約半世紀にわたって口ずさみ続けた曲です。
とっても小さい時,母の実家の敷地内にある借家に住んでいました。
天井は無く,黒ずんだ梁がむき出しで,隣の話し声はもちろんすべて聞こえるし,夕食の献立が何なのかまで分かりました。
お風呂も,おトイレも,母屋の中には無く,いわゆる外風呂と外便所?でした。
外風呂は母の実家の人たちと共同で使わせてもらっていたので,当然実家の人たちの都合次第で入れたり入れなかったりです。
それに,外風呂の場所が敷地の端にあったのと,薪や石炭で焚くお風呂だった事もあり,お風呂を沸かすのに手間がかかるため,入る頻度は極端に少なかったと思います。
お風呂場は脱衣所と一緒になっており,お風呂場の中に棚があり,その上に大きな脱衣籠がのっていて,それに服を入れるというだけのものでした。
ですので,脱いだ服が結構湿っぽくなります。
一人で入っているとき,よく口ずさんでいました。
裸電球を消して暗くすると,湯船から天井に近い一番上のガラス越しに夜空がくっきり見ることが出来たんです。
そして,「上を向~いて歩こ~。涙が~こぼれ~ないよ~に」と。
歌ってるうちに何故かポロポロと涙が出てきて止まらなくなり,それでも何度も何度も歌って夜空を眺めていました。
おそらく割と大雑把な造りで風通しが良かったために,あまり窓が曇ることなかったのかな~と思っています。
おトイレは,借家に住んでいる者同士で使う共同のトイレが外にあり。
どういう訳か電灯はついていませんでした。
夜は,懐中電灯片手に・・・なので,夜中はとても怖い思いをします。
寝る前のトイレは,とっても長い濡れ縁があったので,できるだけ端っこまで行ってそこで・・・・。
僕だけですけど。
50年近く昔の夜の闇は,地面さえも見えないまさに漆黒の闇だったですね。
そして,その闇の上に広がる空には,満天の星空が広がっていました。
50年後のあの時もそうでした。
そして,見上げた星空は50年前に見た星空をも凌駕する,美しい星空だったのです。
とっても小さい時,母の実家の敷地内にある借家に住んでいました。
天井は無く,黒ずんだ梁がむき出しで,隣の話し声はもちろんすべて聞こえるし,夕食の献立が何なのかまで分かりました。
お風呂も,おトイレも,母屋の中には無く,いわゆる外風呂と外便所?でした。
外風呂は母の実家の人たちと共同で使わせてもらっていたので,当然実家の人たちの都合次第で入れたり入れなかったりです。
それに,外風呂の場所が敷地の端にあったのと,薪や石炭で焚くお風呂だった事もあり,お風呂を沸かすのに手間がかかるため,入る頻度は極端に少なかったと思います。
お風呂場は脱衣所と一緒になっており,お風呂場の中に棚があり,その上に大きな脱衣籠がのっていて,それに服を入れるというだけのものでした。
ですので,脱いだ服が結構湿っぽくなります。
一人で入っているとき,よく口ずさんでいました。
裸電球を消して暗くすると,湯船から天井に近い一番上のガラス越しに夜空がくっきり見ることが出来たんです。
そして,「上を向~いて歩こ~。涙が~こぼれ~ないよ~に」と。
歌ってるうちに何故かポロポロと涙が出てきて止まらなくなり,それでも何度も何度も歌って夜空を眺めていました。
おそらく割と大雑把な造りで風通しが良かったために,あまり窓が曇ることなかったのかな~と思っています。
おトイレは,借家に住んでいる者同士で使う共同のトイレが外にあり。
どういう訳か電灯はついていませんでした。
夜は,懐中電灯片手に・・・なので,夜中はとても怖い思いをします。
寝る前のトイレは,とっても長い濡れ縁があったので,できるだけ端っこまで行ってそこで・・・・。
僕だけですけど。
50年近く昔の夜の闇は,地面さえも見えないまさに漆黒の闇だったですね。
そして,その闇の上に広がる空には,満天の星空が広がっていました。
50年後のあの時もそうでした。
そして,見上げた星空は50年前に見た星空をも凌駕する,美しい星空だったのです。