なにが起きてるのか判らないまま迎えた夜
地鳴りと頻繁に揺れる家のキシミ音以外は,何の音も聞こえない夜
町の明かりは全くなく
晩御飯のために煮炊きする音も香もしない
真っ暗闇に時折浮かぶ懐中電灯のかすかな光
死に絶えてしまった街
頻繁に起こる本震とも余震ともつかない大きな揺れに
倒れてしまいそうなローソクや
唯一家にあった石油ストーブもつけられず
いつくるかわからない大きな揺れにおびえながら
部屋の扉も閉めることができず
暗闇と寒さの広がる部屋の中で,家族が寄り添って毛布にくるまりながら
一台の携帯ラジオのニュースに耳を傾け
入ってくる恐ろしい被害の情報に体を凍りつかせ
津波の被害にあっているだろう親戚や友人の事を思いながらも
その事に触れることが恐ろしくて口に出すこともできない。
いたたまれない緊張から逃れて
小用のためとしょうして外に出た。
頻繁に揺れる大地に足を踏ん張り
とんでもない事が起こっているという現実に思わず空を見上げると
凍てつき漆黒の闇の広がる地表とは裏腹に,恐ろしく光り輝いた星空が。
生まれて一度も見たことがない,とても奇麗な星空が広がっていた。
なんと皮肉なことだろう
大自然の脅威が人工的な物を奪って
大自然のあまりにも美しい星空が広がっていた。
ポロポロと涙が・・・止まらなかった。
地鳴りと頻繁に揺れる家のキシミ音以外は,何の音も聞こえない夜
町の明かりは全くなく
晩御飯のために煮炊きする音も香もしない
真っ暗闇に時折浮かぶ懐中電灯のかすかな光
死に絶えてしまった街
頻繁に起こる本震とも余震ともつかない大きな揺れに
倒れてしまいそうなローソクや
唯一家にあった石油ストーブもつけられず
いつくるかわからない大きな揺れにおびえながら
部屋の扉も閉めることができず
暗闇と寒さの広がる部屋の中で,家族が寄り添って毛布にくるまりながら
一台の携帯ラジオのニュースに耳を傾け
入ってくる恐ろしい被害の情報に体を凍りつかせ
津波の被害にあっているだろう親戚や友人の事を思いながらも
その事に触れることが恐ろしくて口に出すこともできない。
いたたまれない緊張から逃れて
小用のためとしょうして外に出た。
頻繁に揺れる大地に足を踏ん張り
とんでもない事が起こっているという現実に思わず空を見上げると
凍てつき漆黒の闇の広がる地表とは裏腹に,恐ろしく光り輝いた星空が。
生まれて一度も見たことがない,とても奇麗な星空が広がっていた。
なんと皮肉なことだろう
大自然の脅威が人工的な物を奪って
大自然のあまりにも美しい星空が広がっていた。
ポロポロと涙が・・・止まらなかった。
> とても余震とは思えないような震度ですが…
> ご家族、ベスちゃん、大丈夫ですか?
> 浜沿いを走ると景色がガラッと変わる、実感としてわかります。
> 阪神の時、私も神戸から大阪にむかって阪急電車に乗っていて、
> 川を超えるごとに風景が変わっていったのを思い出しました。
>
> 1か月近くたちましたね。
> 本当にお疲れのことと思います。
> 何もできませんが、遠くからお心安らかに生活がおくれる時が
> 戻る日を、心からお祈りします。
ありがとうございます。
本棚やレコードの棚はひっくりかえらなかったんですが
全ての本棚が10センチ以上ずれてました。
憂鬱です。
Bethはちょっと落ち着かなくなってきています。
でもBethもtomoさんも僕も宇宙に生きる宇宙人だから,大丈夫さ。
原発だってこわくないや(僕のところは直線距離で80kmのところなんです。当初120kmぐらいだと思っていたんですが,道のりと勘違いしてました)と強がってます。
でも僕らの住んでる西地区は津波の被害がなかった地域で,食べ物も比較的手に入りやすいですが,東地区は壊滅して復興のめども立っていません。
食事をするたびに,そして布団で眠る時,
とても申し訳ない気持ちでいっぱいになります
そして,東地区を通るたびに涙をこらえることができなくなります。
ガンバろうなどと声さえかけれません。