雪の樽水ダム湖畔公園

2014年2月22日 土曜日

冬の間のターゲットポイントは,やはり。
「五社山」
「外山」
「増田川の守り人(奇岩)」
「増田川の分水嶺」
「三方塚」
「牛道峠」
等々。
行きたい場所がいっぱい。
「雪が少ない,少ない・・・ツマンナイ,ツマンナイ」
って叫びながら歩っていた2月6日の五社山と外山そして三方塚。
その数日後に,
「ドカッ,ドカッ」って「タイリョウ,たいりょう」

「エ? 何がって。雪ですよ雪」
この変としては,ちょっと尋常じゃなかったですね。
多すぎてノーマルな足の長さ?では,
ターゲットポイントへ行けなくなってます。

ターゲットポイント突入に向け,
雪の事前調査をしに,
樽水ダム湖畔公園へ行って見ました。

県道118号線は除雪はしてあるものの,
除雪した雪で道幅がかなり狭くなって,
走りにくいのなんの。
大型のジャリトラが来たらすれ違えないな~。
とか考えながら・・・。
でも118号線にこの手のトラックが進入してきた現場に居合わせたことがないので,
安心しきって運転してました・・・・・・・・・・。

そして無事到着。
まずは118号線沿いの公園の駐車場に止めて様子を見ようと思ったのですが,
「止メラレマッシェーン」
道路を除雪した雪が山盛り。
その雪をどけて駐車場内に入れたとしても・・・入れないだろうけど,
スタックするのは目に見えてました。
仕方なくダメ元で橋を渡り樽水ダム湖畔公園の右岸へ強行突入を試みました。
「おおお!除雪してあるじゃんか」
しかし,
「甘かった」
途中の民家までは除雪してあるのですが。
民家のないその先が全く除雪されていませんのです。
0240
徒歩で侵入して撮影。
左側の写真が下流方面(公園)
右側の写真が上流方面(118号線からの侵入ルート)
をそれぞれに向かって撮影した写真です。


車の入った形跡はあります。
おそらくオフロード車でしょうね。
そのワダチの後に雪が被っています。
左側のわだちの跡だけがしっかりついてる。
「なぜだ?」
ワダチの後の左側だけを使って人が歩いた形跡があります。
この公園には捨て猫がたくさんいて,餌をやりに来てる人たちが結構いるんですが。
その人たちの通り道かな?
今日は流石にいない・・・ようですけど?

どう考えても僕の車では,
「イケマッシェーン」
「バック,バック~。オーライ,オーライ」
「qoo!狭いよ~」
なんとか118号線まで戻った僕たちは,
道路沿いに駐車スペースを探してみました。

唯一118号線沿いの駐車場の入り口付近だけは,
車2台分のスペースがありました。
車同士すれ違う際の緊急避難所のために除雪したのだろうか?
雪のやり場に困って駐車場の方に雪を寄せたのか?
は解りませんが・・・多分前者の方だと思うのですが。
「ウ~ン」・・・・思案中,思案中・・・「ヨシ決めた」
何の収穫もなしに帰宅したくないのだヨ。
このまま帰宅したら出直しの散歩ってことになるのは必定。
「この変は大分雪が融けて道幅が確保されてる。
充分すれ違える道幅だ!だから駐車しても迷惑じゃない!」
勝手に論理を展開するわがままぶりブリ?
客観的に見ても大丈夫なんだけどね・・・でもちょっと心配だったのは事実です。
P2225253

早速
20140222樽水2
20140222樽水

Bethは軽いのでそうでもないですが,
僕が歩くと脛の半分以上埋まってしまって,
ちょっと大変。

Bethもちょっと走りにくいせいか,
散々走った?のだと思うのですが,
僕を置いて駐車してる車の方へ・・・。
118号線に出てしまうとまずいので,
一生懸命走ってるつもりで歩いて歩いて・・・汗だくで車に到着。

Bethを車に乗せようとしたのですが・・・。
まだ全然足りない様子で車に乗らないのです。
「フ~」
仕方ないので,
先ほど断念した右岸の公園へ徒歩で行くことにしました。
増田川の上流にある橋へ約250㍍
そこから橋を渡り右岸づたいに下流へ約650㍍。
なんとか右岸の公園の駐車場へ到着。

「おおお!やっぱり猫がいる」
去年この場所で,Bethと一緒に猫たちを追いかけまわして・・・
何度かスッコロンデいるので。
今回はスイッチの入ったBethをなだめながら,
おとなしく猫が山へ分け入るのを傍観していました。

樽水ダム右岸の林道へ突入しようと,
その入口へ歩いていくと。
P2225445
公園内の公衆便所から山の中,
そして竹藪の中等へ,
人によって踏み固められた道があるんです。
どう考えても人の行きそうにないところへです。
今まで観察した結果から,猫の通り道であると考えられるんですね。
この雪の中誰かが来て,猫の世話をしてるとしか考えられないのです。
0242

歩いてみると。
日当たりのいい左岸より,
あまり日の当たらないこちらの右岸の方が,
歩きやすいです。
融けて凍った部分の層が分厚いためか。
踏み出した足の踝がせいぜい隠れるぐらいなのです。
先ほどよりは歩きやすいのですが,ちょっと寒いですね。
さっきBethを追いかけた時にかいた汗が「シャッコイドー」
林道内は,もっと気温が低く,ほとんど足がめり込まないぐらい固まってました。
人のあるった痕跡がない!
「俺たちが第一歩を標したんだぜ」
まるで,火星に人類史上初めての第一歩を踏み出した気分。
「ハハハ!」
勝ち誇ったような笑い声が,
樽水ダム湖畔にこだましたのであります。
0241

