出す昔昔の話。
この衣替えの日を基準に一斉に切り替わらないと気が済まない人。
暑かろうが寒かろうが関係なく,衣替えは6月1日と10月1日でなければいけない。
創造性のモチベーションは,ユニホームと関係ないと思うんだけどね。
組織の中にはいろんな人がいます。
いていいし,いないと組織じゃないし。
秩序を重んじるあまり,枠の中でしか物事を思考できない人の場合。
だいたいは,組織が進化する時,
その真価が問われるイノベーションにとって足枷になるものと思います。
こんなことを考えながらさらに思った事。
規準やマニュアルと言うものは,
あくまで判断するためのベースであり,
最終的には人が判断しその責務を負う事が正しい考え方だと思うのですけどね。
製造業の現場においてもマニュアル通り実施していい場合と,
そうでない場合を判断できる人は必要だしね。
マニュアルの必要性は当然感じるところでありますが,
マニュアル通りに実施され発生した不具合は,
その責任の所在が不明確になる事をご存知ですか。
判断,実施した責任者がマニュアルという事になり,
判断する時,それを実施する時のストレスは全く感じることなく,
機械的に判断し実施することができる。
故に責任回避の手段となり,
現実にそぐわない判断においても思考が停止したままの状態で実施できる。
普通マニュアルが原因で生じた不具合の場合。
不具合に対する弁明はマニュアルに問題があったでは通用しない。
と思っていました。

しかし,
プロメテウスの罠2のP206~P226”大津波襲来知らされず命を落とした多くの人々”
に記載された内容を時系列で並べてみました。
プロメテウスの罠2から津波
かなり混乱してるのが判ると思います。

マニュアルに従っていた?の問いかけに対して
気象庁は,
「結果が間違っていたとしたらマニュアルが間違っていたという事です」



「やや,復活」
体調の良くないナガ~イ1週間。
1週前の散歩・・・UPです。
まだ散歩は無理ですけど。
この地域の大気の温度が全般的に下がったので助かりました。
今思えば予兆は2週間前からあったのです。
生まれて初めてのおよそ直径20㍉近い口内炎。
腫れ上がって物が食べれませんでした。
できた場所も最悪で上あごの真ん中。
どの様に迂回して食べ物を投入咀嚼しても,思いっきりぶつかるのです。
そしてこの部位は神経の集まる部分らしく,顔面全体,特に上あごから上部の痛み酷いんです。
歯全体が虫歯になったような痛みもたまらなかったですね。
歯の先がこんなに痛いんだってのを実感しました。
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おかげで軽い脱水症状。
そんな中,火星農園で頑張りすぎたのも原因。
体力を過信したのも原因。
「暑さ寒さも筋肉まで」って言いながらここ数年ちょっと頑張ってました。
ちょっと自信あったんだけどな,加齢のせいだねきっと。

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タイトな大気に締め付けられるよな息苦しさを感じる日。
日本の夏ってこんなにトゲトゲっとした感じだった?
もっとおおらかにジメッと暑かったような気がするんですが。

て言うか,まだ夏じゃないし。

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このタイトな大気に絞め殺されそうな嫌~な気分から逃れるべく。
山へ。
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2014年6月1日 午前5時14分
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タイトな大気が締め付ける環境は,思考する力を簡単に外へ絞り出す。
思考する力を失わないために。
絞尽くされないために,何をどうすべきなのだろう。
体力や精神力では補いきれない物を最近感じます。
人が生活の利便性のために得た物の代償は大きいのかもしれない。


体調が最悪なせいか,思考回路もネガティブな回路を経由しちゃうのかな?


