2015年08月

居場所を求めて


寂しさや悲しさ,空腹や寒さ,それが妬みや嫉妬に変わり,それを恐れるがあまり,差別や確執が生まれる。
そして,同じ顔を持った者同士が,心の餓えと体の餓え,飢餓と言う恐怖から逃れる為,差別や確執を育て上げてしまう。
そして,いつしかその恐怖は,自らを脅かす者への敵意となり,排除するための力を持とうとする。
力を持つことが抑止力と信じ,お互いに力を誇示し続け,際限なく増大していく力を背景に,様々な物を奪うようになる。
さらに,抵抗し抗う者に,その抑止力を行使する。
人が持った人を殺す力,それは大きな災いと不幸を人類にもたらす。

そんなに自分の居場所が欲しいのなら,協力しあいながら,分けあい生きればいいだけなのに。
だれかが,持って行ってしまう前に,自分だけのものにしよう。
飢餓がもたらす恐怖から逃れる為に。
生み出すことを忘れ,奪う事に明け暮れ,全て使い果たしてしまった時。
そこに居場所があったとしても,ひび割れた大地の上の究極の孤独を知ることになるだろう。
自分の中に自身を映すことが出来なかった悲劇がそこにはある。




多くの失望と,多くの欺瞞と,多くの無責任のなかで,居場所を見失った時。
氷河が崩れる様に壊れていく自我を感じていました。
そして,壊れた自我の断片の隙間から,その時垣間見た景色とは。
自己実現の為に,そして正当化し続ける為に,自問自答する事も無く平気でつかれる嘘。
元の居場所にしがみ付きながら,今の居場所の自分を貶めているとも気づかずに,今の居場所を蔑む。
組織の中で当事者とならず常に傍観者として振舞う。
そう言う人々の中に自分自身を見出し,あまりにも大きな厭世の圧力を感じたのです。
自分中心にしか考えられない思考は,多くの摩擦と軋轢を生む。
それは目覚める事が出来なくなるまで。
そして歩き続ける為に必要な事なのだろうか。

ポケットには穴が開いてるんだねきっと。
そして優しさは小さすぎるんだね。
優しさを落とさず歩いていられるのは,その穴を塞いでる業のおかげなのかもしれない。
そして,その業が穴をすり抜けた時,いったいどうなるのだろう。



言葉を信じろと言う。
ときに言葉は刃の様に突き刺さり,切り刻みながら,不浄なものへとこころを変異させてしまう。
受け入れることのできない言葉は,悲しみと涙,怒りと苦痛を生み出す。
真実と信じて伝えた言葉にも,悲しみや怒りを誘発する因子が潜んでいないとは言えない。
伝える言葉は真実を物語ることが出来るのだろうか。
言葉で考え言葉で生きる。
一瞬の躊躇が,一生の後悔につながる事もある。
一瞬の言葉が,一生の後悔につながる事もある。
言葉を選んでいるうちに,人の人生は終わってしまう。
人の一生は短く儚い。





彷徨う,居場所を求めて。
見つからずに終わるかもしれない,それでも・・・

お散歩のあいさつ。
毎日続けているうちに,すれ違う時の表情や動作が見えてくる。
何度か繰り返すうちに,あいさつだじゃなく,お天気の事,身の回りの事を話すようになる。
触れ合いが始まるとき。
それは,いろんな感じ方を経験する不思議な出会い。

たとえどんな人だろうと。
触れ合うのがこころであるならば,きっと同じ。
小さい居場所だけど,ほんの一瞬の居場所だけど。
そこには間違いなく自分の居場所がある。
最初の一歩。
そして最初の一言。



斑な大気の季節

20150818

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この時期の朝の散歩は,時折違う空気の層を横断することがあります。
生ぬるいくベトベトと体にまとわりつく空気の層に埋没する事もあれば。
爽やかな風が,緩やかに流れていく層に出逢う事もあります。
そんな時,汗が『ス~』っと引いて行き,爽快な気分になります。
当然,その逆もあり。
その時は不快感と汗が『ド』っと押し寄せてきます。
生ぬるいぬるま湯の層から爽やかな層に突入した時。
「お!いいね」
爽やかな層からぬるま湯の様な層に突入した時。
「なんじゃ,こりゃ」
となり,そんな変化を楽しみながらの散歩になります。
僕は,「斑な大気の季節」と言っています。
「斑な大気の季節」は四季の中でそれぞれ見られますが,
冬のそれは,夏のそれとは,全く感じ方が逆になります。
おもしろいですね。

斑な大気を肌で感じるようになると。
もうそろそろ季節が変わり始める気配を感じます。

ただ,出戻り夏には要注意ですけど。

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出戻り夏にご用心

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アチィ~

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ステンレスのポール気持ちいい!





Bethの暑さ対策

  1. 「衣」

  2. Bethの場合は,純毛の毛皮を着ているので,対策の施しようが有りませんが。
    唯一の対策は,保冷剤をバンダナでくるんで,首に巻いてあげます。

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  3. 「食」

  4. やっぱりこれがメインでしょう。

    何とかしてあげよう。
    暑さに参ってるBethに,特効薬を!!



