「岩沼山の会」7月山行は,火山による登山道の通行止め解除を予想したルート選定をしておりました。
そして,6月の山行の時には,以前解除されておらず,山行帰りのバスの中では様々な意見が飛び交い・・・
「峩々温泉から猫鼻経由で名号峰のピストンは。どうですか?」
「駄目よ。あんなだらだらな単調な登りは」
「単調な登りにしなければいいじゃないですか」
「?」
「100m登ったら50m下る。100m登ったら50m下る。
アップダウンを繰り返せば単調な山道も変化にとんだ山道になりますよ。
そして距離も2倍。楽しさ4倍。
指数関数的に楽しくなる。
実に楽しい山行になる事請け合いです」
「何バカなこと言ってんの!」
「駄目スカ?」
「指数関数的にって言ったら,疲れは8倍じゃないの・・・駄目に決まってるわよ」
と,思いっきり却下。
無難な「大黒天-刈田-御田ノ神園地」のコースに決まりそう。
ウ~ン・・・・必死に地図を見ながら「酔いそう・・・ウェッ」
帰宅後。
ルート選定に迫られ,調べて行くうちに『蔵王古道』に行きあたりました。
これです↓
「ヌハハハ。やった!」
僕の頭の中では蔵王寺-大黒天-刈田ー御田ノ神園地を想定。
そうすると迷いそうなのは,蔵王寺からカモシカ温泉へのルートを左に入る分技点だろうと思われ。
踏査の必要ありと判断。
一人で言ってもいいですよと事務局へ連絡すると。
「一緒に行こうよ」と,お返事が返ってまいりました。
ソロでの踏査であれば,刈田までのピストンを考えていたのですが。
Mr.T曰く「カモシカ温泉跡との分技確認できればいいんじゃないの?
すべて確認すると時間かかるよ。
大黒天から刈田は歩った事あるしね」
折角行くんだったら,登りたかったのですが。
一緒に行ってくれるのはありがたいので承諾。
それと,
「もし,ソロだと山行の時先頭を歩くことになるんじゃないの?」
とtomoさん。
「おお!そうだよね・・・それはヤダな」
集団の先頭を歩くのは,あまり好きではありません。
一番後ろで好きな事やりながら歩くのが好みです。
記憶の深層に擦り込まれた悲しい記憶が・・・
先頭を歩く不安を煽ってるのだと思います。
でも思い返す度,学び続けていることがあります。
囚われない事。そして,その囚われる原因は取るに足らない些細な事なのだと。
という事で次の休日踏査に行くことになり,分技点だけの確認をするつもりでいました。
そして,Mr.Hも一緒に行くとの連絡有。
何の準備もせず迎えた踏査の朝。
tomoさんに「Mr.Hも一緒なんだって」と伝えると。
「ウ~ン。きっちり準備して行った方が良いよ。登るって言うと思うから」
「ヤッパリ」と思い慌てて準備。
メンバーは,
Mr.T(前回えぼしで登場したコシアブラ&スキーマイスター:事務局長です)
Mr.H(山&山野草マイスター:山野草の知識は,ほとんどこの御仁からの受け売り:副代表です)
Mr.M(入会二年目のヒヨッコ:blogの管理人)
集合場所で見た出で立ちは。
「ヤッパリ」しっかり山登りの装束に身を固めた2人。
燃料を入れ出発!
・・・・・が山メシは?
