2017年01月

叶わない

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叶わない思いがあります。
希望を見つけようと足掻いて,足掻いて,足掻いた揚句に,失望の闇に包まれてしまう事も。
希望と言う足がかりを見つけ,その微かな光に向かって,足場を築き登ろうとしても。
登り切れず,微かな光の中で,心が揺れ続ける事もあります。

姿だけ取り繕っても,実のない姿は薄いメッキの様なものです。
磨けば磨くほど,そのメッキは剥がれ落ちて行くのですから。

住む世界が違って,同じ場所にいれる様に頑張ろうとしても?
それは,徒労の中の苦悩と言う闇が被いつくし,抗う気持ちをへし折ることもあります。
きっとやれる。
抗う事で闇が広がることもあります。
それは,その世界だけの狭い世界で,泳いでいる人たちが,泳ぎ方が違う人を排除する排他的な世界を形作っているからではないでしょうか。
人の世にオーバーラップしないものなど微塵もないと僕は思います。

むか~し気付けなかなかった事に,今気付ける様になってきたこと。
むか~し,見えていて見えなくなった者が,また見えるようになってきたこと。
不思議なものが,不思議でなくなる感覚を山で味わいます。
人の感覚など取るに足らない物だという事も。

そんな感覚のせいで,余計な事も背負い込むし,大変な目にもあうけれど。
気付かないまま過ぎ去るよりも。
知らない幸せより,知った不幸を選びたいと思います。
その方がずっといいはずだから。

何時か散ると分かっていても,性懲りもなく見入ってしまう。
たくさんの散り際を見ながら,切なさを感じて,人の儚さを知ります。
それはとても素晴らしいと感じる様になりました。

枯れて行く草も。
その種を受け継がれ,新しく芽吹く春を待つのですから。

次世代の息吹の為の新たな息吹。
その為に循環する営みは,僕達のとって明日への希望への礎になります。

そして語り継がれる言葉は,常に中立であるべきです。
我欲に曲げられない解釈が必要です。

何で?何で?何で?何で?何で?と唱え。
考えるから素晴らしいのだと思います。
一生懸命。
何でを唱えるから
人の世が栄えたのだと思います。

僕達は互いに支え合い,補って生きる生き物だという事を忘れているような気がします。
自分が全てオリジナル?だという思い上がり。
そんな人が過去に存在したし,今も生まれてきています。
それらが,歴史の中で奪った命や,思想は計り知れないものがあります。

一人では生きれない。
人はそう言う生き物だと思います。
地球全体で補い,支え合って生きる。
補い合う術を考え,進展させた。
だから,異常に繁殖したのです。
悲しいですが,そこに人の思い上がりが生まれた。


人の世は,一人一人の支える不思議な力があるから,栄えたのだと思います。
一人一人が主役の世界なのです。
だから,とても素晴らしい。
でも,そこから驕りが生まれたのかもしれません。
自分がオリジナルだと言う。
人の作り出した貨幣価値の頂点に立っただけで。


生とは何だろう?
とても考えます。
街角の草花にも。
山の草花にも。
生が宿ります。

その生の素晴らしさを感じる生き方をしたいな。
今,つくづく思います。

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生きる楽しみ・・・そして喜び

最近,何だか判ってきました。
楽しいです。
生きてることが。
「ワクワクします」
齢五十後半になって,つくづく思いました。
それは,山が僕に教えてくれました。
人の真剣そのものの顔を。
一つの目的に向かって,登り続ける顔を見ていて,とても綺麗だと思いました。
愛すべきものへ全てを懸ける。
自然と生きる,僕達の生活。
それが,愛すべき根幹であることを,最近判ってきました。
自然に抗う事などできないけど,その自然に寄り添い,共に生きることは,とても素晴らしく,生きる喜びを感じます。



生きる為に感じる生きる為の喜び。
齢は時がたっても変わらない。
それは,生きる喜びを知ってるから。
一生懸命。
生きてるから。
人を愛し,自然を愛し,一生懸命生きる。
そんな生き方が,大好きです。
それが,不変の喜びだから。

増田川の源流を探る

メンバー:1名
目的:増田川源流を歩きつくす。
日時:2016年12月31日
お天気:曇り時々晴れ時々雨あられ。
6時50分自宅出発-7時21分登山開始。
結果:10時30分増田川本流に下りるのを断念。
本流の上流端から上流のみが未踏破。
12時50分大師側に下山。



ホットなクリスマスから未だ咳が抜けず,完全に風邪から脱却できずにいたのですが。
年末の大掃除をさぼり
「デヘヘヘ」
登り納めをしてきました。



以前来た時は水量が多くて渡渉に手間取ったのですが,
今回は水量がとても少なくて,渡り放題?です。

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まずは。増田川本流の上流端目指して。

上流に向かって本流の右側に支流があり。
その間に増田川上流端にむかう登山道があります。
支流の脇の登山道はBethと何度か登ったことがあります。
だらだらと山間を3㌔続く坂道で,ゲップが出る様な景色です。
来るたびにオフロードバイクに会うので,あまり好きな登山道ではありません。
本流の登山道も支流の登山道も何度か渡渉を繰り返しながら登る道になります。

登山道の入り口が土砂で埋まっていたので,水量の少ない沢沿いを登りはじめました。
7時35分

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途中から登山道に入って

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以前来た時に名付けた≪増田川の守り人(巨岩)≫は,相変わらずデカかった。

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水量が極端に少ないので,ちょっと拍子抜けしながら

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7時52分上流端に到着。
妙にピカピカしたポールで,沢はもっと上流まで続いていました。
上流端はもっと上の様な気がします。
重かったの?