    捥ぎたてトマトが大好きです。
    捥ぎたてトマトで美味しくクールダウン。
    今の時期は,捥いですぐに食べれるので,とてもgoodな方法です。



    ワンチャン達にとっては,とってもハードな時期をさらにハードにしてるこの暑さと湿気。

    ある朝の散歩の時,なんか様子がおかしい。
    散歩に出かける前からちょっと変ではあったのですけど。

    「プル,プル,プル,プル,プル,プル」って頭をグルグル180度近く回転させ,
    数回遅れて体の方に伝わって「プル,プル,プル,プル,プル,プル」っと回転。
    頭の先から尻尾の先まで時間差で「プル,プル,プル,プル,プル,プル」
    「ウ~スッキリ」となるはずが。

    頭を「プル」で終わってしまって。
    「ウ~・・・イズイ」って顔してます。
    人で言い表すと,くしゃみが出そうで出ない。
    それを何度も繰り返していて,とってもイズそうな顔してます。
    そんな感じに見えました。

    さらに散歩を続けながら注意して見続けていると。
    両耳ともいつもピンとしながらも,音のする方向に「クルッ,クルッ」って動くのに,右の耳だけが何となくうなだれていて動かないのです。

    「こりゃ変だわ」
    お座りさせて右の耳の中を覗いてみると。
    耳の出口付近の毛に,茶色い物がへばりついていました。
    耳垂っていうのかな?良く判んないけど。

    帰宅後,tomoさんと耳の中をまじまじと覗き込んでみました。
    どうも奥の方まで広がっているようなので,大嫌いな「病院行き」決定となったのです。

    tomoさんが連れて行きました。

    結果は。
    耳の中にカビの一種が繁殖していたので,洗浄と消毒をされたそうです。
    医院長曰く,今年は暑くて湿度が高いので,こんな症状で病院にくるワンチャンが多いのだそうです。

    耳がピンと立ってるBethでさえこうなのだから,耳が垂れてるワンチャンは大変だろうな。

    雨の時だって散歩しない訳にいかないわけで。
    人間の様に耳栓などできないし。
    聴力と臭覚が生命線ですから。
    ヘッドホンしながら,歩いたり自転車に乗ってるのは,人間ぐらいなもんでしょうね。
    視覚のみで生き残れるほど世の中甘くないと思うんですけどね。
    棄権を回避するための本能を閉ざしながら生活してる様に僕には見えます。
    ブツカルと「イラ」っとした目線を向けられます。
    車とかの場合はそうはいかないよね。
    本人はいいとして,周りが迷惑です。

    そして,雨の時は充分注意しながらの散歩になります。




  5. P8189264

    そして,お風呂も



    耳にかからない様に注意しながら・・・耳だけ除外するのは難しいので,頭部全体を除外しました。






僕達の暑さ対策。



  1. 「衣」

  2. これ以上脱ぐことが出来ないので,アイスノンや保冷剤をタオルやタオル生地にまいて使っています。

    P8189270

    P8189268



  3. 「食」

  4. やっぱり僕達の場合もこれがメインですね。
    あまり冷たい物ばかりを摂取するのはよくないと言われても。
    常温のサンドイッチは美味しくありませんゼ!
    それも30℃以上のサンドイッチを想像して見なはれ!
    「マズソ」(贅沢なのかもしれませんんが,冷蔵庫に入れないと腐っちゃいますし)
    あさの散歩で汗だくで帰宅後は,よく冷えた牛乳と冷たい野菜サンドイッチ。
    これが定番です。
    一度作ってしまえば,朝の食卓には冷蔵庫から出して並べるだけですから,とてもgoodです。
    何と言っても調理で火を使わなくて済む。
    これはとっても助かりますね。
    ポテトサラダや卵サラダもローテーションしながら食べます。

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    厚切りトマトのサンドイッチと,胡瓜と玉葱とハムのサンドイッチです。
    夏は多くの夏野菜を火星農園が供給してくれるので,とっても贅沢なサンドイッチを作ることができます。
    トマトは,厚さ約1㌢に切ってサンドイッチ。
    胡瓜と玉葱とハムのサンドイッチは,胡瓜と玉葱のスライスを塩もみして30分放置し絞ります。
    それをハムとパンでサンドしたサンドイッチです。

    お盆の最中の夕ご飯とお昼ご飯は,やっぱり太巻き。

    太巻き

    具材は
    卵焼き,ホウレンソウ,胡瓜,かんぴょう,干しシイタケ,ベッタラ漬,胡瓜の朝鮮漬,柴漬け等です。
    夕ご飯はこれに「仙台おくずかけ」

    翌日のお昼も残った太巻きに冷やし温麺に残ったおくずかけを掛けて食べます。
    どちらも冷蔵庫で冷やしておきます。



  5. 「住」

  6. 緑のカーテンです
    外から見ると
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    今年は少し隙間が空いてしまいましたけど。

    P8159122


    中から見ると

    P8159128

    日中でも暗くなるの野が難点ですが。







そして,今日も元気にお散歩から帰宅

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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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just for a moment
Talking in the window as the light fades
I heard my voice break just for a moment
Talking by the window as the light fades
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the movement that the night makes
I let the room fade just for a moment
Sitting in the shadows that the leaves make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
Listening to the music the machines make
I let my heart break just for a moment
Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
プロパ癌だ!


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