ところがこの時点で。
「おおっと解除になりました」
7月の山行は,予定通りの馬の背を歩くことになり,蔵王古道トレッキングは次回へ。
但し踏査は行う事で一致。
「選択肢は一杯あった方がいい!!」
一同「ウン・ウン」と納得。
この時,僕のメモリーの中の山メシは,消失。
そして,6月の山行の時には,以前解除されておらず,山行帰りのバスの中では様々な意見が飛び交い・・・
「峩々温泉から猫鼻経由で名号峰のピストンは。どうですか?」
「駄目よ。あんなだらだらな単調な登りは」
「単調な登りにしなければいいじゃないですか」
「?」
「100m登ったら50m下る。100m登ったら50m下る。
アップダウンを繰り返せば単調な山道も変化にとんだ山道になりますよ。
そして距離も2倍。楽しさ4倍。
指数関数的に楽しくなる。
実に楽しい山行になる事請け合いです」
「何バカなこと言ってんの!」
「駄目スカ?」
「指数関数的にって言ったら,疲れは8倍じゃないの・・・駄目に決まってるわよ」
と,思いっきり却下。
無難な「大黒天-刈田-御田ノ神園地」のコースに決まりそう。
ウ~ン・・・・必死に地図を見ながら「酔いそう・・・ウェッ」
帰宅後。
ルート選定に迫られ,調べて行くうちに『蔵王古道』に行きあたりました。
これです↓
「ヌハハハ。やった!」
僕の頭の中では蔵王寺-大黒天-刈田ー御田ノ神園地を想定。
そうすると迷いそうなのは,蔵王寺からカモシカ温泉へのルートを左に入る分技点だろうと思われ。
踏査の必要ありと判断。
一人で言ってもいいですよと事務局へ連絡すると。
「一緒に行こうよ」と,お返事が返ってまいりました。
ソロでの踏査であれば,刈田までのピストンを考えていたのですが。
Mr.T曰く「カモシカ温泉跡との分技確認できればいいんじゃないの?
すべて確認すると時間かかるよ。
大黒天から刈田は歩った事あるしね」
折角行くんだったら,登りたかったのですが。
一緒に行ってくれるのはありがたいので承諾。
それと,
「もし,ソロだと山行の時先頭を歩くことになるんじゃないの?」
とtomoさん。
「おお!そうだよね・・・それはヤダな」
集団の先頭を歩くのは,あまり好きではありません。
一番後ろで好きな事やりながら歩くのが好みです。
記憶の深層に擦り込まれた悲しい記憶が・・・
まだ蒸気機関車が走っていた時代。
車道は舗装されて無いところがあったし,車もあまり走ってはおらず静かなもんでした。
放課後の楽しみ方は,野球やドッジボール等の球技や,缶けりやかくれんぼ等が主流でした。
そう言えば,泥棒巡査とか,クルマントンテンカン(だるまさんが転んだ)なんてのもありましたね。
このころ吹いた風は日本を煽り立てる様な風でした。
高度経済成長です。
その高度経済成長と言う日本経済にフォローの風は,一般家庭でもささやかではありますが,恩恵に与る事が出来るようになってました。
そして,その風はそよ風ではありますが子供たちの間にも吹いたのであります。
自転車と言う文明の力?が・・・
自転車を買ってもらった子供たちは,喜々として大通りをカットビ。
そっちこっちの路地でテクニックを磨いたのであります。
やはり今も昔も,子供たちは遊びの達人だし,差別化の達人でもあったのです。
自分達で自転車の技術を競い合う遊びを見いだし,楽しむだけではなく,競争の結果により優劣をつけ差別化をするようになるのです。
不思議ですね。人の社会と言うのは。
ルールはとっても簡単。
先頭を走る子の,後をトレースするという単純ものです。
先頭を走りたいために,路地裏で汗まみれ泥まみれになり練習して,先頭を走る。
誰もついてこれないと,自転車を止め片足をついて『ドヤ』顔でみんなを見まわす。
真夏の夕暮れ時の中で,風に揺れる薄汚れたランニングシャツが印象的でしたね。
ところが,この小さいコミニティーにも,小さないじめが存在してました。
それは,先頭で夢中になって走ってる子の後の子たちが,忽然と居なくなるというものです。
そのコミニティーのボスが,計画した小さないたずらだと思うのですが。
先頭を走っていた子が「フッ」と我に返って後ろを振り向いたときには,誰もいなくなってる。
誰もついてこれなかった?のではなく居なくなった。
「もうやんないよ」と言われ,繰り返される小さないたずら。
背後に人が立たれるのが嫌いになるゴルゴ13シンドロームと言ってますが,この様な事が繰り返され擦り込まれると,恐怖に似た感情が生まれるものなんですね。
先頭を歩く不安を煽ってるのだと思います。
でも思い返す度,学び続けていることがあります。
囚われない事。そして,その囚われる原因は取るに足らない些細な事なのだと。
という事で次の休日踏査に行くことになり,分技点だけの確認をするつもりでいました。
そして,Mr.Hも一緒に行くとの連絡有。
何の準備もせず迎えた踏査の朝。
tomoさんに「Mr.Hも一緒なんだって」と伝えると。
「ウ~ン。きっちり準備して行った方が良いよ。登るって言うと思うから」
「ヤッパリ」と思い慌てて準備。
メンバーは,
Mr.T(前回えぼしで登場したコシアブラ&スキーマイスター:事務局長です)
Mr.H(山&山野草マイスター:山野草の知識は,ほとんどこの御仁からの受け売り:副代表です)
Mr.M(入会二年目のヒヨッコ:blogの管理人)
集合場所で見た出で立ちは。
「ヤッパリ」しっかり山登りの装束に身を固めた2人。
燃料を入れ出発!
