10月3日(土曜日)
8時30分:イワカガミ平到着。
着いた途端,ヘリコプター数機のお出迎え?
みんな口々に,
「紅葉の栗駒山の撮影?かも・・・手振ったら映るかも?」
「ワ~イ」
と一斉に手を振るみんな。
でもヘリコプターの色は赤で,白地で大きく宮城県と言う文字が見えました。
どう考えても消防だと思うのです。
「バタバタバタ」と言うとても大きな音を遠慮なしに立てながら,それもゆっくりと低空で。
まるで地上を確認するように飛ぶ数機のヘリコプターを見ながら,ただならぬ気配を感じてました。
登り始めると,抜けるような青空と山肌の紅葉に。
「ワ~イ」
と歓声を上げる間もなく,突風と雨。
「サブイ」
で,このヘリコプターの事は,すっかり忘却の彼方に消え去っていました。
それでは今回のコースです。
今回は爆弾低気圧の通過した後の山行きで,ちょっと心配。
前日にはこんな会話をしていました。
「弾丸低気圧の影響まだあるんじゃないの?」とtomoさん。
「ン?弾丸低気圧?て言った今?」
「うん」
「ハハハハハ!!爆弾低気圧じゃないの?」
「そうだっけ」
「でもさ局地的に風穴開ける様な低気圧だったっら弾丸低気圧だよね」
「3日の栗駒山は前線が通過するって言ってたし。山の上と下では気温が全然違うので注意しなさいって言ってたよ」
「フリースは持って行くつもりなんだけど,どの厚さにするか迷ってるんだよね」
結局薄手のフリースを準備しました。
登山口には予定より30分以上早く到着。
いわかがみ平は,抜けるような青空で,最高のお天気でした。
そして,ヘリコプターのバタバタバタと言う音のなかで準備運動をし。
バタバタと言う音に,なんだか煽られる様な気分で登山開始。
視界が悪い低木帯の頭上の抜ける様な空の青さに,展望の開けた時の景色に期待が膨らんでいきました。
そして,意気揚々と登り・・・・
森林限界点を過ぎ,展望が開けだしたとき。
天気予報通りの展開となってきました。
こう言う予報は何故か当たる天気予報。
いい方に外れたら?誰も何も言わず楽しみ。
予報通り下り坂になると,こんな風に言われる。
悪い方に外れれば,ぼろくそに言われるだろうしね。
「お気象予報士の皆様,ご愁傷様です」
等と考えながら,突風に帽子を飛ばされない様に手でおさえ。
思わず「サブイ」
道端で「ガサゴソ」
「追いつけますので,お先にどうぞ」と言いつつ
バッグパックの中からウインドシェルを出すのに手間取っていると。
「そう言うのはね。すぐに出しやすいところに入れておくものなのよ!」
「一年目だしね。経験が足りないのね」
「そう。経験は大事よね」
いろいろ言われてしまいました。
実はこの時,取り出し難いところに入れていたのを思い出していたのです。
そして,もたもたしてれば「ヤバイよ」ってことは思ってました。
ですから,皆がいない場所で何気に着て,何気に追いつけばいいと思っていたのですが
「ハハハ~。おっしゃる通りでございます。次回からはきっちり使うものを上に入れてきます」
と弁明して登山開始。
時折雲間からさす光を見つけては「パチリ」と撮影しつつ
10時32分 中央・東栗駒語閏地点を通過。
ここから須川岳はもう目と鼻の先です。
10時45分 山頂到着
と同時にガスがかかりだし,雨が降り出してきました。
冷えた体にホットコーヒーで,つかの間の「ホッ」
そして,
「どうしましょ?」
①山頂でお弁当を食べてから下山をする。
②イワカガミ平へ下山してからお弁当を食べる。
協議の結果②を選択。
リーダー曰く「記念撮影はイワカガミ平で行うとして,とりあえず頂上の写真だけ撮影して,あと合成してよ」
「了解」
雨模様の為カメラはレジ袋に包み,合羽の上だけを着込み下山。
12時27分 イワカガミ平到着
「アハハハ。晴れてやんの」
中央ルートは初心者向けのコースと言うだけあって。
幼稚園児の集団とすれ違うなど,様々な人たちが登っていました。
ただ,低木帯の登山道は石畳になっており結構滑りやすく,雨の後や木の枝や葉が落ちてると更に滑りやすくなってます。
さらに,ところどころに大きな穴があり,そこに水が溜まり,木の枝や葉が被ってしまっていて,穴が見えなくなってる場合もあるので,注意が必要です。
お弁当食べて,コーヒー飲んで。
梨・枝豆・ビール・手製のケーキ等々いろんなものが回ってきます。
「皆さん凄い。ずっと持ち歩いてたわけでしょう。保冷バッグに保冷剤入れて。ご苦労様です」
ナナカマドが青空に映えて綺麗。
帰宅途中のバスの中で,次回の深山行きの打ち合わせをしながら。
「あのヘリコプターはさ。熊がいるって言ってたから,その対策でバタバタ言わせて飛んでたんだよきっと」
様々な憶測が飛ぶ中。
結局,あのヘリコプターが飛んでいた誰もが納得できるような理由は?解らずじまいだったのです。
ところが翌日の新聞にこんな記事が載っていました。
我々のコースは中央ルートだったので遭遇することは無かったのでしょうけど。
あんなに大勢の登山者がいるなかで気付かなかったのかな~?
