「自転車は危ないよ」
「大丈夫よ」
「・・・・・」
Bethにリードを付け,いそいそと歩道に。
「お散歩行ってきまーす」と自転車にまたがり颯爽と出発。
車道が右側なので,リードは左手に持って,Bethは自転車の左側。
最初はちょっとフラフラ。
初めての経験のBethは,戸惑いながらも走り始め。
自転車の脇で「イイの走って?」とでもいうように,右後ろのtomoさんを振り返り,振り返り「タッタッタッタッ」
その顔は,堪りませんぜ!!という笑顔。
「ハッハッハッハ」と息を弾ませながら,口を大きく開き,舌がなが~く「ブラブラ」
tomoさんも徐々に感覚がつかめてきたようで,徐々にスピードアップ。
「おおお!楽しそうだ」
さらに,スピードが上がり,tomoさんを楽しそうな顔でチラ見しながら,「グイグイ」とリードをひっぱり。
絶好調!!
歩道に出てお見送りしながら。
歩道を。
「たったったったった」足音が聞こえてきそう。
そして,その後ろ姿からからも判るほど。
「ルン ♪ ルン (^^♪」してる。
「ワーイ」いつもよりハイスピードな散歩にBethは上機嫌のようです。
「まっ,大丈夫か」
と思いつつ大分小さくなった後姿を見ていると。
走りながらも,歩道の草に鼻を突っ込み,「そっちフラフラ・・・こっちフラフラ・・・ワーイ」
そのとき,歩道の端に四角いポールで支えられた看板。
Bethは草のある方の左側。
tomoさんは,当然舗装された歩道側。
「アッ!!」
「キャー!!・・・ガッシャーン。」
「ヤッタ,ヤッチマッタゼ」と叫びながら,現場目指してダッシュ。
自転車のコケタ音にビックリして,リードを引っ張ったまま,突き進むBeth。
Bethさん,思いっきりスイッチオンを継続中。
tomoさんは,転んだままの状態で,リードを握りしめ放心状態。
そんな状態を走りながら見つつ現場到着。
「大丈夫かい?だから言ったじゃじゃないか,危ないよって。怪我無かった?」
自転車を起こしながら。
Bethは看板の支柱に絡まって右往左往。
「・・・・・」
怪我と言うよりは,転んだショックでしゃべれない様子。
絡まったBethを救助すべく,tomoさんの手からリードを受け取ろうとすると。
しっかり握っていて離さないtomoさん。
「リードよこしなヨ」
口を真一文字に結んだまま,しっかり握って渡さない。
「どうしたの,早くよこしな」
尻餅をついたまま足を踏んばって,力いっぱいリードを握って離さない。
そして,とうとう大きなオメメから大粒の涙がポロリ。
「ア~ア,泣かしちゃった」と通りすがりの人。
9月4日の朝。
散歩の後の朝食の時。
「頑固なんだよ」
「だれが?」
「tomoさん」
「ナニヨ,朝から」
夢の顛末をかいつまんで説明しつつ。
思い出しては。
「アハハハハ」
更に説明しては。
「アハハハハ,頑固なんだよ,アハハハハ」
「そういう夢を今日見る?」
「今日だから見たんだよ」
「・・・・・・・」
「アハハハハハ,頑固,頑固」
「大丈夫よ」
「・・・・・」
Bethにリードを付け,いそいそと歩道に。
「お散歩行ってきまーす」と自転車にまたがり颯爽と出発。
車道が右側なので,リードは左手に持って,Bethは自転車の左側。
最初はちょっとフラフラ。
初めての経験のBethは,戸惑いながらも走り始め。
自転車の脇で「イイの走って?」とでもいうように,右後ろのtomoさんを振り返り,振り返り「タッタッタッタッ」
その顔は,堪りませんぜ!!という笑顔。
「ハッハッハッハ」と息を弾ませながら,口を大きく開き,舌がなが~く「ブラブラ」
tomoさんも徐々に感覚がつかめてきたようで,徐々にスピードアップ。
「おおお!楽しそうだ」
さらに,スピードが上がり,tomoさんを楽しそうな顔でチラ見しながら,「グイグイ」とリードをひっぱり。
絶好調!!
歩道に出てお見送りしながら。
歩道を。
「たったったったった」足音が聞こえてきそう。
そして,その後ろ姿からからも判るほど。
「ルン ♪ ルン (^^♪」してる。
「ワーイ」いつもよりハイスピードな散歩にBethは上機嫌のようです。
「まっ,大丈夫か」
と思いつつ大分小さくなった後姿を見ていると。
走りながらも,歩道の草に鼻を突っ込み,「そっちフラフラ・・・こっちフラフラ・・・ワーイ」
そのとき,歩道の端に四角いポールで支えられた看板。
Bethは草のある方の左側。
tomoさんは,当然舗装された歩道側。
「アッ!!」
「キャー!!・・・ガッシャーン。」
「ヤッタ,ヤッチマッタゼ」と叫びながら,現場目指してダッシュ。
自転車のコケタ音にビックリして,リードを引っ張ったまま,突き進むBeth。
Bethさん,思いっきりスイッチオンを継続中。
tomoさんは,転んだままの状態で,リードを握りしめ放心状態。
そんな状態を走りながら見つつ現場到着。
「大丈夫かい?だから言ったじゃじゃないか,危ないよって。怪我無かった?」
自転車を起こしながら。
Bethは看板の支柱に絡まって右往左往。
「・・・・・」
怪我と言うよりは,転んだショックでしゃべれない様子。
絡まったBethを救助すべく,tomoさんの手からリードを受け取ろうとすると。
しっかり握っていて離さないtomoさん。
「リードよこしなヨ」
口を真一文字に結んだまま,しっかり握って渡さない。
「どうしたの,早くよこしな」
尻餅をついたまま足を踏んばって,力いっぱいリードを握って離さない。
そして,とうとう大きなオメメから大粒の涙がポロリ。
「ア~ア,泣かしちゃった」と通りすがりの人。
9月4日の朝。
散歩の後の朝食の時。
「頑固なんだよ」
「だれが?」
「tomoさん」
「ナニヨ,朝から」
夢の顛末をかいつまんで説明しつつ。
思い出しては。
「アハハハハ」
更に説明しては。
「アハハハハ,頑固なんだよ,アハハハハ」
「そういう夢を今日見る?」
「今日だから見たんだよ」
「・・・・・・・」
「アハハハハハ,頑固,頑固」
「お誕生日おめでとう」