森林セラピーでリフレッシュ
- 2016年5月14日(土曜日)
- プロローグ
- 昨日は13日の金曜日で仏滅・・・関係ないけど。
岩沼山の会 山行 計画その3
仁田沼です。
参加人数は31名:体験参加一名(大いに平均年齢を下げた山好き高校生)
13日に金曜日福島の最高温度は28度でした。
「ヒエー」
14日も暑く成る予感がジンワリとしたんですが・・・ちょっと汗ばむ程度の気温。
お天気はまあまあ。
気持ちのいい日和になりました。
なんといっても極めつけは温泉・・・がしかし,準備の段階から肝心の温泉グッズの事を忘れてました。
それに気付くのは。
「さ~入るぞ!」って,腕まくりをして気合を入れた瞬間なのですが。 - 散策ルートとその後の温泉について。
- 女沼の入り口まで舗装されており,乗用車であれば入れるのすが,バスは無理というのが先発隊の調査の結果判明しており,それを基に計画を練っていただきました。
更に,土湯温泉ですからね~。
温泉に入りたい・・・でも500円以下で,できるだけ安いところを探してほしい。
(貧乏山の会の切実なる一面)
と言う明らかに無理難題を先発調査隊にお願いした結果。
≪日帰り入浴:金250円なり≫と言うとってもリーズナブルな温泉を見つけてきてくれました。
但し,石鹸タオルは無。
湯船は狭くてせいぜい頑張っても7人でいっぱい。
「no problem!
石鹸?持ち込みすればいいだけだよね。
湯船が狭い?交代で入ればいいだけだし。」
と飛びついたのは言うまでもなく,山行の帰りに入浴する事になりました。
土湯温泉バス停前(土湯観光協会前)でバスを下車。
女沼までは,一部のショートカッのトルートと,つつじ山公園の迂回ルート(山は花盛りでした)を除いて舗装道路を歩くことになります。
舗装道路は・・・やはりいまいち。
(全編通してハイキングシューズでも充分楽に歩けるルートです。)
左の地図は山の会の今回のルート。
右側の地図は,土湯観光協会発行の森林セラピーマップです。
森林セラピーというネーミングは,とってもいい響きですね。
チョイと拝借させていただきました。
(今後も使わせていただきます)
女沼からの仁田沼経由男沼のルートは,まさに森林セラピーと銘打った通りの気持ちのいい散策が出来るルートです。
さらに,思いの滝は,マイナスイオンが滝壺周辺に充満しており,セラピーマップによれば,1立方メートル当たり50,000個のマイナスイオン値だそうです。
なんだかピンときませんが,一般家庭では0~100なのだそうですから,なかなか凄い量だってことですね。
一年中シャワーを浴びてる家庭は違うのでしょうけど。
発電所のお話
塩ノ川の水は思いの滝を流れ落ち,滝のすぐ下に設けられた堰を越流してそまま下流域にある荒川に流れ込む水と,堰の脇に設けられた取水口から地下に埋設された導水管で女沼に流れ込む水があります。
女沼に流れ込んだ水は,さらにつつじ山公園の下の導水管を通り,東北電力土湯発電所(最大出力2.38MW)で発電に利用されています。
女沼は水力発電所の貯水池として利用されてるんですね。
- つつじ山公園
- つつじ山公園に足を踏み入れる前段階の道筋にも,たくさんのヤマツツジ等が咲いており。
なかなか,凄いです。
やはり圧巻なのは,ヤマツツジの群生が見られるつつじ山公園ですけど。
つつじ山公園の頂上からは,女沼が一望でき。
さらに,まだ頂に雪を残した箕輪山なども見る事が出来ました。 - 女沼
これが両沼大明神なのかは,石碑からはっきり読み取ることはできませんでしたが。
*沼大明*とかすかに読み取れることから,おそらくそうではないでしょうか。
という事はですね。
ここで五升樽を割って酒を飲みながら雨乞いの祈祷をしつつ,沼に石を投げ込んだ場所ってことになりますが。
ここまで五升樽を上げるのは大変だったでしょうね。
もしかして,パワースポット?
