氾濫原  2017.05.03

深野さんが連載しておられる山便り
≪№133 北泉ヶ岳 大倉山の氾濫原を訪ねる≫
の記事を読んで以来。
今,最も行きたいエリアの一つでした。

新宮城県の山20170318_00018

「地形学的には明らかに【地滑り】による地形であり。
決して氾濫原などではない。
この誤用は仙台の登山者間では,使用頻度が高いようで,
すでに固有名詞化してる」と深野さん。

しかし,何かこの氾濫原と言う響きは,マッチングしてる様に思われ。
僕を引きつけてやまないのでありました。

その話を山仲間のK氏に話すと。
「行ったことないの?素晴らしいところだよ」
「・・・・」
「一緒に行きましょうか?」
「おおお!是非」


「じゃ,明後日行きましょうか」
と突然決定。

折角行くのですから。
やっぱり北泉ヶ岳経由氾濫原でしょう。



5月4日(木曜日)

8:00 岩沼出発。
9:25 桑沼入口駐車場

桑沼まで入って行こうと思ったら?

P5042750

だったので,テクテクと桑沼まで。

熊さんの爪跡が痛々しい案内板の前で

P5042752

桑沼越しに見えた北泉ヶ岳方面は,雪!
当初は,桑沼を右手に見ながら,一部法崩落現場を自己責任で登る計画だったのですが。
雪に気圧されて断念。
大倉山分岐のコースに変更。

しかし,何故かコースを逸れて,思いっきり滑る急斜面を藪漕ぎしながらの直登。

P5042769

顔にあたって痛いので,藪を避けたルートをチョイス。
しかし,只立ってると,ズルズル滑るので,登り続けるしかない。
仕方なく藪の中に身を投じて,藪に縋り付く様に登る。
しかし,手の届きそうなところに稜線が見えるのに,全然着く気配がない。

P5042771

雪の壁を登ったら,こんな感じで,まだ着かない。
ここを登ったら,今度は殆ど垂直に見える雪の壁。
K氏がキックステップで登った後を辿りながら,登って鞍部に到着。
藪漕ぎをしながら尾根道へ。
ほぼ1時間を費やしての登りでした。

「ここ降りろって言われたらやだね~」
「ウンウン。絶対ヤダ!」

尾根道のなんと歩きやすい事。
只,大分消耗したので,ノンビリと・・・。

サルノコシカケ
P5042775


タップリ雪が残ってました。
P5042779


陽当たりのいい尾根道は雪が無く

P5042787

カタクリの群生が見られました。

11:00 桑沼の眺望地点通過

P5042792


ブナ林の尾根道を過ぎたあたりから残雪がたっぷり。
縦走路分岐から北泉ヶ岳頂上までは,
バッチリ雪渓のなかの,楽しい登山を経験させていただきました。

11:40 北泉ヶ岳頂上到着。

P5042798


記念撮影をして
P5042800


ブナ林の尾根道まで戻り
山メシタイム。
とってもお腹が空いたのでした。

食後の休息後大倉山へ 

P5042809


13:05
大倉山頂上には東屋があります。
K氏「面白いところ案内するから」
と言って連れてこられたのは

P5042803

「この石の上に立っちゃったりする人いるんだよね」
下はこんな風になってます

P5042806

「止めてくださいね。石に上に立ってるの見ただけで,卒倒してしまいますから」
「ハハハハ」

東屋から一気に180m下ります。

05


東屋で会ったおじさまは,今年は水量が多いですよ。
と言っておりました。

渡渉ポイント探索中

051


P5042828

仙台市観光課?。
誤用である氾濫原の標識があります。
ここは種沢林道。

このポイントから右手後ろ方向に沢が流れてるのですが。
沢の表面が,浮いて見えるのです。
思わず沢の方に歩いて行ってしまったので,撮影できませんでした。
このポイントの地盤が低いんでしょうね。
増水した水が少し高くなった岸辺を超えると,こちらに流れ込んでくる。


渡渉ポイント探索中

052




この辺りは,ニリンソウの群生地です。

P5042844

まだ,ちょっと早かったようですね。
去年は,満開だったそうです。

ここには,素晴らしいお花畑が広がっています

アズマイチゲ

P5042841



キクザキイチゲ

P5042864


ニリンソウ

P5042861


P5042869





そして,渡渉ポイントを探すのに苦労した沢が,忽然と無くなる地点に

053




沢水が地下に吸い込まれていって,突然と消えてしまう場所です。
この近辺で,うろうろしながら撮影してると。
所々で冷たい空気が吹き上がってる場所があります。
汗をかいた体には,とても気持ちが良い。
でも不思議なんです。
岸辺のある限られたエリアで,そんな現象がみられました。
今迄の山では感じたことのない,地面の感触。
「フワフワ」ではなくて「フカフカ」なんです。
僕的には,
落葉などの堆積物や土砂等の間を抜けて,地下から吹き上げて来る風。
沢の水が地下に流れ込みながら,地下に貯まって行き場のなくなった空気が,
堆積物の隙間から漏れ出てると言った方が適切かもしれない。

等と考えつつ・・・後ろ髪を引かれる思いで,氾濫原を後に。

升沢林道出会いまでは,多少のアップダウンはありますが,楽なコースです。
氾濫原のみを楽しみたいのであれば,升沢林道出会いから登るのが良いでしょうね。
水量が多くて渡渉できない場合,戻りが楽なコースなので。
戻るという選択肢の閾値は低いと思います。
これが大倉山から下りて,渡れない!
戻ろうか?
と考えた時,今下った道を登り返す事を考えると,戻るという選択肢の閾値は高い。
一気に180mの急登ですから。
無理にでも渡渉しようと考えたくなる。
様な気がします。

楽なコースと入っても,出だしで消耗しきって疲れた足には,チョイときつかったですね。
そう言う時に限って,微妙な高さの倒木があるんですよね。
シャガンでも,またいでも・・・好きにして!!
「フ~・・しゃがむのも。またぐのも嫌なんですけど」
とブツブツ呟きながらの,最後の登り。

「オオオ」

P5042902

イワウチワの群生です。
P5042894

P5042899


15:50 桑沼到着 









p.s. 

升沢林道 大倉山分岐より先は,車や自動二輪は,侵入できない様に,
バリケードがあったそうなんですが。
055

見事に写真の様な状態になっており。
僕達が歩いている時も,7~8台程のオフロードバイクと,
2台の改造オフロード車(軽:白)運転は丸顔のポニーテール(♂)。
騒音をまき散らしながら,
ソコノケ・ソコノケと林道を所狭しと「バリバリバリ」  
ヾ(`□´)ノ〃ウガー

 Comments List (2)

    • 2. のざぽん
    • 2017年05月08日 06:47
    • そうなんです。凄い事になってました。
      実は3日後の7日。
      今度は氾濫原のみを目指して,右回りで行ってきました。
      ニリンソウが満開ちょっと手前?
      とても素晴らしい。
      いや~時間のたつのを忘れてしまう。
      それを実感してきました。
      樹木の匂いと,水の香,風の中に漂う自然・・・まさしく薫風ですね。
      近日中にupする予定です。
    • 1. maro7
    • 2017年05月07日 20:57
    • 升沢林道、凄いことになっていますね。
      本日、氾濫源も選択しましたが手前で挫折しました。
      氾濫源の由来…???。
      大雨だと雨水が飲み込まれず溢れてしまいます。
      だから、そうだと思っていましたが…。
      薫風のなかで楽しめましたね。

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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
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Listening to the music the machines make
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