西和賀町山開き
山の会Mr.Kのお誘いを受けて,西和賀町の山開きに参加してきました。
ターゲットのとなった山は,高畑登山口から登る高下岳(初級)
山の会Mr.Hの
「登りたい山と,登れる山は,違うからね」
含蓄のある名言を思い出しながら,悩んだ挙句の結論でした。
Mr.K「no problem」の一言も背中を押した理由の一つではあります。
2016年6月26日(日曜日)6月の最終日曜日。
天気予報によるとあまり期待できないお天気。
前日,パッキングは小分けにしてビニール袋に入れ,更に大袋に。
お風呂の準備と着替え。
湯田で温泉に入る気満々。
そして,汚れた登山用品を入れるビニール袋。
「あ~した天気にな~れ」と念じつつ就寝。
Mr.Kのお迎えが4時30分。
「2分ぐらい遅れるかもしれないです」と言ってました。
「2分?・・・ムムムム」
初めて登る山にワクワクしながら迎えた,山開きデビューの日。
出発時の岩沼のお天気は「晴れ!!」
念が通じたぜ。
朝日が眩しい。
どんな一日になるのだろう?
流石にこの時点で,土砂降りになるとは思っていませんでした。
お天気になる様念じた時,エリア指定しなかったのが敗因?
駆け足で山開きのセレモニーが行われ。
即,出発。 9時頃。

カメラをレジ袋で被って「いざ!」

雨の登山道は,初級コースを中級コース以上の難易度に変化させます。
時折空が明るくなることはあっても,気休めの明るさで,やむ気配は全くありません。
登山道はブナやナラの木が生い茂り,落ちた葉が幾重にも積み重なって,「フワフワ」ととても歩きやすく,楽しい登山道です。
ブナやナラの葉が大きく揺れる度,バラバラと大きな雨粒がカッパや登山道を叩きます。
大きく揺れ動く枝,その枝先で濡れながらこい緑色に輝く葉は,清々しくとても綺麗です。
ブナの幹肌が輝きながら上から下に動いています。
幹肌に触れてみると,幹の表面を薄く流れる雨水でした。
枝と枝,葉と葉の擦れぶつかり合う音色。
揺れる葉先,枝先から落ちる大粒の滴。
枝葉を小気味よく躍らせ,葉に着いた雨水をブルブルとさせ。
振り払われた雨水は,糸を引く様に落ちながら,激しく地面を大きくたたきます。
山の奏でる雨の日のジャムセッション。
一瞬たりとも同じところにとどまっていない,自然のひらめき。
僕の歩幅のセッションも,自然のひらめきのままに,軽やかに動きます。
幹の表面を伝って流れる雨水。
不思議な山の光景に,違う世界にいる様な錯覚に陥りました。
濡れるのを厭わずブナの肌に触れてみると,そこには静かに息づく生命を。
そして,生命の上を輝きながら伝わり,潤し続ける命の源を感じます。
手の平を受け皿にして木の幹に押し当て,貯まったその水を飲んでみると。
冷たくかおるブナの息吹が感じ取れます。
それは,ゴクリと飲む瞬間。
喉から鼻腔に抜ける森が体全体に広がる瞬間。
雨の山でしか感じることのできない光景に足を止め。
ユックリ堪能したい。
(このつぎネ)
頂上に近づくにつれて,登山道は沢の様になって・・・不忘も似たようなもんですけど。
11時20分頃山頂到着。

