僕は大地主でした。
白状しますけど。
そして,二昔前以上に爆発しました。
涙目・・・痛いと人は涙が出るという事を知りました。
いままで,あまり痛み等なかったのに,突然その激痛はやってきたのです。
そして,検査しました
「最近,胃とか内臓系の手術しましたか?」
「いや~してませんけど」
「おかしいですね。肝機能のデータが異常に悪いんです」
「?」
「どういうことですか」
「患者さんの年齢で,こういったデータは,強い麻酔をして手術した後みられるので,そう思ったのですが」
「・・・・」
飲みすぎですキット。
その後遺症はインフレーターの仕事の物と思われ・・・ストレスを何とかアルコールでクリアしてました。
技術者として一流でも経営者としては三流・・・そんな会社の中,技術者として自分の技術の未熟さに苦悩する日々。
オンコールの攻撃。
休日のない世界。
休みたいよね・・・・解決策は酔っぱらってしまえ。
そんなことしたら,休んでも疲れがとれる訳ないのに。
でもオンコールは回避できると,浅はかにも思ったのです。
みじめですけどね。
ボロボロで入院。
手術の前の日の夜。
事前に渡されていた,入院患者ための準備と手順のフローチャートを,すきっ腹をかかえながらベッドの上でもう一度読んでいました。
「アレ?おかしい」
どう考えてもおかしいのです。
「手術部位の剃毛がされてない」のですから。
いいのだろうか?
悩んだ挙句。
今日の当直のオネ~言葉を使う看護師(♂)さんに
「このフローチャートによればですね。剃毛ってあるんですけど?」と聞いてみました。
「どうしましたか~」と怪訝な顔をしながら。
「されて無いんです。明日手術なんですけど」
「エ?」と看護師・・手の平を逆にして口元に。
「オカシイワ~。忙しくて忘れたのかしら~こまったわね~。明日看護婦(この当時は看護婦と言ってました)さんが来たら処置するようにお願いしますから」
フーやっぱり変だったんだ。
とちょっと一安心でもやっぱり嫌だな~。
暫くして消灯時間が来て。
オネ~看護師さんがやってきました。
「エ~とですね。明日は手術の日だから看護婦さん達忙しいと思うのよね~。だから,いまから僕が処置します♡から,いっしょに処置室まで来てくださ~い」
「エッ?エ゛~」
看護師の後ろをついて行きながら
なんかとってもやばいよこれって。
処置室に入ると
「サ~ベッドの上にのってくださ~い」
「ハイ。エ~ト四つん這いになればいいんですか?」
「イイエ。パジャマとパンツを下げて♡,胡坐をかいて♡,足を大きく上げて仰向けになってね♡」
「エッ!エ゛~」
「サ~はやく♡~」
「・・・・・・・・」
無事終了。
不穏な動きも,別な感覚に目覚める事も無く。
「フ~」と一安心。
術後の回復は,同じ日に同じ手術をした人より,回復が遅くて結構痛い時間が長く続きました。
それでも,痛みが引き出すと,あっという間に元気回復。
でも点滴は続いてました。
病室(2人部屋の病室)で3本の点滴の準備をしてる若い看護婦さんに。
「今日は2つなんですか」と聞くと
耳元に口を近づけて小声で。
「同室の**さんのだと思うの,歳とってるし。フフフ」
「あ~そうなんですか」と同室の**さんをチラ見。
看護婦さんウインクしながら
「ネ,デショ」
「な~るほど」と言ってる間に。
脱脂綿で左腕の上をフキフキし,血管を指でなぞってました。
そして,注射針を刺そうとして,悪戦苦闘が始まったのです。
「ツ~」と顔をしかめると
「〇〇さんの血管。コロコロして針指そうとすると逃げちゃって,さし難いんです~」
「?」
「〇〇さんのご職業は運送関係の方ですか?」
「?」
「血管ブットイですよね~」
「設計ですけど」
鼻の頭に汗を聞きながら悪戦苦闘しながら,全然人の話を聞いていない。
その間も,ブスブスと音が・・・・
なんとか,点滴開始。
「終ったら呼んでくださいね」
「・・・・・・・」
点滴が終わって看護婦さんを呼ぶと,先ほどとは違う看護婦さんが来て。
「サ~もう一本ありますよ」
「エ?それ僕のですか」
「そうですよ」
「さっきの看護婦さんは,僕のじゃないって言ってましたけど」
「違いますよ。ほら〇〇さんの名前が書いてある」
ベットから上体を起こして,看護婦さんだけに聞こえる小声で。同室の**さんを軽く見やりながら。
「さっきの看護婦さんは,歳とってる人にやるんだって言ってましたけど」
「どういう訳か〇〇さんの血液に鉄分が少ないので,処方されたみたいですよ」
「・・・・・」
白状しますけど。
そして,二昔前以上に爆発しました。
涙目・・・痛いと人は涙が出るという事を知りました。
いままで,あまり痛み等なかったのに,突然その激痛はやってきたのです。
そして,検査しました
「最近,胃とか内臓系の手術しましたか?」
「いや~してませんけど」
「おかしいですね。肝機能のデータが異常に悪いんです」
「?」
「どういうことですか」
「患者さんの年齢で,こういったデータは,強い麻酔をして手術した後みられるので,そう思ったのですが」
「・・・・」
飲みすぎですキット。
その後遺症はインフレーターの仕事の物と思われ・・・ストレスを何とかアルコールでクリアしてました。
技術者として一流でも経営者としては三流・・・そんな会社の中,技術者として自分の技術の未熟さに苦悩する日々。
オンコールの攻撃。
休日のない世界。
休みたいよね・・・・解決策は酔っぱらってしまえ。
そんなことしたら,休んでも疲れがとれる訳ないのに。
でもオンコールは回避できると,浅はかにも思ったのです。
みじめですけどね。
ボロボロで入院。
手術の前の日の夜。
事前に渡されていた,入院患者ための準備と手順のフローチャートを,すきっ腹をかかえながらベッドの上でもう一度読んでいました。
「アレ?おかしい」
どう考えてもおかしいのです。
「手術部位の剃毛がされてない」のですから。
いいのだろうか?
