
- プロローグ
- 携帯電話のメールはとても苦手です。
出来得るならば電話かPCのメールで済ませたい。
しかし,PCはポケットに入らないし,携帯するのには重すぎる。
我家で稼働中のPCは,大画面のディスクトップと古いノートPCが一台。
何故今時ディスクトップ?
ディスクトップを侮るなかれ。
結構大きなデーターを扱うので,安価で操作性を追求した結果,ディスクトップと言う選択になりました。 - PC編
- 実はノートPCは2台,その1台が2年おきに電源が壊れるので,頭きて踏みつぶしました。
今迄購入したこのメーカーの製品は,悉く数年おきにスイッチング電源が壊れました。
その度,1万円~2万円の修理代が発生。
何度目かのトラブルの時,我慢も限界に達して分解してみました。
そして,回路の電圧をブロックごとにチェックして行ったところ,スイッチング電源に行きあたりました。
電源回路の電解コンデンサーが10年程度で駄目になるのは納得できますが。
「なんじゃこりゃ」
踏みつぶしたのは嘘ですが。
分解して,修理を試みました。
バッテリーは問題がなさそうでした。
やはりスイッチング電源の不良か,あるいはバッテリーと商用電源の切り替え部分の不良の様に思われました。
だったらダイレクトに電源を供給すればいいと判断。
ADコンバーターを準備し,基盤を外しかけた時。
『パキ』
「ゲッ」
と言う訳で断念しました。
無残にもはらわたをさらけ出したノートパソコンを見ながら。
「廃棄するしかない」と決断した私は。
憎しみを込めながら,取り返しのつかない解体の世界へ足を踏み入れたのでした。
数十分後,バラバラになった残骸を見ながら立ち上がり。
まるで殺人者の如く「フン!ザマ~ミヤガレ」と捨て台詞をはいたのでした。
そしてコーヒーブレーク。
コーヒー飲みながら,
「まてよ,リサイクルマーク?」
あわてて,飲みかけのコーヒーをのこし,犯行現場へ。
そして,無残にもバラバラになった部品の中から,pcの底蓋を引き摺りだし,眺めてみると。
「あ~。リサイクルマーク貼ってあるよ~」
それを脇で見たいたtomoさん
「どうすんのヨ」
「このままじゃ引き取ってもらえないよね」と,更にtomoさん。
「家庭ゴミとしても扱ってくれないだろうし」と,矢継ぎ早にtomoさん。
「面倒な事になっってしまった。一時の感情で犯した罪は大きい。大っきすぎる。
ほとぼりが冷めるまで,俺をかくまってくれ!」
「おバカなこと言ってないで,早く残骸を隠すのよ」
と追う訳で,残骸のまま段ボール箱に放置され5年の年月。
未だにこの悪事は暴かれていません。
という訳で,PCが未だに2台健在ですので,タブレットと言う選択肢は我家の金庫番には伝わらないのであります。
年中メールしたり,ネット検索してる訳ではないので,購入しても宝の持ち腐れになる可能性もありますし。
- 本編
- 仕方なく携帯のメールを使う羽目になっています。
どうもこの携帯のキー操作は馴染めない。
そして,遅い。
昔の携帯に比べて明らかに遅い。
なんで?
新品なのに。
余計な機能が多すぎなんじゃないの。
ストレスなくメールと電話が出来ればそれだけでいいんだけど。
歩きながらネット検索などしないしね。
そんな危険な事しません。
滑落したらどうすんのヨ。
人の本来持ってる,五感と六感を常に働かせて,歩くに限るぜ。
電車の中では本読んでるか,寝てるし。
メール本文を作成してると
「なんだ・なんだ・なんだ!
勝手に俺の言いたいこと決めてる?」
ってこと結構あります。
『予測変換』って奴ですね。
なんだか『イラッ』ってします。
だから,この機能はリセットして,使わない事にしました。 - エピローグ
- しかし,キー操作がおぼつかない僕にとっては。
メール本文を作成してると。
やっぱり『イラッ』っとします。
「あ~メンドクせ。メール止めよ」って中断。
皆さん携帯電話やPCのメールアドレス教えてくれ~。
メールはやっぱりPCに限ります。
山の会の参加・不参加の連絡をショート・メールで行うのはいいのですが。
あくまで個人対個人の単純なメールの場合に限ると思うのです。
班の参加者・不参加者の名前を打ち込んだり,イレギューラーの際の文言を打ち込んだり。
『イラッ』っとします。
結局,人の先を読んで文章を羅列するおせっかいな機能を,復活せざるを得なくなりました。
そして今,携帯電話を片手に。
「勝手に人の言いたいことを決めるな!」
と叫びながらメールを打っています。
