どこに行くのにも手元にあれば怖くない。
困った時のネット情報。
繋がることが出来なくなった時の危機感。
それ以上に恐ろしいと思う事は。
目的に向けての想像力が欠如していくこと。
困った時のネット頼みであるが故のイレギュラー処理の欠如。
全てが画面から得られる情報頼み。
情報から独自に判断してると思っているのかもしれないけど。
ネットの情報が得られない時の判断基準が明らかにない。
つまり独自の意志で判断できない。
ネット情報の大半は,責任の所在のはっきりしない情報であるにもかかわらずである。
情報には作り手側の意図がある。
お出かけ前のネット検索。
お出かけ中のネット検索。
予定を立て,予定を計画する段階での想像力を奪ってることは充分に考えられる。
行ってみて,駄目だったらネット検索。
大丈夫!どこに居てもネットにぶら下がっているから。
そんな考えが想像力を奪っていく。
常にイレギュラーはついて回る。
そしてその事が,独自の判断ができるidentityを作り上げる。
それを網に頼る・・・無責任な情報・・・その情報に便乗して・・・拡散する愚かさ。
そのどこにも identity が宿っているとは思えない。