サワフタギ
副代表のH.O氏(グリーンピア岩沼で活動する,山野草の先生です)に教えてもらいました。- 思いの滝
怒涛の様な水音は,街の喧騒や意図的に騒音をまき散らしながら走る車やバイクと違い,結構心地がいい物です。
ここで山メシタイム。
これに,皆様が持ってきた,フキやワラビを頂いて。
「フ~。ご馳走さまでした」
- 仁田沼
- 世界が緑色に染まった感じの仁田沼
仁田沼のマイナスイオン値が70,000(個/1㎤)森林セラピーマップ参照
思いの滝が50,000(個/1㎤)で明らかに1.4倍。
単純に比較はできないにしても,森林セラピーマップによれば公園の噴水が2,000~2,500(個/1㎤)。
明らかに図抜けて高い事が分かります。
その一番高い付近で撮影しました。
仁田沼は沼と言うより湿地帯で,ミズバショウが群生していて,その根元を清流が流れていました。
この清流は,仁田沼湿原全体に広く薄く流れているという感じで,清涼感たっぷりの湿原です。
沼全体を微かですが心地のいい風が流れており,頬を撫でる感じがたまらなくいいです。
更に,柔らかい水の流れが醸し出す音が沼全体を包んでおり。
その心地のいい周波数が,鼓膜を心地よく振動させ,まさしく森林セラピーそのものです。
狭い面積を怒涛のような水音を発してながら,流れ落ちて飛沫を飛び散らせる滝より,広い面積をサラサラと流れる清流の方が,空気中のマイナスイオン濃度が高くなるって事なのかな。
等と考えてました。
このマイナスイオンについては,物理的実体について何を指しているのかはっきりしない場合も多いらしく。
いろいろ物議を醸しだした経緯があるのだそうです。
マイナスイオンの定義も曖昧であるし,自然科学の用語ではないとされています。
当然,定義があいまいなものをどう測定するのか。
と言う問題もあると思います。
マイナスイオンをウンチクしても始まらないと思うので。
純粋に仁田沼に立って見ての感想を書きました。
マイナスイオンについては,帰宅後森林セラピーマップを熟読して気付いた内容です。
マイナスイオンが一番高く測定されているとされる場所が,やはりとてもセラピー効果があるように感じました。
何せ,何とも言い表しがたい心地よさがあるのですから。
酸素が一杯。葉緑素が一杯。
「このままこの自然の醸し出す周波数と共鳴し,仁田沼と同化してしまいたいな~」と思った程ですから。
- 男沼
残念ながら今回は,男沼の北端にちょいと触れただけで,グルリと一周はしませんでした。
セラピーマップには秋の落葉浴が心地いいと記述されてるので,次回のお楽しみという事にしておきます。- サンスカイ土湯
お風呂も温泉も好きです。
お風呂にまつわるお話です。
お風呂に入れない生活等考えられません。
しかし,学生の頃。
送金された生活費を丸ごと落とし,お風呂に入る事の出来ない地獄の一か月を過ごしたことがあります。
アパートにお風呂がついてる訳もなく・・・銭湯に通っていたもので。
風呂なんか入らなくても死ぬことは無いといっても,かなりきついです。
まだ水道は止められてなかったので,炊事場で頭洗ったり,体拭いたりはしてました。
そして,送金前の最後の一週間は,食べ物が全くありませんでした。
いや~ヒモジかったです。
こんなこともありました。
震災後にライフラインが復旧して,さ~風呂入れるぞ!と思った矢先に給湯器が壊れました。
此れもきつかったですね。
給湯器をばらしてチェック。
ガラス管ヒューズが切れてるのを発見。
ヒューズの在庫がないので,クリップ付きのジャンパー線でショートしてみて電源が入るのを確認。
ちょっと不安だったので,運転開始する前にガス屋さんに相談。
すると
「絶対やめてください。パ*マと同じことになったら大変ですよ」
といわれ,強制運転は断念しました。
結局,給湯器の交換が済むまでは,お風呂はお預けになりました。
どうしよう。
石鹸は無くてもいいけど,タオルはね~。
と独り言をブツブツ。
「あるわよ~・・・・タオル!折角だから一緒に入りましょう」とタオルを差し出してくれる山ガール達。
「お~!・・・・一緒?」
「・・・・」
(因みに混浴ではありません)
更に,一緒に湯船につかっていたお仲間から石鹸とシャンプーまでお借りして。
「いや~ありがとうございました」
久々に本格的温泉に入る事が出来。
とってもいい気分の中で,売店で売ってるジェラートを堪能。
バニラ・ブルーベリー・ラフランス・抹茶等いろんな種類に目移りしながらも,ラフランスをチョイス。
二つ作ってみました。
上の方は,excelを駆使して・・・ちょっとシンドカッタです。
誰もいない家でのお留守番ご苦労様。