今日の目的の一部。
実は,増田川沿いに下って,凍った樽水ダムへ行ってみる事。
林道で遊ぶのは程々にして,
右岸側の公園へ戻ってきました。
P2225465
「おおお!ここも我々の第一歩が」
「ハハハハ!」
さらに大きな笑い声が,樽水ダム湖畔にこだましたのであります。
多分誰もいなかったと思います。


雪が積もっていれば,沢沿いに歩けるだろう
P2225496
「甘かった」
P2225505
撤退
P2225501
早朝の最も寒い時間帯だったら,
沢が凍っている可能性があるよねキット。
その上を歩いて行けないだろうか?
いつか試してみたいな~。


「そんじゃ,帰ろうか。Beth」

車のところまで戻るには,
来た道を戻るコース:沢を渡らず上流の橋経由で約1㌔。
ショートカットのコース:沢を渡っていけば4分の1の約250㍍。
ショートカットしたい気持ちはわかるけど。
「ダメです!!」
工業用コーキング剤で特性の防水処理を独自に施してる靴だけど,
どう考えても無理です。
P2225519
諦めて迂回ルートを車に向かって・・・。


「おや~?侵入車両あり」
オフロード車です。
一度駐車場の近くまで来て停車。
数分後数10㍍バック?
雪で駐車場に入れないと判断して,そのまま帰るのかと思いきや。
二人組の若い男女が下りてきたんです。
スタックした?
そして公園の駐車場に向かって歩いてきました。
「エッ?エ゛ッ?エ゛エ゛エ゛ッ~?」
女性が手に持っているものは。
和式便器カバー深型
どう見ても『・・・・の蓋』なのですヨ。
そして,男性の手にはレジで渡される白い袋。
なにか,ずっしりしたものが入っている様子。
その時
「こんにちは」と女性。
「こんにちは」と僕。
ちょっと戸惑いながら
「車抜けられなくなったの?」手に持っている物に視線が釘付けになりながらの僕。
「違います。ありがとうございます」と女性と男性。
ってすれ違ったのであります。

「なんだ?なんだ?なんだ?今の?え~?」
「??????」

橋を渡ってからも,対岸の二人組が気になるBethと僕。
0243

どうも先ほどの二人組の若い男女の持ち物が気になって,
ちょっと運転が上の空。
ってその時。
「ガリガリガリ」
「エッ?ナンダなんだ」
雪の重みで道路に倒れかけてた枝に気づかずに,
「やっちまったぜ!あ~あ」
って落ち込んでる間もなく。
今度は,正面から大型のジャリトラ。
118号線には入ってこないんじゃなかったの?
と勝手な思い込みは吹き飛んで。
「ゲ!どないしよう」
幸いに左側に民家があり,民家の中に車を入れることができたので。
「ラッキー」と胸を撫でおろしたのであります。
どう考えても避難所あるいはすれ違う事ができる場所までバックしなきゃいけないのは,
身軽な僕の方だもんね。

2014年2月22日
今日のBethのデーター見てtomoさんに。
「22時から23時まで散歩したの?」
僕はビールを飲みトットト寝ちゃってました。
「違うのよ。チッチしないで。夜遊び!」
face2_16

散歩として連れ出したのは2回なんですが,Bethのオトイレタイムがお散歩タイムになってしまったらしい。

********************** おまけ. **********************


****** 保健所のおじちゃまとお友達になったtomoさんのワンちゃん模様! ******


「樽水ダム」のタグでtomoさんから聞いたことを頭の中で検索。

大雪からしばらくたったある日。
保健所近辺を散歩中。
保健所のおじちゃまと散歩中のミニチアダックスフンドに遭遇。

実はこのワンちゃん,
樽水ダム管理所附近おそらく118号線側で村田から名取方面へ通勤してる村田在住の人に保護され,
数日保護されたお家で過ごした後,
岩沼市にある保健所へ連れてこられたワンチャンなのだそうです。

そして,その数日後Beth御一行様と遭遇しちゃったわけです。

tomo
「どうしたんですか?そのワンちゃん」

おじちゃま
「大雪の後に樽水ダムで保護されたんだよ。
 大雪の後だからね。樽水ダム管理所へ捨てられた可能性あるんだよね。
ミニチアダックスフンドが大雪の中樽水ダムまで行くのは考えられないから」
tomo
「おとなしいワンチャンですね。かわいそうに」
知子face大2_26


数日後
今度はBethをちょっと大きくした感じで,Bethよりちょっと毛が長いワンチャンとお散歩中のおじちゃまに遭遇。
おじちゃま曰くBethに似たワンチャンの行く末を案じながら
「こないだのミニチアダックスフンドは,保護した人が家で世話したいって引き取られていったよ」
「よかった。よかった」
「引き取りに来た人を見た時のワンチャンの喜びようは,あんなにおとなしかったのからは想像できないぐらいだったんだよ」
tomo
「よっぽどうれしかったんですね」
おじちゃま
「いい人に引き取られて本当によかったヨ」
tomoface大2_21

Add Your Comment

名前
 
  絵文字
 
 
アクセスカウンター
  • 累計:

最新コメント
火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

カテゴリ別アーカイブ
管理人からのお知らせ
虫よけにお薦め
記事検索
just for a moment
Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


メンバーリスト
お散歩時の熱中症予防に
ヤケクソバイオドリンクレモン広告
簡単な作り方を 「火星の食卓」で公開中です。