欲し芋

欲し芋
「欲し芋は,干し芋」
「?」
「芋欲し~」
ダジャレ?
オッヤジ~って言われそうですけど。
オヤジだから仕方ないのです。

頂きました。
ショコラママに。

ma-penguin_22

実は,ず~っと,ず~っと昔。
大好きでした。
今は?じゃ嫌いかというと,そうではなく大好きです。
ただ,何故か食べなくなってました。
何故か判りませんけど・・・でも多分これから書く事が,原因だったのかもしれません。


ストーブの上で焼いて食べる。
焼かなくても食べる。
口の中に入れるとなかなか呑み込めない。
粘り気があり,口の中がイモでねとねとになる。
欲張って一杯口の中に頬張るので,そういう事になります。
噛みながら,鼻で息をし。
鼻から抜ける時の芋のかおりがたまらない。
ネットリした歯触りと,まろやかな甘みがたまらない。
そして,顎がと~っても疲れるんです。
口いっぱいの芋をモグモグするのですから。
全てのみ込んだつもりでも,歯の外側に貼りついたりして残る芋。
舌先で貼りついた芋を「・・・・」口元に妙な力が入る瞬間。
でも,美味しい。
そんな,不思議な楽しみ方をしていました。


しかし,トラブルが。
子供の歯は虫歯が一杯。
(僕だけかもしれませんけど)
奥歯に詰めた詰め物がとれるんです。
食べてると。
そして,その空いた穴に,しっかり干し芋が充填されてしまう。
痛いんです。
でも食べたい。
食い意地が張ってる,ガキンチョ。


医者は大嫌いでした。
今もですけど。
診察台で,おもむろにズボンとパンツを勝手に下げ。
アルコールの着いた脱脂綿が冷たくお尻を撫で。
情け容赦なく尻の一部をつまんだかと思う間もなく。
「ブツリ・・・・・」
その一連の流れは,おそらく見ていてほれぼれするぐらいの,素晴らしいものであったでしょう。
しかし,しかしなんです。
ちくりとした後の,なんとも不思議な異物感が鈍痛と共に尻に広がり。
「アッ,アッ,アッ,ヤメデケロ」ってなります。
逃げました,走って竹駒神社まで。
「イヤ~。タマゲダ,コダッチャネ~」
余計なお世話だよね。痛いのは嫌だもの。
痛いのが良いのは変態じゃんか。


そして,歯医者はもっと嫌いです。
恐ろしいドリルを持ったオジチャンがニヤニヤしながら。
「ハ~イ。イダクネ~ド」
(「嘘つけ」)
「ギュイ~ン,ガリガリ。ギュイ~ン,ガリガリ。チュ~ン」
口の中に広がる破片と,鼻孔に広がるカルシウムの匂い。
頭蓋骨の内部で反響する異様な音と共に始まる拷問ともいえる治療。
突然それは振動からくる鈍い痛みから,鋭い直線的な痛みに変わります。
体が硬直する瞬間。
そして,なが~い瞬間。

駄目押しは,型をとった歯が合わず,2時間たっても3時間たっても治療が終わらず。
「チッ」と舌打ちしながら治療を続ける歯医者さん。
左下の奥歯に被せものをする治療でした。
それの被せものを被せた時,上の奥歯とかみ合わなかったのです。
それも何度やっても。
心配した親から歯医者に電話。
業を煮やしたのか,木槌で下の歯を叩きだすデンタルオフィサー?
「カ~ン,ガンガンガン。カ~ン,ガンガンガン」
顎が外れそうでした。

とうとう,何の問題も無い歯を削りだし,4時間後の21時と22時の間に終了。


時間が過ぎ,何の言われもなく削られた健康な歯は,弱ってきてました。
そうなんです。
その削った歯にトラブルが発生。
でも,もう歯医者には行きませんでした。
もう絶対に歯医者等に行くものかと決めてましたから。

そして,白河長期出張のとき。
どうにも我慢できない状況が発生。
歯医者に生きたくても行けない=正露丸。
飲むんじゃありません。
詰めるんです。
お客様立会いや,打ち合わせの時。
「誰か,お腹壊してるの?」
「どうしたんですか」
「正露丸の匂いがするからね」
「いや~。スミマセン。僕です。歯が痛くて歯に詰めてます」
「ハハハハ」
このお客様は,大学の先輩だったのですけど。
でも笑い事ではなくシンドかったですね。

白河から戻ってきて,同僚にいい歯医者がないか聞いてみました。
「おおお!ある。アル。***歯科。看護婦(当時まだ看護婦と言ってました)が工藤静香に似てるるんだよ」
「いや~。そう言う事聞いてるんじゃなないいだけどな」
ところが,集まっていた同僚たちは,その工藤静香似の看護婦の話で,盛り上がっちゃってました。
僕は兎に角歯が痛いので,***歯科に電話しました。
「とっても痛いので,できればすぐに見て頂きたいのですが」
「診察券持ってますか?」
「持ってません」
「エ~とですね。すぐには無理ですネ」

患者が多くて予約が取れないのか?ま,あんまり色よい返事がもらえなかったので。
ガマンの日々が・・・まだ続くのであります。

そして,とっても悪くなった歯は,ボロボロになり,時折出血するようになってました。

そして,tomoさんと生活する様になって,彼女がかかりつけにしている歯医者を紹介してもらいました。
「騙されたと思って行って見な」
「みんなそう言うんだよね。だいたい騙されるし。俺は騙されたくないんだよ」
しかし,シブシブ行きました。
そして,これがアタリだったのです。

数十年ぶりに虫歯のない生活が蘇りました。
「ヌッ,ハッ,ハッ,ハッ,ハッ,ハッ」
そして今も,できるだけメンテナンスを受け。
毎日歯と歯を「カタ,カタ」骸骨の様に言わせながら生活しています。

そこで頂いたのが,干し芋。
いや~。思わず口に入るくらい入れてしまいました。
「モゴモゴ。〇▽×◆□◎✖・・・・・・・✖◎□◆×▽〇」
「何言ってるか判らないわよ。飲み込んでから話しなさいよ」


「ゴクリ。フ~。まだ口の中に残ってるよ。顎疲れた~」
そして,まだ歯の外側に芋が張り付いた状態のまま。
モゴモゴの後に話したかった事を,芋と飛ばさんばかりの勢いで話しました。

それが今話した。
『干し芋からトラブル続きの歯医者』
のお話です。


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火星から来たBeth : Beth came from Mars.
2009年10月28日に火星から来ました。
Bethと言います。

Bethは,
宮城県動物愛護センターの譲渡会に参加して
(2009年10月28日)
譲り受けてきた犬です。
月齢3か月ぐらいと,スタッフの方が説明してくれました。
出生のすべてが謎に包まれた犬なのです。

Bethが我が家に来たのを機会にブログを開設しようと思い。
タイトルをどうしようか悩んでいる時・・・

札幌在住の友人が
「出生がわからないんだったら火星から来たことにすれば!」
で決まったタイトルなのです。

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We'll never leave here, never
Let's stay in here forever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
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Listening to the music the machines make
I felt the floor change into an ocean
We'll never leave here never
Let's stay in here for ever
And when the streets are quiet
We'll walk out in the silence
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