サブイ~。
みぞれ交じりの様な突風。
回りは一面乳白色。
その乳白色の中に見えるシルエットの和賀岳。
ふらふらしてると飛ばされそう。
突風の中,軽~く踏ん張り記念撮影をしてから最後尾で下山。
上りで見つけた撮影ポイントを,下りでのんびりカメラに収めるつもりだったのですが。
レジ袋の中のカメラはベタベタ。
仕方なく,バッグパックに収めながら「腹減った~」
頂上での山飯は無理。
天候がよくても,高下岳の頂上は狭いので,40人以上での山飯は不可なのであります。
結局山メシは取らずに下山になったのですが。
途中の休憩中に,おにぎりをMr.Kから一個頂き,ありがたくほおばり《感謝》
皆様も思い思いの場所で,それぞれにアンパンなど食べたりしておりました。
そして,みんな降りるの早すぎ。
つまらないよね。
ブナ林を堪能しながら,楽しんで歩こうよ。
さらに僕は,Mr.Kの歩き方を後ろから観察。
早いんだなこれが。
まさしく理想の下山スタイル。
技術を盗むべく実践。
「が・・・・・・・・・・・」
調子に乗って下山中の女性の脇を追い抜いた瞬間。
『ズザザザザ~』というすさまじい音とともに、登山道を大きくそれて藪の中にヘッドスライディング。
「やっちまったぜ」と一言。
「大丈夫ですか~?」と,山岳ガイドさん。
藪の中から戻りつつ
「ハハハハ」と高笑い。
そして「かっちょわる~」
前方を歩いていたMr.K
「大丈夫?怪我無い?」
「大丈夫です」
「ものすごい音がしたんで、振り返ってみるとさ。いなくなってるから。びっくりだよ」
「ナハハハ」と笑って誤魔化しつつ,体幹とバランスがまだまだ全然足らない事を痛感。
ヘッドスライディングした場所が藪の中だったのが幸いして,泥だらけにはなりませんでした。
ギンリョウソウ(幽霊茸)です。


残念ながらブナの表面を流れる雨水を,撮影することはできませんでした。
山岳ガイドさん曰く「ご苦労様でした。皆様はこんな天候の中,高下岳に登れたんですから,
鳥海山も充分登れますよ」
Mr.K氏に「あ~言ってますけど,額面通り受け取ってもいいんですかね?」
「充分登れると思うよ」
帰宅途中ちょっと寄り道。
地元の人たちが話していた,温泉入浴ができる沢内バーデンへ。
県道一号線を高下岳方面へ,ちょいと戻るんですけど。
県道一号線を走るのは初めてかもしれません。
国道一号線は走ったことあるけど。
宮城県の県道一号線ってどこにあるんだろ?
そして,宮城県の県道を調べてみました
「志賀来 温泉」およねの湯 ≪沢内バーデン≫
広いし,露天風呂もあり,なかなかいい湯でした。
更にいい事が,26はフロの日だそうで・・・・「今日は,100円になります」
「ラッキー」
お風呂でおじいちゃんに聞きました。
「風呂の日は必ず100円になるんですか?」
「そうだよ。でもネ,年間通して12回だけなんだよ。たった12回」
「ナルホイド。26日は月一回しかこないもんね」
「お留守番ご苦労様」
今日はお洗濯が一杯あります。
いつも,洗濯機が使えない山グッズは,お風呂に入りながら洗います。
温泉の匂いを体から漂わせながら「ジャブ・ジャブ」
今日はトレッキングシューズも頑張って洗濯しちゃいましょう。
野球をやっていた時代から足が攣る事が結構ありました。
そして,運動不足とストレスによる飲酒で,寝てる間に足が攣る事が多かった時代もありました。
足が攣る理由は,運動不足と鍛錬不足。
筋肉疲労。
水分不足。
ミネラル( カルシウム・ マグネシウム・ ナトリウム・ カリウム)不足
等が挙げられますが。
4月に不忘に行ってからどうも今一の状態が続いてまして。
脹脛を見せながら,この部分が一番やばいんですと聞いてみると。
それを見ながら山先達者は,
「脹脛の筋肉量が多いですね。おそらく筋肉量に対してのたんぱく質の摂取が足らないのでは?」
「?」
「納豆と豆腐がいいと思います」
「おおお!納豆・豆腐大好きです」
「一人暮らしの時の様に,毎食食べて飽きちゃったて事,無い様にね」とtomoさん。
山の会Mr.Kのお誘いを受けて,西和賀町の山開きに参加してきました。
ターゲットのとなった山は,高畑登山口から登る高下岳(初級)
山の会Mr.Hの
「登りたい山と,登れる山は,違うからね」
含蓄のある名言を思い出しながら,悩んだ挙句の結論でした。
Mr.K「no problem」の一言も背中を押した理由の一つではあります。
2016年6月26日(日曜日)6月の最終日曜日。
天気予報によるとあまり期待できないお天気。
前日,パッキングは小分けにしてビニール袋に入れ,更に大袋に。
お風呂の準備と着替え。
湯田で温泉に入る気満々。
そして,汚れた登山用品を入れるビニール袋。
「あ~した天気にな~れ」と念じつつ就寝。
Mr.Kのお迎えが4時30分。
「2分ぐらい遅れるかもしれないです」と言ってました。
「2分?・・・ムムムム」
初めて登る山にワクワクしながら迎えた,山開きデビューの日。
出発時の岩沼のお天気は「晴れ!!」
念が通じたぜ。
朝日が眩しい。
どんな一日になるのだろう?
流石にこの時点で,土砂降りになるとは思っていませんでした。
お天気になる様念じた時,エリア指定しなかったのが敗因?
駆け足で山開きのセレモニーが行われ。
即,出発。 9時頃。

