いいお天気になりそうな予感
中ノ沢(名取)-五社-外山-三方塚(名取・村田・岩沼)-牛道峠-大滝-大師(岩沼)
身構えなくてもフラット行ける気軽さが里山にはあります。
(但し,基本ルートから逸れなければですけど)
三連休の初日。
天気がいいし急きょ「ヨッシャ」と行く気になったのです。
山メシ「ハム巻焼きおにぎり」とバイオドリンクレモンを作って「出発」。
川内沢川の脇の道を中ノ沢(10:17)へ
「ン?」
「何だ?この使いまわしたような屋外防水箱は」
まさしく取ってつけた言う様な標示。
「ムムムムム!ダム工事の前兆?」
水温をロギングして何に使うんだろう?
ダム工事と何が関係あるのかな?
ダム工事後も沢の水温を維持するため?
「・・・・・・」
「目指せ頂上!!」
切株の上がお気に入り?
風が吹き出して枯葉が舞い始めると
落葉が気になる?
更に他の切株に
今度は後ろが気になる?
振り向いてみると後ろに登山者がいて・・・僕達を見つけたその登山者は,立ち止まったまま動かない?
ように見えるんですな。
休息している??様には見えない・・・固まってる。
登り口には誰もいなかったのですけど?
どこから登ってきたのだろう?
ノンビリ歩ってるうちに追いつかれた?
明らかに立ち止まってるので,Bethを切株から引きずりおろして進みはじめるも。
気になるようです。
Bethは気になってトットト歩かなくなるので,さっさと追い抜かれた方がいい。
そう思いしばらく様子を見てたのですが?追いついてこない。
仕方なく歩き始めて後ろを振り返ると,見えなくなってました。
あのペースだったら追いつかれそうな気がしたんですけど?
そしてまた切株に
そんなに切株の上が良いのかね~。
でも後ろが気になる
気配が遠ざかったのか
風のおさまった秋の日差しの中,切株の上を満喫するBeth。
ウダウダしていても,追いついて来ません。
大いなる藪漕ぎでもして道を逸れて登らない限りは,追いついて来るはずなんですけど。
もしかして,犬が嫌い?
もしかして,人が嫌い?
もしかして,その両方?
「ウ~ン。トラブルは避けたい。トットト登ろう」
左側を行けば五社山。
右に行けばおそらく樽水ダム右岸公園と,農業・園芸総合研究所の近所にある金剛寺へ通じてるのかな?
今回ここを探索してみたかったのですけど・・・出発が遅かったので時間がちょっと足らないかな?
「ウ~ム・・・ペンディングとして記録しておこう」
「また今度にしておいてやるぜ!楽しみに待ってな!!」と捨て台詞を吐きながら通過。
五社山展望台到着(11:42)
そして僕も,楽しみにしていた初めてのハム巻焼きおにぎり・・・袋から出してみると。
「チッチェー。たりね~べな・・・やっぱり」
作っってるときtomoさんの熱い視線に負けて,
(熱い視線の先の・・・そのまた先にあるより熱い視線を浴び続けている・・・一番大きく見えるおにぎり。)
涙をのんで,試食用に1個置いてきました。
「パクリ,パクリ」で終わっちゃうのです。
Bethの残りのシーフードソーセージを食べてしまうのは・・・Bethがあまりにもモゾコイ。
仕方ないので,ピーナッツを「ポリポリ」
自分の家が見えそうで見えない・・・見えたからどうだってわけでもないのに,何故かこういうのって気になります。
「何?・・・この匂い・・・・もしかして,ご機嫌になってる時の変な匂いがする揮発性の液体?」
「やっぱり」
「まさか飲むわけじゃないでしょうね」
「賞味期限確認しないとね・・・・・って飲むわけないよ」
「ほんとかな?」
「山で飲んだくれてもしょうがあるまい」
出発準備
「そんじゃ,行きまっせ」
「ン?」(11:59)
何とか引きづりおろして登山道へ
外山方面から来た男性&女性とすれ違いご挨拶「ウ~」
「違うでしょ」自分のエリアだと勘違いしてます。
「お二人さん,ごめんなさい」
そして,尾根沿いを見渡して人のいないのを確認後。
待望の
「Let's Rock'n Roll」
この尾根沿いの道はとても気持ちがいいので記念撮影。