それを振り払うように
「よっしゃ。いいぞBeth」


釣り人達が大勢。
中にはゴムボートを持って,林道を歩ってる人まで。
挙句の果てにゴルファーまで。
なかなか,思う存分走れませんね。
「まっ仕方ないか」
人それぞれリフレッシュの仕方があるのだろうから。


酸素と葉緑素を思いっきり一杯吸い込み。
「プッハー」
ここ数週間分の毒素の一部を吐き出し。
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さらに,山から吹き下ろしてくるヒンヤリした風。
その中にたっぷり含まれてる葉緑素を・・・
「ス~~~~」
滲みこむ染みこむ浸み込む沁みこむ・・・
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「ウ~~ン・・・・プッハー」
堪りませんな。
山はいいです。


「ンッ?」
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土砂崩れの工事が始まってました。
工事が終わったら,車両通行止めが解除になるんだろうな~。
嫌だな~。
危ないんだよね~かっ飛ばしてくるし。
レーサーになりきってる変なのもいるしね。
そして,ウルサイのです。
車両は永遠に侵入禁止でいいと思うんでよね。
急ぐ理由ないし。

わざわざここまで車で来て不法投棄していく人もいるしね。
情けないです。
やっぱり後ろめたいからなのかな?
犯罪だしね。

車両進入禁止の今でも,先日来たときなかった照明器具や椅子などが不法投棄されてました。
ダム管理所側のバリケードから200㍍から300㍍ぐらい上流の草むらです。
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バリケードをどけるのは無理だと思うのですね。
金属製のチェーンに南京錠。
そして鉄管パイプですから。
入口まで来て,人力だ運んだんだろうな。
ご苦労さんなこってす。
夜来てるのかな?
真っ暗闇だよ。
街灯は全くないし。
夕方から夜になりかけの暗闇の中歩った事あるけど,かなり怖いです。
産廃として処分場に日中持っていけば何のストレスもなく処理できるのにね。
多少のお金はかかるけど。
わざわざ手間暇かけて犯罪者になる事ないと思うんですけど。
僕には理解不能です。

「ン!待てよ。もしかしたら,彼らは不法投棄がリフレッシュの方法?」
だって,手間暇かけすぎだよね。
「ンなわけないか」

せっかくの散歩なのに,台無しにしてくれちゃって
「あ~ハラタツ!」

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自分が自分達が,
今どんな状況の地表の上で生活してるかを,
想像できないのだろうか。
自分たちの投棄した物で埋め尽くされる山を想像できないのだろうか。
まさか飛んできたわけではあるまい。
無主物として扱う訳には行かないのですよ。
本来,排水・排煙・放射性物質だって同じことでしょう。


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初夏の新緑は,見た目にもとても清々しく,気持ちが落ち着きます。
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新しい息吹を感じるせいなのか。
芽吹く新緑の香りが,
ひんやりした山の空気に包まれて,
ゆるやかに流れるのを肌で感じるのは,
とても心地いいものです。


山は変わらず人を迎えてくれます。
山が変わるときは季節が移ろう時。
山が変わって見えるのは,人の心の変化の為。
山が変わってしまうのは,人の殺伐とした心の為。


ご休息タイム

まずは,体にお水の補充。
Bethと僕それぞれに。

次はエネルギーの源の補充。
これはBethだけ。
僕の分は忘れてきました。


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本来はしゃがみ込んでより地表に近いところで撮影したかったのですが,
あまり体調がよくなく軽~くしゃがんだだけで撮ったので,
イマイチでしたね。


「ナンダ?ナンダ?ナンダ?」Bethがソワソワ
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公衆便所がたまり場?というか餌場なんですね。
餌の容器がトイレ内に置いてある事があるし,
乗用車で来て餌をあげてる人たちをよく見かけます。
一匹しか写せませんでしたが,数匹いました。
この猫を見たのは2年前の冬だったと思います。
まだその当時は子猫でした。
やっぱり,ここに捨てに来るんでしょうね。
tomoさんが保健所のおじ様から聞いた話では,
ペットを捨てるポイントと言うのが何か所かあるらしいです。
そのうちの一か所なんだそうですけど。
「身勝手だよね。あまりにも」
写真は,できるだけ公衆便所部分をカットしました。