悩んだ挙句。
今日の当直のオネ~言葉を使う看護師(♂)さんに
「このフローチャートによればですね。剃毛ってあるんですけど?」と聞いてみました。
「どうしましたか~」と怪訝な顔をしながら。
「されて無いんです。明日手術なんですけど」
「エ?」と看護師・・手の平を逆にして口元に。
「オカシイワ~。忙しくて忘れたのかしら~こまったわね~。明日看護婦(この当時は看護婦と言ってました)さんが来たら処置するようにお願いしますから」
フーやっぱり変だったんだ。
とちょっと一安心でもやっぱり嫌だな~。
暫くして消灯時間が来て。
オネ~看護師さんがやってきました。
「エ~とですね。明日は手術の日だから看護婦さん達忙しいと思うのよね~。だから,いまから僕が処置します♡から,いっしょに処置室まで来てくださ~い」
「エッ?エ゛~」
看護師の後ろをついて行きながら
なんかとってもやばいよこれって。
処置室に入ると
「サ~ベッドの上にのってくださ~い」
「ハイ。エ~ト四つん這いになればいいんですか?」
「イイエ。パジャマとパンツを下げて♡,胡坐をかいて♡,足を大きく上げて仰向けになってね♡」
「エッ!エ゛~」
「サ~はやく♡~」
「・・・・・・・・」
無事終了。
不穏な動きも,別な感覚に目覚める事も無く。
「フ~」と一安心。
術後の回復は,同じ日に同じ手術をした人より,回復が遅くて結構痛い時間が長く続きました。
それでも,痛みが引き出すと,あっという間に元気回復。
でも点滴は続いてました。
病室(2人部屋の病室)で3本の点滴の準備をしてる若い看護婦さんに。
「今日は2つなんですか」と聞くと
耳元に口を近づけて小声で。
「同室の**さんのだと思うの,歳とってるし。フフフ」
「あ~そうなんですか」と同室の**さんをチラ見。
看護婦さんウインクしながら
「ネ,デショ」
「な~るほど」と言ってる間に。
脱脂綿で左腕の上をフキフキし,血管を指でなぞってました。
そして,注射針を刺そうとして,悪戦苦闘が始まったのです。
「ツ~」と顔をしかめると
「〇〇さんの血管。コロコロして針指そうとすると逃げちゃって,さし難いんです~」
「?」
「〇〇さんのご職業は運送関係の方ですか?」
「?」
「血管ブットイですよね~」
「設計ですけど」
鼻の頭に汗を聞きながら悪戦苦闘しながら,全然人の話を聞いていない。
その間も,ブスブスと音が・・・・
なんとか,点滴開始。
「終ったら呼んでくださいね」
「・・・・・・・」
点滴が終わって看護婦さんを呼ぶと,先ほどとは違う看護婦さんが来て。
「サ~もう一本ありますよ」
「エ?それ僕のですか」
「そうですよ」
「さっきの看護婦さんは,僕のじゃないって言ってましたけど」
「違いますよ。ほら〇〇さんの名前が書いてある」
ベットから上体を起こして,看護婦さんだけに聞こえる小声で。同室の**さんを軽く見やりながら。
「さっきの看護婦さんは,歳とってる人にやるんだって言ってましたけど」
「どういう訳か〇〇さんの血液に鉄分が少ないので,処方されたみたいですよ」
「・・・・・」