そして野鳥の広場。
「マタスカ?」(12:18)
この時は,もともとベンチの上とか切株の上とか好きなんだし・・・ぐらいに考えてました。
そして,その後も「アタチはここが良い」は続くのです。
原因は水だったみたいです。
ベンチに座ると水がもらえるとインプットされてるらしく,水が欲しかったみたいです。
でもその後の大師沢の水場では,まったく飲んでないんだよな~。
しかし,帰宅して車から降り,突進した先はバケツの水だったのです。
お腹パンクするぜ!って言うぐらい飲んでました。
「気が付かなくて,ゴメン」
そんなに汗をかく登りでもないので,僕自身はそんなに水分を必要とはしません。
だから,あまり気に留めてはいませんでした。
僕は走ってないけどBeth走ってるもんね。
思いやりのない山登りをしてしまいました。
尾根沿いには多分狸だと思うのですが糞がたくさん。
同じところにするので,狸のタメフンと言われてます。
写真撮りましたけどネ~。あまり美しいとは・・・・。「割愛?」
外山到着(12:42)
愛島台から登ってきたオジチャンにご挨拶「ウ~」
「コラコラ。ごめんなさい。この辺の山全体を自分のテリトリーだと思い違いしてるもんですから」
「ハハハハ」
チョクチョク登ってるのだそうで,ここでお昼を食べるのが楽しみなのだそうです。
「犬は山登るのシンドクないの?」
「4本足ですから,全然平気で駆け回ってますよ」
「へ~そうなんだ」
「人間と違って,余計なものしょってませんしね。バッグパックとか脂肪とか,しがらみとか」
「ハハハハ,私もね痩せなさいっていわれてるんだけどね。
だから山登るんだけど,お腹が空いてね,ご飯がおいしいからついつい食べ過ぎちゃう。
なかなかうまくいかないんですよ」
外山を後にして
枯葉の音がたまりません!
三方塚到着(13:14)
実はこの時,追い抜いて行かなかったあの登山者がいました。
「こんにちは」
五社山展望台によらないで一気に三方塚まで来た模様。
やはり,なんとなくよそよそしいので,そのまま赤土の丘(蔵王がみえる僕が名付けた丘)に直行。
残念ながら蔵王は雲の中でした。
三方塚に戻り牛道峠へ
牛道峠(13:35)
ネット上で,ここの地名が牛首峠と誤って配信されていることが多いようです。
ここは『牛首峠ではなく牛道峠』です。
お間違いのなきよう!
落葉の上を「ガサガサ」音を立てて歩くのは,とても気持ちが良い。
今日は菅生でレースをやっているので,その音がちょっとネ。
下りは何時も引っ張るBethですが,今日は特に引きが強い。
滑るんだよね。
滑ると沢に落ちちゃう危険があるので「引っ張るな~」を連発。
軍手はBethのウ*チ袋に回収。
しかし,くだらない事するよね。
一部を除いて(沢沿いの崩れた道)雪がある方が歩きやすいかな~。
Bethに引っ張られなければ,全然問題無い道なんですけど。
「まっ,仕方ないかな」
通常モードの山登りの場合,ローカットのトレッキングシューズを愛用しています。
そのせいもあるとは思うのですが。
下り坂を,先頭切って勢いよく歩くBethに引っ張られ。
つんのめりそうになるのを爪先で踏ん張りながら歩くため。
爪先が靴の先にあたり結構痛みます。
僕の足の場合,親指よりも先に薬指が当たるので,
靴の先に小指の先が当たり「ジンジン」と。
最近は少なくなりましたが指の下側に血豆ができる事もあります。
でもあまり気にせず歩くことはできます。
合わないトレッキングシューズで踝を痛めた痛さに比べると・・・比較できるレベルではありませんけど。
地球を相手にするスポ-ツなんですから,多少の痛みはと言われたことありますが。
変な考え方だと僕は思っています。
大滝(13:52)
イノシシ用の罠
今日は人にしか会いませんでした。
合計4人です。
意外と少なかったですね。
もっと多いかと思いました。
大師(14:18)
山の魅力は,やはり元気が出るところにあります。
歩けば当然疲れますが,体の疲れと反比例するように,体の奥底にあるヘンテコリンナ疲れが無くなっていきます。