尻尾の感じは,勢いよくルンルン。
「ホンジャ行きますか」
登るぞ~と言う気合は,いらない。
そんな山歩きも素敵です。
人気(にんき)のある山は,結構人がいます。
追い抜かれたり。追い抜かれたり?追い抜かれたり??
(ご想像にお任せします)
へなちょこ登山家の端くれだって事さ。
静かに歩きながら,自分の時間に埋没できる。
値千貫の山歩き。
そしてここは千貫山。
若干の問題点は,街の喧騒がどうしてもついて回る。
そして,オフロードのオートバイは,流石に腹立たしい。
山にまで来て我を通してどうすんの?
ま~,くだらない事に怒ってもしょうがない。
余計なエネルギーは使わない。
でも,ウインカー挙げずに曲がってくる車には,やっぱり腹が立つ。
直進すると思って待ってるんだから。
これは平地の話です。
いきなり面白い物を見つけました
アップで
一気にベゴ岩まで・・・
ベゴ岩は苔むしてました。
ここを沢沿いに下り分岐点を左に行くと赤松展望台。
そのまま沢沿いを下りると竹藪があり,更に下ると砂防ダムに出ます。
新明寺沢砂防ダムです。
全く手入れされていない竹藪は,竹の枝が様々な方角から襲ってくるので注意が必要です。
竹藪を抜けると沢の中を歩いて砂防ダムに出ます。
そして,砂防ダムの右端から荒れた道があるのですが,まだ歩った事はありません。
この砂防ダムの上からはすぐそばに民家が見えます。
この民家に通ずる道が砂防ダムの左端にあります。
歩きやすい道なのでスタスタ下りて行ってしまうと,この民家の私有地に出ます。
「スミマセ~ン。道に迷って下りてしまいました~」とミエミエの嘘をついて無理やり通り過ぎ,私有地を出ると立て看板があります。
「私有地につき・・・」と。
なので,要注意です。
左側に朽ち果てた石の階段が,ここも竹藪に覆われており。
その階段の生い茂った竹の枝をかいくぐって登っていくと。
世間から忘れ去られた様な,大日如来堂があります。
管理されていないせいで,何か出そうで,風情?があり,僕のお気に入りです。
新明寺沢周辺は,でかいイノシシが出没しますので,これも要注意です。
この沢は下れば下る程,獣の匂いが強くなります。
僕の鼻腔にも感じるので,Bethはビンビンに感じるのではないでしょうか。
ベゴ岩まで来ると,獣の匂いを追っかけて,新明寺沢の方へ下りたがります。
新明寺沢へ下ると,砂防ダムから同じ道を登り返さなければいけないので,めんどくさいのであまり行きません。
Bethは「行こうよ」って言ってます。
でも行きません。
今日はそんな気分じゃないし。
あまり猪には遭遇したくないし。
Bethとの行く行かないの駆け引きの間。
ベゴ岩の苔を撮影しました。
見事です。
今日は木の橋を渡って,蔵王展望地を経由して千貫山へ戻る予定です。
いろんなルートを行ったり来たりしながら,千貫山へ。
記念撮影をしながら
夕闇迫る,岩沼の街並み。
その喧騒の源の町並みの水辺で,溺れそうな感覚を味わいつつ。
一歩,また一歩下りながら・・・泡沫の灯に集う人の作り出した刹那的な現実。
その現実へ戻らざるを得ない事に歯ぎしりしながら。
そして,そこでしか生きていけない,苦しさをかみつぶしながら。
口の中に広がる渋さに眉根を寄せ・・・下ります。
お散歩の後のお手入れ
ダニ予防で~す。