カメラをレジ袋で被って「いざ!」

雨の登山道は,初級コースを中級コース以上の難易度に変化させます。
時折空が明るくなることはあっても,気休めの明るさで,やむ気配は全くありません。
登山道はブナやナラの木が生い茂り,落ちた葉が幾重にも積み重なって,「フワフワ」ととても歩きやすく,楽しい登山道です。
ブナやナラの葉が大きく揺れる度,バラバラと大きな雨粒がカッパや登山道を叩きます。
大きく揺れ動く枝,その枝先で濡れながらこい緑色に輝く葉は,清々しくとても綺麗です。
ブナの幹肌が輝きながら上から下に動いています。
幹肌に触れてみると,幹の表面を薄く流れる雨水でした。
枝と枝,葉と葉の擦れぶつかり合う音色。
揺れる葉先,枝先から落ちる大粒の滴。
枝葉を小気味よく躍らせ,葉に着いた雨水をブルブルとさせ。
振り払われた雨水は,糸を引く様に落ちながら,激しく地面を大きくたたきます。
山の奏でる雨の日のジャムセッション。
一瞬たりとも同じところにとどまっていない,自然のひらめき。
僕の歩幅のセッションも,自然のひらめきのままに,軽やかに動きます。
幹の表面を伝って流れる雨水。
不思議な山の光景に,違う世界にいる様な錯覚に陥りました。
濡れるのを厭わずブナの肌に触れてみると,そこには静かに息づく生命を。
そして,生命の上を輝きながら伝わり,潤し続ける命の源を感じます。
手の平を受け皿にして木の幹に押し当て,貯まったその水を飲んでみると。
冷たくかおるブナの息吹が感じ取れます。
それは,ゴクリと飲む瞬間。
喉から鼻腔に抜ける森が体全体に広がる瞬間。
雨の山でしか感じることのできない光景に足を止め。
ユックリ堪能したい。
(このつぎネ)
頂上に近づくにつれて,登山道は沢の様になって・・・不忘も似たようなもんですけど。
11時20分頃山頂到着。