8時30分:イワカガミ平到着。
着いた途端,ヘリコプター数機のお出迎え?
みんな口々に,
「紅葉の栗駒山の撮影?かも・・・手振ったら映るかも?」
「ワ~イ」
と一斉に手を振るみんな。
でもヘリコプターの色は赤で,白地で大きく宮城県と言う文字が見えました。
どう考えても消防だと思うのです。
「バタバタバタ」と言うとても大きな音を遠慮なしに立てながら,それもゆっくりと低空で。
まるで地上を確認するように飛ぶ数機のヘリコプターを見ながら,ただならぬ気配を感じてました。
登り始めると,抜けるような青空と山肌の紅葉に。
「ワ~イ」
と歓声を上げる間もなく,突風と雨。
「サブイ」
で,このヘリコプターの事は,すっかり忘却の彼方に消え去っていました。
それでは今回のコースです。
今回は爆弾低気圧の通過した後の山行きで,ちょっと心配。
前日にはこんな会話をしていました。
「弾丸低気圧の影響まだあるんじゃないの?」とtomoさん。
「ン?弾丸低気圧?て言った今?」
「うん」
「ハハハハハ!!爆弾低気圧じゃないの?」
「そうだっけ」
「でもさ局地的に風穴開ける様な低気圧だったっら弾丸低気圧だよね」
「3日の栗駒山は前線が通過するって言ってたし。山の上と下では気温が全然違うので注意しなさいって言ってたよ」
「フリースは持って行くつもりなんだけど,どの厚さにするか迷ってるんだよね」
結局薄手のフリースを準備しました。
登山口には予定より30分以上早く到着。
いわかがみ平は,抜けるような青空で,最高のお天気でした。
そして,ヘリコプターのバタバタバタと言う音のなかで準備運動をし。
バタバタと言う音に,なんだか煽られる様な気分で登山開始。
視界が悪い低木帯の頭上の抜ける様な空の青さに,展望の開けた時の景色に期待が膨らんでいきました。
そして,意気揚々と登り・・・・
森林限界点を過ぎ,展望が開けだしたとき。
天気予報通りの展開となってきました。
こう言う予報は何故か当たる天気予報。
いい方に外れたら?誰も何も言わず楽しみ。
予報通り下り坂になると,こんな風に言われる。
悪い方に外れれば,ぼろくそに言われるだろうしね。
「お気象予報士の皆様,ご愁傷様です」
等と考えながら,突風に帽子を飛ばされない様に手でおさえ。
思わず「サブイ」
道端で「ガサゴソ」
「追いつけますので,お先にどうぞ」と言いつつ
バッグパックの中からウインドシェルを出すのに手間取っていると。
「そう言うのはね。すぐに出しやすいところに入れておくものなのよ!」
「一年目だしね。経験が足りないのね」
「そう。経験は大事よね」
いろいろ言われてしまいました。
実はこの時,取り出し難いところに入れていたのを思い出していたのです。
そして,もたもたしてれば「ヤバイよ」ってことは思ってました。
ですから,皆がいない場所で何気に着て,何気に追いつけばいいと思っていたのですが
「ハハハ~。おっしゃる通りでございます。次回からはきっちり使うものを上に入れてきます」
と弁明して登山開始。
時折雲間からさす光を見つけては「パチリ」と撮影しつつ
10時32分 中央・東栗駒語閏地点を通過。
ここから須川岳はもう目と鼻の先です。
10時45分 山頂到着
と同時にガスがかかりだし,雨が降り出してきました。
冷えた体にホットコーヒーで,つかの間の「ホッ」
そして,
「どうしましょ?」
①山頂でお弁当を食べてから下山をする。
②イワカガミ平へ下山してからお弁当を食べる。
協議の結果②を選択。
リーダー曰く「記念撮影はイワカガミ平で行うとして,とりあえず頂上の写真だけ撮影して,あと合成してよ」
「了解」
雨模様の為カメラはレジ袋に包み,合羽の上だけを着込み下山。
12時27分 イワカガミ平到着
「アハハハ。晴れてやんの」
中央ルートは初心者向けのコースと言うだけあって。
幼稚園児の集団とすれ違うなど,様々な人たちが登っていました。
ただ,低木帯の登山道は石畳になっており結構滑りやすく,雨の後や木の枝や葉が落ちてると更に滑りやすくなってます。
さらに,ところどころに大きな穴があり,そこに水が溜まり,木の枝や葉が被ってしまっていて,穴が見えなくなってる場合もあるので,注意が必要です。
お弁当食べて,コーヒー飲んで。
梨・枝豆・ビール・手製のケーキ等々いろんなものが回ってきます。
「皆さん凄い。ずっと持ち歩いてたわけでしょう。保冷バッグに保冷剤入れて。ご苦労様です」
ナナカマドが青空に映えて綺麗。
帰宅途中のバスの中で,次回の深山行きの打ち合わせをしながら。
「あのヘリコプターはさ。熊がいるって言ってたから,その対策でバタバタ言わせて飛んでたんだよきっと」
様々な憶測が飛ぶ中。
結局,あのヘリコプターが飛んでいた誰もが納得できるような理由は?解らずじまいだったのです。
ところが翌日の新聞にこんな記事が載っていました。
我々のコースは中央ルートだったので遭遇することは無かったのでしょうけど。
あんなに大勢の登山者がいるなかで気付かなかったのかな~?