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後で下りて来るだろう上流域をちょっと覗いて,歩けそうなのを確認し,
上流端標示ポールから東に進路をとり五社へ

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鈴ヶ森方面からの登山道と合流する直前に。
目の前を横切る白っぽい大きな物体が・・・鹿でした。
雌の大きな鹿です。

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鈴ヶ森・中ノ沢地区の登山道との合流地点は広場の様になっています。

五社山展望台の分岐で,木立の隙間っから朝日に輝く阿武隈川と太平洋が見えました。
「綺麗です」

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8時28分五社到着

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バナナを3分の一食べてからお賽銭「チャリーン」

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目指せ!増田川源流踏破。

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9時1分 外山

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バナナを3分の2食べて出発。
外山の南側斜面は穴だらけでした・・・猪?

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9時23分 三方塚

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ここで,ホットドッグを1本。小休止。

今回のポイントは三方塚から下った丘陵地帯から,増田川本流に下る事ができるか。
5月に来た時は下れそうだと思っていました。
が・・・藪が濃そうで,あまりいい雰囲気ではないので,降りれる場所を探して「ウロウロ」

その間,赤土の丘で,

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赤土を押し上げる霜柱を撮影。

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何とかいけそうな道を発見したのですが・・・・

右の地図が計画で,左の地図が結果です。

増田川源流域探索


途中支流を登ってくる道に一度出てしまい,もう一度藪の中に分け入って歩って見ました。

その結果が。

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水の流れる音が,微かに山間に谷間から聞こえてきました。

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下りれるかな?

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沢が見えました。

でも水の流れは,左から右に流れています。
ここは,本流の右岸ではない・・・左岸のはず。
なのになぜ左から右に水が流れてるのだろう。
方位磁石を取り出してみると水の流れは磁北極方面に流れている。
「ムムム?感覚的には南東方面に,
増田川上流端の標示ポールからやや遠ざかるように歩いてるような気がしていたのです。
だから少し躊躇しながら歩いていました。
向かってる方向は,間違いはなさそうですが・・・
このまま斜面を下りるべきか下りざるべきか 「To Be or not To Be」
時間はまだたっぷりあるけれど?
方向を見失ってるのだから戻るべきだろうな~。
増田川本流を上流端から登ってみてからでも遅くはないだろう。
沢の存在は流れてる方向の先まで,視界で捉える事が出来てはいないし。
下りた場合 「Dead End」 じゃないという保証はない訳だし。
その場合,登り返すのはしんどそうなので。

来た道をトレースしながら。
次回は,本流に西側から流れ込んでる支流があるのかどうか,本流を溯上して確認してみたいな~。








7時から15時で,増田川源流を歩きつくし,満面の笑みを浮かべて,帰宅する筈だったのですけど・・・三方塚から下った丘陵地帯から本流に向かって下りれると考えていたのですが
藪が深くて断念し,別ルートを探索したのですが,残念な結果に終わりました。
でも,次回登る楽しみを見つけたので良しとしましょう。

11時40分 三方塚 残りのホットドッグ2本を頬張り大休止。

大師へ

その帰り背筋が凍るようなことがありました。
雨まじりのあられが降り始めたので,大滝でカメラをバッグパックの中にしまい,お迎えの電話を掛けながら下りはじめました。
ここは大滝からちょっと下った地点以外圏外になるので,携帯を見ながらアンテナが立った瞬間電話しないと,
タイミングのいいお迎えになりません。
吹きさらしの県道を歩くのが嫌なので,携帯を見ながら,タイミングを見て掛けます。

下の地図をご覧ください。
大師沢へ下りる大きなS字カーブがあります。
大師沢

その上から①から下の沢を見た時,白とピンクのティーシャツが沢の中で揺れてるのが見えました。
見ようとしなくても下る方向なので,自然に目に飛び込んできたという感じです。
人が着てるにしては揺れ方がおかしいし,人が沢の中に入って何かするにしてもあまりの軽装なのでオカシイ?
不思議に思ったのですが,カメラはバッグパックの中・・・・。
下りて行けばカーブを大きく180度ターンするスプーンカーブなので,
何をしてるのか判るだろうな思いながら下ってました。
ところが,ターンして沢の中を覗くと,何もないのです。
怪訝に思い,②から沢の中に身を乗り出してみても,何もない。
あんなに鮮やかな白とピンクのティーシャツが跡形もなく消えていました。
まさか,下って行ってしまった?
でも車は無いし,大師へ通じる道には,まったく人影がないし・・・。
いったい何なんだ?と思った瞬間背筋に冷たい物がはしりました。
そして,気になる後ろを時折振り返りながら,足早の下ったのでした。
山怪?
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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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Talking in the window as the light fades
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Talking by the window as the light fades
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We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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