サブイ~。
みぞれ交じりの様な突風。
回りは一面乳白色。
その乳白色の中に見えるシルエットの和賀岳。
ふらふらしてると飛ばされそう。
突風の中,軽~く踏ん張り記念撮影をしてから最後尾で下山。
上りで見つけた撮影ポイントを,下りでのんびりカメラに収めるつもりだったのですが。
レジ袋の中のカメラはベタベタ。
仕方なく,バッグパックに収めながら「腹減った~」
頂上での山飯は無理。
天候がよくても,高下岳の頂上は狭いので,40人以上での山飯は不可なのであります。
結局山メシは取らずに下山になったのですが。
途中の休憩中に,おにぎりをMr.Kから一個頂き,ありがたくほおばり《感謝》
皆様も思い思いの場所で,それぞれにアンパンなど食べたりしておりました。
そして,みんな降りるの早すぎ。
つまらないよね。
ブナ林を堪能しながら,楽しんで歩こうよ。
さらに僕は,Mr.Kの歩き方を後ろから観察。
早いんだなこれが。
まさしく理想の下山スタイル。
技術を盗むべく実践。
「が・・・・・・・・・・・」
調子に乗って下山中の女性の脇を追い抜いた瞬間。
『ズザザザザ~』というすさまじい音とともに、登山道を大きくそれて藪の中にヘッドスライディング。
「やっちまったぜ」と一言。
「大丈夫ですか~?」と,山岳ガイドさん。
藪の中から戻りつつ
「ハハハハ」と高笑い。
そして「かっちょわる~」
前方を歩いていたMr.K
「大丈夫?怪我無い?」
「大丈夫です」
「ものすごい音がしたんで、振り返ってみるとさ。いなくなってるから。びっくりだよ」
「ナハハハ」と笑って誤魔化しつつ,体幹とバランスがまだまだ全然足らない事を痛感。
ヘッドスライディングした場所が藪の中だったのが幸いして,泥だらけにはなりませんでした。
ギンリョウソウ(幽霊茸)です。


残念ながらブナの表面を流れる雨水を,撮影することはできませんでした。
山岳ガイドさん曰く「ご苦労様でした。皆様はこんな天候の中,高下岳に登れたんですから,
鳥海山も充分登れますよ」
Mr.K氏に「あ~言ってますけど,額面通り受け取ってもいいんですかね?」
「充分登れると思うよ」
帰宅途中ちょっと寄り道。
地元の人たちが話していた,温泉入浴ができる沢内バーデンへ。
県道一号線を高下岳方面へ,ちょいと戻るんですけど。
県道一号線を走るのは初めてかもしれません。
国道一号線は走ったことあるけど。
宮城県の県道一号線ってどこにあるんだろ?
そして,宮城県の県道を調べてみました
「
広いし,露天風呂もあり,なかなかいい湯でした。
更にいい事が,26はフロの日だそうで・・・・「今日は,100円になります」
「ラッキー」
お風呂でおじいちゃんに聞きました。
「風呂の日は必ず100円になるんですか?」
「そうだよ。でもネ,年間通して12回だけなんだよ。たった12回」
「ナルホイド。26日は月一回しかこないもんね」
「お留守番ご苦労様」
今日はお洗濯が一杯あります。
いつも,洗濯機が使えない山グッズは,お風呂に入りながら洗います。
山グッズのメンテナンスぐらいは自分でしないとね。ですから,お湯にユックリ使ってる余裕はないのです。
楽しんできたんだから。
温泉の匂いを体から漂わせながら「ジャブ・ジャブ」
今日はトレッキングシューズも頑張って洗濯しちゃいましょう。
野球をやっていた時代から足が攣る事が結構ありました。
そして,運動不足とストレスによる飲酒で,寝てる間に足が攣る事が多かった時代もありました。
足が攣る理由は,運動不足と鍛錬不足。
筋肉疲労。
水分不足。
ミネラル( カルシウム・ マグネシウム・ ナトリウム・ カリウム)不足
等が挙げられますが。
4月に不忘に行ってからどうも今一の状態が続いてまして。
脹脛を見せながら,この部分が一番やばいんですと聞いてみると。
それを見ながら山先達者は,
「脹脛の筋肉量が多いですね。おそらく筋肉量に対してのたんぱく質の摂取が足らないのでは?」
「?」
「納豆と豆腐がいいと思います」
「おおお!納豆・豆腐大好きです」
「一人暮らしの時の様に,毎食食べて飽きちゃったて事,無い様にね」とtomoさん。