・・・・・が山メシは?
ところがこの時点で。
「おおっと解除になりました」
7月の山行は,予定通りの馬の背を歩くことになり,蔵王古道トレッキングは次回へ。
但し踏査は行う事で一致。
「選択肢は一杯あった方がいい!!」
一同「ウン・ウン」と納得。
この時,僕のメモリーの中の山メシは,消失。
- で今回踏査した結果のご報告。
- 蔵王寺
- なかなかインパクトのあるお寺です。
- 賽の磧から蔵王エコーラインまで
- 賽の磧からカモシカ温泉方面 ― 三途川の手前を左へ ― 蔵王エコーライン
結論から言うとですね。
分技点は三途川の手前にピンクのリボンが結んであり,小さい絵馬がかかっている部分が蔵王古道へのルートです。
ちょっと分かりにくいので注意が必要です。
地図を見て頂ければ,判ると思いますが。
分技点を確認できないまま,錆びついリフト巻き上げ機の様な工作物のある場所に出てしまいました。
カモシカ温泉跡 経由 熊野岳 名号峰の標示板があるのですが。
地図と照らし合わせてみても遠すぎるのです。
行くか戻るか思案のしどころなのですが。
「戻るベ」
僕一人だったら突入した可能性はあります。
注意深く地図とフィールドを照らし合わせながら分技点を探しつつ戻った訳です。
そして,三途川のエコーライン河に見つけました。
小さい絵馬の様なものとピンクのリボン。
なんとです。
行きの道では,この絵馬の様な物を手にとって,なんて書いてあるんだろうと,みんなで見入っていたのです。
道標は一切ありません。
そして,ハイマツの中に侵入していくようなコースです。
確認できた途端一同元気復活。
実は,山の会にはご意見番がおりまして。
「な~に。お金使って,それも三人で言って,ルート見つけれなかったの」
って言われるな~と,トボトボと歩っていたのです。
そして,侵入開始。
Mr.H「ちょっとまて。このままいくわけにはいかないよね」
Mr.T「どうする」
Mr.M「僕が,駐車場まで戻って,車で駒草平に行って,みんなを待つ。と言う手もありますね」
Mr.H「それはいいね」
Mr.M「でも嫌だな~。登りたい」
Mr.H「じゃ,車貸して,俺が運転して駒草平で待ってるから」
Mr.M「エ?いいんですか~」
とっても我儘な僕なのであります。
- 刈田岳
シルエットで見える山は名号峰です。
あ~お腹空いた
「ガ~ン。飯買うの忘れた」おにぎり買うぐらいの小銭しか持ち合わせがない。
レストハウスで食べる事は不可能。
玉子丼120円等と言う30年以上も前の,学食の様なメニューは無い訳ですから
燃料はカードで入れてるもんで・・・・
皆さんから恵んでもらい「皆様ご迷惑おかけしました」- 御田ノ神園地
その昔,御田ノ神湿原だったのが,園地になってしまったのだそうです。
雪が少なくなってしまった影響?だよねキット。
ワタスゲが素晴らしい!!
園地内の祠にお参り
皆様のご厚意で,ハラペコちゃんにもならず,無事御帰宅。