使い捨てカイロの有効利用
今の時期に何で?
登山靴(トレッキングシューズ)のお手入れ方法をまとめてました。
その中に保管方法の項目があるのですが,そこで使い捨てカイロを取り上げたので。
忘れないうちに記事にしようと思った訳なのです。
冬場の早朝の散歩は,とっても「シバレル」のであります。
去年はありませんでしたけど,鼻毛が凍る事もあります。
指先が一番シンドイですね。
手袋もいろいろ購入しましたが,此れと言った物にはまだ行きあたってません。
モンベルの店頭で装着した感じでは,良い手ごたえの物はありましたが,家にまだ在庫があるので購入は先送りとなってます。
起き掛けの寒さは結構しんどいので,お散歩をするようになってからは使い捨てカイロのお世話になっています。
もちろん手袋の中にいれて,必要に応じて直接握りしめてます。
厳寒期は白金カイロのお世話になるのですが,燃料がベンジンですから,化学物質なのできつい事はきついですね。
屋外の場合は何とかクリアできますけど。
筋肉の増量が,寒さ対策になるのは分かっているのですが,何もしなければ増量する訳も無く。
挙句の果てに脂肪と言う厄介者が簡単に増量してくる始末。
怠け者には耳の痛い話なのです。
夏場の自販機の缶ジュースが500mlに増量中で販売されてるように,筋肉も冬場だけ増量中ってなわけにはいかないのです。
そんな筋肉が有ったら便利だろうな~。
使い捨てカイロはメーカーによって,暖かさにバラつきがあります。
低温やけどを気にするあまりなのかどうかは分かりませんが。
寒い屋外では温まらず,帰宅後の家の中でほんのり暖かくなる。
メーカーは言いませんが,「二度と使うもんか!」(物まねでのし上がってきたメーカーです)
で,冬場になると使い捨てのホッカイロが,まさしく使い捨てになってました。
この使い捨てカイロを,靴の保管にかかせないあるものとして,使う事になったのです。
何かに利用できないか?
tomoさんは常々考えていたのだそうです。
そして目についたある記事。
「おおお!これだ!!」と思わず仁王立ち。
「ヒッ」と飛びのきざま「お客様,何か不都合な事でもございましたでしょうか?」
パーマ屋さんでの出来事です。
使い始めて早3年。
ここまで,来るには長い道のりだった・・・・・・訳ではなく。
適当にtomoさんが,下足箱の靴に放り込んでいただけです。
効果の程は,僕の足は多分あまり臭くないので・・・でも徹夜で仕事をしたときとかは,足臭くなりますよね。
続けば続くほどに,匂いは増して。
続けば続くほど,疲労が増して。
最後は訳わかんなくなるんですけど。
使用後の使い捨てホッカイロの使い道という記事。
『使い捨てホッカイロは,消臭効果がある』・・・ハズ・・・『だから使用後も捨ててしまったらもったいない』
確かに,我が家の下足箱はジャスミンの香りが漂っています?
それは嘘です。
本当に消臭効果があるのかを調べるうちに,消臭効果だけではなく防カビ効果もある事が判りました。
調べた内容をまとめると
- 消臭効果
- 化学反応を利用した代表的消臭剤は,金属である鉄化合物を応用したものです。
一般に金属の表面は化学反応を促進する触媒作用をもっています。
そして鉄および鉄酸化物の場合、におい分子が鉄のイオンと化学的に反応して緒体化合物をつくり、安定化することで,匂いの素がなくなります。
使い捨てホッカイロは鉄が空気中の酸素と反応して酸化鉄(水酸化第二鉄)になる化学反応で,この化学反応が起こるときに出る熱を有効利用したものが使い捨てカイロです。
ですから,この消臭効果は本物です。 - 防カビ効果
- 鮮度保持剤の中には,脱酸素剤がつかわれます。
その一つに活性酸化鉄製剤と言うものがあります。
これは,鉄が酸素と反応して錆びる原理を利用して、食品中の酸素を取り除き,食品の酸化による変質やカビの発生を防いでいます。
つまり,急激な鉄の酸化反応を利用しているホッカイロは,まさしく活性酸化鉄製剤という事になります。
以上のことより効果の程は間違いなさそうです。
しかし,いままさしく使い捨てられようとしていたホッカイロの酸化反応が,いつまで続くのかが判らない訳です。
つまり,効果がどれほどの間持続するのかという事ですね。
逆に考えれば酸化反応が続く限り使い続けられる訳ですけど。
捨てられる運命だったホッカイロですから,発熱しなくなったものからどんどん下足箱や靴の中に放り込んでしまえばいいと思います。
そして,邪魔になった最も古いと思われるホッカイロを,お役御免してあげて「ポイ」すればいいのではないでしょうか。