**************** 2014年6月1日のBeth ****************

2014年6月1日

お散歩ゴッチャンです
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*******************  おまけ ********************


****************  2014年5月のBeth *****************
2014年5月





*******************  裏話  *******************P6013544
増田川右岸の公園内公衆便所の脇にあったごみ置き場。
変な事に気づきました。
ヨドバシの紙袋ではありません。
黒く細長い物が8本。
そして周りを見ると駐車場の片隅に1本。
合計9本。
電力ケーブルです。
それもシース(被服:黒)と絶縁体(白)のみ。
被服の中の導体は抜き取られていました。
CV-Tと言われるケーブルで,耐熱使用を施された物です。
正式名称は,
600V単心より合わせ形架橋ポリエチレン絶縁体熱性ポリエチレンシースケーブル。
サイズも太く250㎟(スケア)で布設の仕方にもよりますが400A~500A以上の許容電流が確保できる電線です。
購入価格はと言うと100mで軽く100万以上します。
重さは1㍍で約7.5㎏
重いしかなり高価なものです。
まず素人は手にしない電線ですね。
現場で余った物だとしても,管理された現場では持ち出すことは不可能です。
被服のむき方も手馴れていることから常習犯かなとも思ったのですが,あまりにも被服のむき方が鮮やかだという事。素人じゃないネ。
ケーブルの長さが1㍍から2㍍のの範囲で3本単位で比較的長さがそろってる事。
やはり建築現場から布設し終わって余った電線を,関係者が無断で持ち出した可能性が高いのではないか。
そして,この公園で被服を向いて銅だけにしてから売り払ったのでしょうね。
導体に使われてる銅は特に金になりますからね。

硫黄島からの手紙に返信を読んで

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2011年4月23日朝日新聞朝刊17面12版
涙があふれてきました。
あの忌まわしい戦争が,やはり現実のものであると言う事。
そして,何の抵抗もできずに,日常を壊された人たちがいた事。
具体的な戦争のむごさは書かれてませんが,
とても心を打たれました。
そして映画の”硫黄島からの手紙”がとても悲しく思い出されました。
前線で,そして現場で命をかけて戦ってる人たち
現場はいつの時代でも悲しい運命に置かれるのだろうか?
原子力安全保安院の記者会見は,とても遠いところからの話に聞こえます
客観的にみると言う事では,仕方のない事なのかもしれませんが
しかし,現場からの情報は,ほとんど伝わってきませんが
それでも,現場との温度差は明らかに感じます。
福島第一原発の現場で,とても厳しい環境で
収束のために従事してる技術者たちの写真が
オーバーラップしました。
何の方策もなく,玉砕覚悟では通用しないはずなのに
汚染水を止めるために取られた方策は,
吸水性ポリマーの投入
新聞紙の投入
生コンの投入
流れる液体を止めることなど不可能なことは素人にもわかります。
初動にはたくさんの過ちがあったかもしれません
しかし,なぜ今でも東電だけが責められるのでしょうか
原子力発電のシステムは,電力の喪失で暴走するという
システム的に大きな問題を抱えている訳ですし
原発政策は自民党政権下で自然エネルギー開発の予算を削って推進された国策だったはずです。
そして政権交代したら責任はないのでしょうか
そして,我々はその原発が作った電力の恩恵を受けて生きてきたし
今まさしく使ってる電力の一部が原発が作った電力だと言う事
全ての人が何らかの責任を果たさなければいけないでしょう
現政権も現場の作業に従事してる技術者たちの
技術的な事以外のバックアップも必死に考えるべきではないでしょうか
自分には原発の専門知識はありませんが,後方支援の大事さはよくわかります。
現場で力を発揮するためには,精神論をふりかざしたところで意味がないでしょう
危機的状況下で難しいかもしれません。
しかし,過去の歴史が物語ってるように
後方支援等,現場のバックアップに失敗した時,戦線は崩壊します。

今僕は現場で戦ってる技術者たちのバックアップをできないか考えたいと思います。

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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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